

第17回
コロナ禍の転職活動どうだった?
コロナ禍での転職活動について聞いてみました。
2021.02.08
アンケート実施期間/2020年12月10日~12月20日 有効回答数/789名 調査方法/女の転職type会員に対してWEB上で調査
今回の調査でわかったこと
コロナ前と比較し、転職活動の期間や応募社数は増加。転職の難易度が上昇 対面での面接希望者は約半数、全てオンラインでの面接完結希望者は全体の21.1%だった
コロナ禍の転職活動について、転職活動の期間や応募社数の変化などを調査しました。「転職活動期間」について尋ねると、2019年以前(コロナ前)に転職した人は「1~2ヶ月」(28.7%)が最多に対して、2020年(コロナ禍)に転職活動をした人のトップは「3~4ヶ月」(26.8%)でした。
「応募社数」についても、2019年以前(コロナ前)に転職した人の平均応募社数は11.8社なのに対し、2020年(コロナ禍)に転職した人の平均応募社数は23.6社に上がっていて、コロナ禍において転職の難易度は上がったことがわかりました。
「理想の面接方法」については、1度でも対面での面接を希望する人が約半数いて、全てオンラインでの面接を希望する人は全体の21.2%でした。
Q.1どのくらいの期間、転職活動した?

「2019年以前(コロナ前)」に転職をしたことがある人の場合、「転職活動期間」の1位は「1~2ヶ月」(28.7%)、2位は「3~4ヶ月」(25.1%)、3位は「1ヶ月未満」(20.9%)という結果に。コロナ前は転職活動を2ヶ月以内で終える人が約50%でした。
一方、「2020年(コロナ禍)」に転職をしたことがある人の場合、1位は「3~4ヶ月」(26.8%)、2位は「1ヶ月未満」(21.9%)、3位は「1~2ヶ月」(21.0%)となりました。コロナ禍では転職活動を2ヶ月以内で終える人が約40%となっています。
コロナ前(2019年以前)と比較してみると、転職活動を2ヶ月以内で終える人の割合が減少していることから、転職活動が長期化していることがわかります。
Q.2何社くらい応募した?

「2019年以前(コロナ前)」に転職をしたことがある人の場合、応募社数の1位は「1~4社」(51.7%)、2位は「5~9社」(19.1%)、3位は「10~19社」(13.6%)となり、平均応募社数は11.8社でした。
一方、また「2020年(コロナ禍)」に転職をしたことがある人の場合、応募社数の1位は「1~4社」(37.2%)、2位は「10~19社」(16.9%)、3位は「5~9社」(15.9%)、平均応募社数は23.6社でした。
コロナ前(2019年以前)と比較してみると、平均の応募社数や「30社以上」応募した人の割合も倍増していて、転職の難易度は上がっていると推察されます。
Q.3理想の面接方法は?

「理想の面接方法」については、「オンライン、対面どちらでもよい」が26.4%、「一次はオンライン、二次(最終)は対面」が25.9%、「一次も二次(最終)も対面」が23.9%となり、1度でも対面を希望する人が約半数いて、全てオンラインで完結したい人は全体の21.2%でした。
Q.4オンライン面接を希望する理由は?

「オンラインでの面接を希望する理由」を尋ねると、「新型コロナウイルスの感染リスクがない」(48.1%)、「面接へ行く交通費がかからない」(48.1%)が同率1位、僅差で2位が「面接へ行く時間がかからない」(47.8%)が2位という結果になりました。
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