

第15回
冬のボーナス
どうだった?
2020年冬のボーナスについて聞いてみました。
2021.01.22
アンケート実施期間/2020年12月10日~12月20日 有効回答数/789名 調査方法/女の転職type会員に対してWEB上で調査
今回の調査でわかったこと
2020年冬のボーナスは「なし」が61.9%で、44.0%が「不満足」だと感じる。 ボーナスの使い道は「貯金」といったものが増え、お金の使い方は「守り」の傾向。
今回は2020年の冬のボーナスに関するアンケートを実施しました。「ボーナスの金額」を尋ねたところ、約6割が「なし」という答えでした。
「ボーナスの満足度」を聞いてみると、「不満足」派が「満足」派に対して倍以上の差をつけて最多の意見となっています。
また「2019年冬のボーナスと比較」してみると、約5割が「変わらない」との回答である一方、増えている人が2割弱、減っている人が3割弱のため、減っている人の方が多いことが分かります。
「ボーナスの使い道」については、2020年・2019年とも「貯金」「生活費」が上位を占めましたが、2020年については「旅行・レジャー」「ファッション・美容」が大きく減少。
逆に「貯金」は7.1%増、「借金・ローン返済」2.7%増で、新型コロナで先の見えない状況という要素も加わって、いっそう堅実な使い方にシフトしていることが明確になりました。
Q.12020年冬のボーナスはいくらでしたか?

「2020年冬のボーナスの金額」を聞いたところ、「なし」が61.9%と断トツのトップ。2位は「10~19万円」(8.2%)、3位は「1~9万円」(7.6%)でした。
Q.22020年冬のボーナスの満足度は?

冬のボーナスの満足度は、「不満足」派が44.0%と最多。「満足」派は16.2%のため、倍以上の差がつきました。
Q.32020年冬のボーナスは2019年の冬と比べ、どのくらい増減した?

「2020年冬と2019年冬のボーナスを比べどのくらい増減したか」を尋ねたところ、「変わらない」が53.7%で最多。ただ、増えている人が18.8%なのに対し、減っている人は27.5%だったため、減っている人の方が多いという結果になりました。
Q.42020年冬と2019年冬のボーナスの「金額差」は何が要因?

「2020年冬と2019年冬のボーナスの金額差は何が要因か?」を聞くと、最も多かったのは「会社の業績」(31.9%)。フリーコメントでは「新型コロナの影響」という回答が目立ち、新型コロナによって各企業の業績が苦戦したことが分かります。「その他」「わからない」といった回答を除くと、2位は「退職」(14.1%)、次いで「転職」(11.0%)。前職を離れたことがボーナス増減の要因となっているようです。
Q.5冬のボーナスの理想金額は?

「冬のボーナスの理想金額」を尋ねたところ「50~99万円」が最も多く31.7%。次いで「30~39万円」(19.4%)、「40~49万円」(14.3%)でした。
Q.5(理想の金額)とQ.1(現実の金額)との差

Q.1の結果によると実際に2020年冬のボーナス(額面)で「50~99万円」もらった人は5.2%だったため、理想と現実に大きなギャップがあることが明らかに。「30~39万円」「40~49万円」についても、理想はそれぞれ19.4%、14.3%でありつつ、現実は6.5%、3.3%とかなり開きのある結果となりました。
Q.62020年冬のボーナスは何に使う?/2019年冬のボーナスは何に使った?

「ボーナスの使い道」について尋ねたところ、2019年、2020年ともに、1位は「貯金」(19年25.5%、20年32.6%)、2位は「生活費に充当」(19年16.0%、20年15.6%)でした。2019年と2020年を比較して大きく減少したのは「旅行・レジャー」-7.2%(19年15.1%、20年7.9%)、「ファッション・美容」-3.2%(19年15.0%、20年11.8%)で、ここにも新型コロナの影響が現れているようです。
一方、2019年と2020年を比較して増加が見られたのは「貯金」+7.1%、「借金・ローン返済」+2.7%で、お金の使い方が「守り」になっている傾向だということが分かりました。
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