第132回

教えて!職場のコミュニケーション

世代間のギャップや、ストレスについて聞いてみました。

2026.07.02

アンケート実施期間/2026年5月8日~5月14日 有効回答数/248名
調査方法/女性:女の転職type会員によるWeb調査

今回の調査でわかったこと

● 6割以上の人が「電話」にストレスを感じる
● 仕事の「!」に20代30代は「親しみや安心感」、40代50代は「不適切」を感じる
● 62.9%が勤務時間外の仕事の連絡が「気になる」
● 職場のコミュニケーションで世代間ギャップを感じるのは67.4%

今回は、職場のコミュニケーションについて調査しました。

職場での連絡手段において、約6割の人が「電話」にストレス(ハードルの高さ)を感じている一方、「チャットツール」や「メール」などのテキスト手段はハードルが低いと感じる人が多いようです。

しかし、そのテキスト表現を巡っては世代間で認識のズレが見られます。文末の「!」に対し、20代・30代は「親しみや安心感」を抱く人が多いのに対し、40代・50代では「ビジネスの場では不適切」とする回答が上回りました。逆に、文末の「。」(句点)に対しては、40代50代の半数近くが「丁寧でマナーが良い」とポジティブに捉えている反面、20代・30代の3割近くが「冷たい・怒っていそう」とネガティブな印象を抱いています。

勤務時間外の連絡については、「時間外は連絡が来ない仕組みがある」職場は1割未満にとどまり、半数以上の人が「重要なら対応する」と回答しました。しかし、約6割の人が時間外の連絡を「気になってしまう」と答えており、心理的負担になっている現状がうかがえます。

こうした背景もあり、約7割の人が職場のコミュニケーションで「世代間のギャップ」を実感しています。具体的な内容としては、「言葉遣い・敬語」「ハラスメントの基準」「連絡手段の好み」が上位を占め、表現や価値観の違いがギャップを生む要因となっているようです。

Q.1職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?

職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?

職場でのコミュニケーションについて、手段別にどの程度ストレス(ハードルの高さ)を感じるかを尋ねたところ、「電話」にストレスを感じる人の割合が最も多く、「とても感じる」25.7%「やや感じる」35.9%をあわせると61.6%がストレスを感じると回答しました。

一方で「メール」「チャットツール」は(ストレスを)「あまり感じない」「感じない」と回答した人の割合が約4割で、テキストコミュニケーションにはストレスを感じない人が多い傾向が見て取れました。

職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?

ストレスを感じるコミュニケーション手段の1位である「電話」について、年代別で見たところ、「とても感じる」と「やや感じる」を合計した回答率は、20代69.6%、30代64.7%、40代57.7%、50代52.3%となっており、年代が若いほど電話にストレスを感じる傾向があることがわかりました。

職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?

ストレスを感じるコミュニケーション手段の2位だった「対面」についても見たところ、「とても感じる」と「やや感じる」を合計した回答率は、20代56.5%、30代57.6%、40代44.9%、50代43.1%となっており、年代が若いほど対面のコミュニケーションにストレスを感じる傾向があることがわかりました。

職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?

ストレスを感じないという回答が最も多かった「チャットツール」も年代別で見たところ、「あまり感じない」と「感じない」を合計した回答率は、20代69.6%、30代45.5%、40代30.8%、50代36.4%となっており、年代が若いほどチャットツールにストレスを感じない傾向があることがわかりました。

Q.2仕事のチャットやメールで文末に「!」が使われていると、どう思う?

仕事のチャットやメールで文末に「!」が使われていると、どう思う?
※複数回答あり
※「特に何も思わない」と回答した人を除く

仕事のチャットやメールで「!」が使われている場合の印象を尋ねたところ、「親しみや安心感がある」は、20代50.0%、30代33.8%で最も多い回答となりました。年代が上がるにつれ減少し、40代は27.5%、50代では30.0%となっています。

一方で40代と50代は「ビジネスの場では不適切だと思う」という回答が、40代31.9%、50代33.3%で、最も多い回答でした。

Q.3チャットやメールで文末が「。」で終わっていると、どう思う?

チャットやメールで文末が「。」で終わっていると、どう思う?
※複数回答あり
※「特に何も思わない」と回答した人を除く

社内のチャットやメールで、文末が「。」(句点)で終わっている場合の印象を聞いたところ、「丁寧でマナーが良い」が、20代35.3%、40代47.9%、50代60.0%で最も多く、30代は「簡潔で分かりやすい」36.4%が最も多い回答でした。

一方で、「冷たい・距離感を感じる」は、20代29.4%に対して、30代21.8%、40代10.4%、50代5.0%と、年代が上がるにつれて割合が少ない結果となりました。

Q.4勤務時間外に仕事の連絡が来たらどうする?

勤務時間外に仕事の連絡が来たらどうする?

勤務時間外に来る仕事の連絡についての対応を尋ねたところ、「緊急度を判断し、重要なら対応する」55.2%が最も多い回答で、「すぐに確認して返信する」16.5%が続きました。

一方で「確認はするが、返信は翌営業日にする」7.7%、「勤務時間外は意図的に連絡を見ない」10.9%を合わせると、18.6%の人が勤務時間外の連絡には対応をしないことがわかりました。

Q.5勤務時間外の連絡について、どう感じる?

勤務時間外の連絡について、どう感じる?

勤務時間外の連絡に対する考え方を尋ねたところ、「やや気になってしまう」33.5%が最も多く、「非常に気になってしまう」29.4%と合わせると、62.9%の人が勤務時間外の連絡が気になってしまうと回答しました。

「あまり気にならない」6.5%、「全く気にならない」3.2%と回答した人は合計9.7%にとどまり、勤務時間外の連絡を気にしない人は少数派ということが明らかになりました。

Q.6職場のコミュニケーションで「世代間ギャップ」を感じることはある?

職場のコミュニケーションで「世代間ギャップ」を感じることはある?

職場のコミュニケーションにおける世代間ギャップを感じるかどうか尋ねたところ、「ややある」45.6%が最も多く、「とてもある」21.8%と合わせると67.4%の人が、職場のコミュニケーションにおいて何らかの世代間ギャップを感じていることがわかりました。

Q.7「世代間ギャップ」は、具体的に何?

「世代間ギャップ」は、具体的に何?
※複数回答あり

職場のコミュニケーション上で感じる世代間ギャップの具体的な内容については、1位「言葉遣い・敬語」39.5%、2位「ハラスメントの基準」37.9%、3位「連絡手段の好み」35.9%が上位を占めました。

コミュニケーションの手段や表現方法による価値観の違いが、世代間ギャップを生んでいる様子がうかがえます。

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

調査データの引用・転載について

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