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女性だけでなく社員みんなの声から新制度が作られる組織の柔軟性
※この記事内の情報は2015年公開当時のものです。今回取材したのは・・・
進学塾を展開する上場企業が親会社。月間で4300万のPVと利用者数100万人を誇る、日本最大級の教育・受験ポータルサイト『インターエデュ・ドットコム』の運営会社。
女性社員の方にお話を伺いました

株式会社インターエデュ・ドットコム
営業部 スクールメディアセールス
加藤百合子さん
個別スクールのスクールマネジャーを経験した後、そこで得た経験や問題意識を原動力に広告プランナーとして活躍中。
10年前の人事制度を一新!親和性の高い“教育”をテーマにすることで、女性の感性を活かす
上場企業のグループ会社として、2000年に設立された同社。
運営している教育・受験ポータルサイト『インターネットエデュ・ドットコム』は、月間4300PVを誇り、月間100万人以上に利用される日本最大級の教育ポータルサイトへと成長した。
業界でも知名度抜群で、学校関係者や受験生とその保護者に絶大な支持を得ている。
“サイト運営会社”と聞くと非常に新しい会社・風土をイメージするのだが実はつい最近まで10年前(設立当初)の人事制度のままだったそうだ。
「もともと、女性だから男性だからと性別で仕事内容や給与が変わるということはなかったのですが年俸制で、年功序列の給与体系という昔ながらの制度だったんです。年俸制で安心感が得られるのもいいけど、頑張った分がしっかり評価される方がいい!という社員たちの声から新制度が導入されたんです」と広告プランナーの加藤さん。
2011年4月から新人事制度をスタートさせたことで、部署に関係なく頑張りがしっかり給与やポジションに反映されやすくなったという。
こうした環境を望んだ女性社員が多いという点でも同社で働く女性のモチベーションの高さが伺える。

副社長も「女性社員の比率を半分にまで高めたい」と豪語するほど、女性社員の価値を高く評価
現在同社で働く女性社員は全社員の4割ほどだ。ただ、その女性社員の活躍が目覚しく、副社長自ら、「女性社員をもっと増やしたい。早い段階で男性社員と半々程度。いや、上回ってもいいかもしれない」と仰るほどだそう。
実際に活躍している女性社員の1人でもある加藤さんも働きやすさをこう語る。
「私たちが運営しているサイトはユーザーの9割が主婦層です。多くの女性が見ているサイトなので必然的に女性視点を活かせる場面が多くなるんです。例えば、“女性ならこんな色使いがいい”とか、“この機能は女性には分かりにくいから変えよう”など。それに社員20人全員がモチベーションが高いので、毎日が楽しいですね。」
女性社員が自分の力を発揮しやすい事業内容。そしてそんな女性社員にエールを贈る会社風土。この2つが上手くシナジーし合っていることが、インターエデュケーショナルで働く女性社員のエネルギーになっているのだろう。

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