

第112回
今年の夏休み、どう過ごす?
2025年の夏季休暇について聞いてみました。
2025.08.06
アンケート実施期間/2025年6月26日~7月7日 有効回答数/304名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査
今回の調査でわかったこと
●夏季休暇は「取得しない・できない」が3割
●過ごし方は「旅行や帰省」と「特に何もしない」で二極化
●4人に1人が「帰省したくない」
●実家に帰りたくない理由1位は「親や親戚に気を遣う」
●帰省する際、9割が手土産を買うが、予算は3000円未満が6割
今回の調査では、働く女性の夏季休暇の取得状況や過ごし方や、帰省にまつわる本音や手土産事情を調査しました。
約3割が夏季休暇を「取得しない・取得できない」と回答しており、職場によって休暇取得のハードルが高い実態が伺えました。休暇の過ごし方については、「旅行や帰省」でリフレッシュする人と、「特に何もしない」で自宅でゆっくり過ごす人がほぼ同数おり、二極化していることがわかりました。
また、実家への帰省については、4人に3人が前向きである一方で、4人に1人は「帰りたくない」と感じていることが判明しました。帰りたくない理由としては、「親や親戚に気を遣う」が最も多い回答でした。
手土産を持って帰省する人は9割近くで、その予算は半数以上が3000円未満であることから、無理のない範囲で家族への感謝や配慮を大切にする人が多いことがわかりました。
Q.1夏季休暇は何日ある?

夏季休暇の有無と取得予定日数を聞いたところ、「取得しない・取得できない」31.3%が最も多い回答でした。取得する人の回答では「4〜5日」22.9%、「2~3日」21.9%が多く、「1週間半程度」4.5%「2週間以上」1.0%は、合計しても5%程と少数派でした。
Q.2夏季休暇はどうやって取る?

※就業中の人のみ
夏季休暇の取得方法について聞いたところ、「個人が希望した日程で取る」48.8%、「会社が指定した日程で取る」42.3%と、やや個人の希望が多い結果でした。その他のコメントとしては、「部内で調整する」「取引先に合わせる」などがありました。
Q.3夏季休暇はどうやって過ごす?

※就業中の人のみ
※複数選択あり
今年の夏季休暇の過ごし方を聞いたところ、1位「旅行」28.8%、2位「特に何もしない」27.7%、3位「帰省」25.7%でした。遠出を楽しむ人と自宅でゆっくり過ごす人が、二極化している傾向が見て取れます。その他のコメントとしては、「転職活動」や「子育て」などがありました。
Q.4夏季休暇に使う予算は?

夏季休暇に使う予算を聞いたところ、「1万円~3万円未満」26.9%が最も多く、次いで「3万円〜5万円未満」23.1%、「1万円未満」22.0%でした。「7万円〜15万円未満」13.2%と、「15万円〜」4.4%の合計は17.6%で、高額な予算を検討している人は少数派でした。
Q.5長期休みには、実家に帰省したい?

長期休みに実家に帰省したいか聞いたところ、「積極的に帰省したい」31.1%、「予定があえば帰省したい」44.6%で、合わせて75.7%の人が帰省に前向きでした。反対に、「あまり帰省したくない」「帰省したくない」は合わせて24.3%で、長期休みの帰省を望まない人も4人に1人いることもわかります。
Q.6実家に帰りたくない理由は?

※実家がないと回答した人を除く
※複数回答あり
Q.5で帰省に前向きでないと回答した人に、実家に帰りたくない理由を聞いたところ、「親や親戚に気を遣う」57.4%が最も多い回答でした。「交通費が高い」45.9%、「遠方で移動が大変」36.1%といった、金銭面や体力面での負担も理由として挙げられています。
その他のコメントとしては、「実家が近いためわざわざ帰らない」「家族との関係性が良好でない」「実家が古いため」などがありました。
Q.7実家に手土産を持って帰る?

帰省する際に実家に手土産を持って帰るか聞いたところ、「いつも持って帰る」48.8%、「たまに持って帰る」38.1%で、あわせて86.9%の人が手土産を持って帰省していることがわかりました。
Q.8実家に持って帰る手土産の予算は?

Q.7で手土産を持って帰ると回答した人に手土産の予算を聞いたところ、「1000円~3000円未満」52.5%で約半数を占めました。1000円未満も5.0%おり、約6割の人が3000円未満の手土産を選んでいることがわかります。
Q.9実家に持って帰る手土産の種類は?

※実家がないと回答した人を除く
※複数回答あり
実家に持って帰る手土産の種類について聞いたところ、「日持ちのするお菓子」が53.9%で最も多く選ばれていました。次いで、「家族の好みに合わせたもの」が48.4%、「今住んでいる場所での銘菓や特産品」が36.1%と続きました。その他のコメントとしては、「旅行先のお土産」などがありました。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
調査データの引用・転載について
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。また、調査データの利用・掲載状況の把握のため、こちらのお問い合わせフォームに「調査データの引用・転載依頼」と記入の上ご連絡ください。
『女の転職アカデミア』とは
『女の転職type』がお届けする、
転職活動を一歩前に進めるためのお役立ちコーナーです。
転職を成功させて理想の未来を手に入れるには、自己分析から企業研究、書類作成に面接対策まで、やることがたくさん! その途中で、悩み立ち止まってしまうこともあるでしょう。そんな時、ここに来たらヒントが得られて道が開ける。皆さんにとって、そんな場所でありたいと願って運営しています。