

第104回
歓送迎会について
職場の歓送迎会について聞いてみました。
2025.04.08
アンケート実施期間/2025年3月7日~3月23日 有効回答数/554名
調査方法/女の転職type会員によるWeb調査
今回の調査でわかったこと
●約5割が職場の歓送迎会に参加したくない
●許容できる自己負担金額は3000円未満が約6割、上司に払って欲しい金額は8000円以上が約5割
●もらって嬉しい送別の品は「ギフト券」が1位
今回は職場の歓送迎会について調査しました。参加意向を尋ねたところ、「ぜひ参加したい」「できれば参加したい」と回答した人は合わせて約4割だったのに対し、「あまり参加したくない」「絶対参加したくない」と回答した人は約5割となり、「参加したくない」派が上回る結果となりました。
参加したい理由で最も多かったのは「親睦を深めたい」で、約8割の人が回答しました。次いで「美味しい料理やお酒を楽しみたい」「楽しい雰囲気やイベントが好き」が上位に入りました。一方、参加したくない理由の1位は「飲み会が苦手」でした。お酒や飲み会の場を楽しめるかどうかが、歓送迎会への参加意欲に影響を与えると考えられます。
歓送迎会で負担してもよい許容金額は「1000〜3000円未満」が最も多く、約4割の人が回答しました。また、全体の9割以上の人が5000円未満の金額を希望しています。一方で、上司に期待する負担金額として最も多くの人が挙げたのが「8000〜1万円未満」で、1万円以上も含めると約半数を占めることから、上司には多めに負担してほしいと考える人が多いことがわかりました。
自分自身の歓送迎会については、「ぜひやってほしい」「できればやってほしい」と回答した人は合わせて約2割、「あまりやってほしくない」「絶対やってほしくない」と回答した人は合わせて約5割と、「やってほしくない」派が大きく上回る結果となりました。
送別の際にもらって嬉しいものとして、最も多かったのは「ギフト券」で、次いで「花」「食べ物・飲み物」「日用雑貨」でした。記念品のような形に残るものよりも、合理的なギフト券や、消耗品や普段使いができるものの人気が高いことがわかります。
Q.1職場の歓送迎会、参加したい?

女の転職type会員に職場の歓送迎会への参加意向を尋ねたところ、最も多かった回答は「あまり参加したくない」で、42.6%を占めました。
「ぜひ参加したい」(9.9%)、「できれば参加したい」(28.3%)を合わせた「参加したい」派は38.2%であったのに対し、「あまり参加したくない」(42.6%)、「絶対参加したくない」(9.0%)を合わせた「参加したくない」派は51.6%となり、「参加したくない」派が上回りました。
Q.2参加したいと思う理由は?

※複数回答あり
職場の歓送迎会に参加したい理由で最も多かったのは、「親睦を深めたい」で77.8%でした。次いで「美味しい料理やお酒を楽しみたい」(47.2%)、「楽しい雰囲気やイベントが好き」(45.3%)と続き、参加したい人は、場そのものを楽しいと感じている人が多いようです。
また、歓送迎会は送別や歓迎の気持ちを表すためのものであることから、「礼儀として参加したい」と答えた人も42.5%いました。
Q.3参加したくないと思う理由は?

※複数回答あり
職場の歓送迎会に参加したくない理由で最も多かったのは「飲み会が苦手」で49.7%、次いで「面倒だから」「お金がかかるから」がそれぞれ47.9%という結果になりました。
Q.2で「美味しい料理やお酒を楽しみたい」「楽しい雰囲気やイベントが好き」が上位だったことと比較すると、お酒や飲み会の場を楽しめるかどうかが、歓送迎会への参加意欲に影響を与えているのではと推察されます。
その他のコメントには、「強制的な会であるため、うわべだけの付き合い感が出ていて不快だから」「直近の職場では行きたくないと感じたが、他の職場では喜んで行っていた」などがあり、職場との関係性によって参加意欲が異なる様子もうかがえます。
Q.4職場の歓送迎会、あなた個人が負担してもいい金額はどのくらい?

歓送迎会で負担する許容金額について尋ねたところ、最も多かった回答は「1000〜3000円未満」で、42.8%でした。また全体の96.3%の人が5000円未満の選択肢を選んでおり、5000円以上は厳しいと捉えている状況が伺えます。また、「0〜1000円未満」という少額を回答した人も19.0%おり、会社や上司の負担を期待している人が一定数いるのと考えられます。
Q.5職場の歓送迎会、上司に期待する負担金額はどのくらい?

上司に期待する負担金額について聞いたところ、最も多かったのは「8000〜1万円未満」で20.8%で、1万円以上を含めると48.9%に上ります。
また、5000円未満の選択肢を選んだ人は38.1%にとどまりました。Q.4で個人負担の許容金額は5000円未満という人が96.3%だったことをふまえると、上司には多めに負担してほしいと考える人が多いようです。
Q.6自分の歓送迎会、やってほしい?

自分自身の歓送迎会をやってほしいか尋ねたところ、最も多かった回答は「あまりやってほしくない」で39.0%でした。
「ぜひやってほしい」と「できればやってほしい」を合わせた「やってほしい」派は24.7%、「あまりやってほしくない」「絶対やってほしくない」を合わせた「やってほしくない」派は54.3%となり、「やってほしくない」派が大きく上回る結果となりました。
Q.1で歓送迎会に参加したくない人が約半数いたことをふまえると、「自分がやりたくないことを他の人に求めたくない」と考える人が多いのかもしれません。
Q.7自分が送別をされる場合、贈られて嬉しいものは何?

自分が送別をされる際に贈られて嬉しいものとして、最も多かったのは「ギフト券」で64.4%でした。自分の好みを反映できる「ギフト券」は最も合理的なのかもしれません。
次いで「花」「食べ物・飲み物」「日用雑貨」と続きました。記念品のような形に残るものよりも、消耗品や普段使いができるものの人気が高いようです。また、「何もいらない」という人も17.3%いました。
その他のコメントとしては、「現金」「なんでも気持ちがこもっていれば嬉しい」などがありました。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
調査データの引用・転載について
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