
vol-1
「教育」事業は、出産・育児を経験する女性にとって熱い思いを持ちやすい
※この記事内の情報は2015年公開当時のものです。今回取材したのは・・・
【企業と学校現場をつなぐ「教育CSR」のコンサルティング】企業の特性を活かした教育支援活動実現のためのトータルなサポート
女性社員の方にお話を伺いました

株式会社キャリアリンク
プロダクトマネージャー/教育コーディネーター
外山志穂さん
教育学部で学んだ知識と女性ならではの視点を活かして、教育コーディネーターとして活躍中。
母として、働く女性として…親和性の高い“教育”をテーマにすることで、女性の感性を活かす
“教育”というキーワードをもとに事業展開するキャリアリンク。
現在は“教育CSR”という分野で、教育貢献活動の一環として企業の特性を活かした授業プログラムを作成し、学校へ導入している。つまり、社会と教育現場をつなぐ架け橋だ。
当初は『女性の視点を活かしたマーケティング』をコンセプトに誕生した同社。「働く女性としての視点と母としての視点を活かせる領域はないだろうか。」そう模索した結果、代表取締役と専務が自身の育児を通して知らず知らずのうちに向き合っていた“教育”というカテゴリーにたどり着いた。 現在では大手企業を中心に支持を得ており、“未来の子供たちのために”という熱い思いを持つ女性たちが活躍している。
「出産・育児を経験する女性にとって、教育はとても身近なもの。だから親和性が高く、活躍しやすい仕事なのかもしれません。企業と学校の間に立って、お互いに納得のいくWIN-WINを実現するためのサポートをする。だからこそ、かかわった企業や先生方、子ども、保護者まで、みなさんに喜んでいただけるんです。そして、私たちコーディネーター自身も、さまざまな視点から学ぶことが多く、こんな楽しい仕事、他にはないのではないかと思っています。」
そう語る外山さんも、教育CSRに取り組んでいる教育コーディネーターのひとり。様々な立場の女性の視点がダイレクトに活かせるからこそ、同社には強い意志を持った女性たちが自然と集まっているのだろう。

一人ひとりに合わせた働き方を取り入れる女性の人生と向き合った環境
産休・育休制度こそ主流になってきてはいるが、復帰後の働き方まで考慮している一般企業は未だに少ない。一方同社では、育児との両立を追及した女性に優しい働き方を取り入れている。
「子どもが小さくて毎日出勤することが難しい女性マネージャーが、在宅勤務や時短勤務を組みあわせて働いていたという実績もあります。お子さんが学校へ入学してからも、授業参観や家庭訪問など学校行事のための有休も、当たり前にとりやすい環境になっています。」
日々の暮らしの中で磨かれる母としての感性も、仕事に活かすことができるはず。だからこそ、育児と向き合う女性への対応は柔軟だ。
「20代の若手スタッフから、育児をしながら制作部門を取り仕切るリーダー、二児のママでありながら、教育と向き合い続けるマネージャーなど、ここには活き活きと働く女性がたくさんいます。私もこんな風になりたい!そう思えることが、今の私の一番のモチベーション。身近に理想とする女性がいることが、長く働くためには欠かせない条件なのだと、当社に入ってから強く実感しました。」
女性視点が活かせる仕事。ライフイベントに合わせて柔軟な対応をしてくれる職場環境。そして、活き活きと働く多くの女性たち。こうした“成功サイクル”こそが、女性と仕事を結ぶ大切な要素なのかもしれない。

『女の転職アカデミア』とは
『女の転職type』がお届けする、
転職活動を一歩前に進めるためのお役立ちコーナーです。
転職を成功させて理想の未来を手に入れるには、自己分析から企業研究、書類作成に面接対策まで、やることがたくさん! その途中で、悩み立ち止まってしまうこともあるでしょう。そんな時、ここに来たらヒントが得られて道が開ける。皆さんにとって、そんな場所でありたいと願って運営しています。