第111回

夏のボーナスどうだった?

2025年夏のボーナスについて聞いてみました。

2025.08.01

アンケート実施期間/2025年6月26日~7月7日 有効回答数/304名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査

今回の調査でわかったこと

●2025年夏のボーナスが支給された人は約6割
●支給された人の平均は39.1万円
●8割がボーナスに「不満足」
●理想のボーナスは58.3万円
●ボーナスの使い道は1位「貯金」、2位「旅行・レジャー」、3位「投資」

今回の調査では、夏のボーナスについて調査しました。

2025年夏のボーナスが支給された人は55.5%で、2024年夏の62.0%と比較して6.5%減少しました。支給額については、2025年の平均支給額は39.1万円で、2024年の34.8万円から約4万円増加しました。最も多かった金額帯は、「20~29万円」でした。

しかし、ボーナスへの満足度は低く、80.3%の人が「不満足」と回答しています。特に「かなり不満足」が61.5%と高い割合を占めました。

ボーナスの金額差の要因としては、「わからない」が34.2%で最も多く、次いで「会社の業績」が24.5%、「退職」が21.4%と続きました。また、理想のボーナス額は平均で58.3万円と、実際の支給平均額39.1万円との間に19万円ほどのギャップがあることがわかりました。

ボーナスの使い道については、「貯金」が57.1%で1位となり、次いで「旅行・レジャー」が42.0%で2位でした。特に「旅行・レジャー」は2024年からおよそ17%増加しており、「投資」や「趣味」も増加傾向にあります。一方で、「ファッション・美容」や「飲食」等の、日常的なものへの支出は減少しており、非日常的な体験にお金を使う傾向が強まっていることがわかりました。

Q.12025年夏のボーナスは支給された?

2025年夏のボーナスは支給された?
※就業中の正社員・契約社員のみ

今年の夏のボーナスが支給されたか尋ねたところ、「あり」55.5%、「なし」44.5%でした。昨年は、「あり」62.0%、「なし」38.0%だったので、ボーナスを支給された人は今年の方が6.5%減ったという結果でした。

Q.22025年夏のボーナスはいくらだった?

2025年夏のボーナスはいくらだった?
※就業中の正社員・契約社員のみ
※ボーナスの支給があった人のみ

Q.1で支給されたと回答した人にボーナスの額を聞いたところ、2025年は「20~29万円」19.7%、2024年は「10~19万円」21.2%が最も多い結果となりました。支給された人の平均額は、2024年34.8万円から2025年39.1万円と約4万円増加していることがわかりました。

Q.32025年夏のボーナスの満足度は?

2025年夏のボーナスの満足度は?
※就業中の正社員・契約社員のみ
※ボーナスの支給があった人のみ

ボーナスの満足度を聞いたところ、「かなり不満足」61.5%が最も多く、「やや不満足」18.8%とあわせると、不満足は80.3%と非常に多い結果でした。反対に、満足は「かなり満足」4.3%、「やや満足」15.4%をあわせて19.7%で、不満足の4分の1でした。

Q.42024年夏と2025年夏のボーナスの金額差の要因は?

2024年夏と2025年夏のボーナスの金額差の要因は?
※複数回答あり
※差はない人を除く

2024年と2025年の夏のボーナスに金額差があった要因を尋ねると、「わからない」34.2%が最も多い結果でした。「わからない」を除くと、「会社の業績」24.5%が最も多く、「退職」21.4%、「転職」12.2%が続きました。

Q.5理想の夏のボーナスは?

理想の夏のボーナスは?
※正社員・契約社員のみ

理想のボーナス額について聞いたところ、「50~99万円」が最も多く42.6%でした。平均は58.3万円で、実際の支給平均額である39.1万円と比較すると、約19万円のギャップがありました。

Q.62024年、2025年の夏のボーナスは何に使った(使う)?

2024年、2025年の夏のボーナスは何に使った(使う)?
※複数回答あり
※ボーナスの支給があった人のみ

2023年、2024年の夏のボーナスの使い道を尋ねたところ、どちらも1位は「貯金」、2位は「旅行・レジャー」という結果になりました。「旅行・レジャー」は、2024年の24.6%から2025年42.0%と大きく伸ばしています。「投資」や「スキルアップ」も昨年から5%以上増えていました。反対に、「ファッション・美容」や「飲食」は減っており、ファッションや飲食など日常的なものよりも、旅行や投資などの非日常的なものにお金を使う人が増加したことがわかります。
その他のコメントとしては「保険料の支払い」「奨学金の返済」「子どもの学費」「結婚・引っ越し費用」などがありました。

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

調査データの引用・転載について

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