

第26回
代行サービス使ってる?
代行サービスの利用状況について聞いてみました。
2021.06.14
アンケート実施期間/2021年5月14日~5月27日 有効回答数/666名 調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査
今回の調査でわかったこと
●利用したことがある代行サービスは「フードデリバリー」29.9%が1位。
●利用してみたい代行サービスは「掃除代行」が46.7%と1位。
コロナ禍において自由に外食ができない、在宅勤務になる等の環境の変化が起き、女性の生活スタイルや価値観も変わりつつあると考えられます。
そこで今回は働く女性のお助けサービス(代行)についてアンケートを実施。その結果、「フードデリバリー」29.9%、「食材宅配・ネットスーパー」25.7%と食事に関わる代行サービスを利用している女性が3割弱いることがわかりました。
また、利用していない人に今後利用してみたいサービスを聞くと「掃除代行」が46.7%と1位でした。これまで利用していない理由は、1位が「機会がない・緊急性がない」63.7%、2位が「利用金額が高い」49.1%という結果になりました。
Q.1働く女性のお助けサービス(代行)、利用したことある?

働く女性のお助けサービスとして、どんな代行サービスを利用したことがあるか聞いたところ、「利用したことはない」が56.3%と、半数以上の女性は使っていない結果になりました。使ったことがあるサービスの中では、1位が「フードデリバリー」29.9%、2位が「食材宅配・ネットスーパー」25.7%、3位が「掃除代行」5.6%でした。
Q.2サービスを利用したきっかけは?

Q.1で「利用したことがある」と回答した292名に、サービスを利用した理由(きっかけ)を聞いたところ、1位は「時間がない、忙しい」が50.0%でした。続いて2位が「生活にゆとりがほしい」32.2%、3位が「代行で空いた時間を別のことに使いたい」23.3%となり、時間を確保するために代行サービスを利用する人が多い結果となりました。
また「コロナ禍において必要になった」を選ぶ人も13.0%と一定数いることがわかりました。
Q.3どの程度の頻度で利用してる?

Q.1で回答数上位3位だった「フードデリバリー」「食材宅配・ネットスーパー」「掃除代行」について、利用頻度を尋ねました。
「フードデリバリー」では、「月2~3回」23.4%が最も多く、月1回以上利用する人の割合は64.0%と高い結果となりました。「食材宅配・ネットスーパー」は「週1回以上」36.5%が最も多く、こちらも月に1回以上利用する人の割合は、75.3%と高い状況となっています。コロナ禍で外食や買い物を控える人が増えている影響も伺えます。
対して「掃除代行」の利用頻度は、「年に1回以下」が1位で32.4%でした。ただ、月1回以上利用する人も51.3%おり、年に1回程度プロの手を借りる人と、日常的に利用する人と二極化している状況が見て取れます。
Q.4 月にいくらくらい使ってる?

Q.1で「利用したことがある」と回答した人に、月にいくらぐらいの金額を使っているか聞いたところ、平均は8,817円という結果になりました。「フードデリバリー」、「食材宅配・ネットスーパー」の利用者が多かったこともあり、利用金額は5,000円未満の人が55.8%でした。
Q.5 代行サービス使ってよかったエピソード
- 掃除代行
- 自分でやるより短時間で綺麗になり、家の中も整い、心も落ち着くので、プロに任せた方が断然いいです(40代/クリエイティブ系/フリーランス/東京)
- 年末ギリギリまで働きながらの大掃除が本当に苦痛でした。換気扇掃除などの億劫な作業をかわりにやってもらえるなら、費用の分頑張って働こう!という気になれます(30代/事務・経理・人事系/アルバイト/東京)
- 料理代行
- 産後の料理代行。夫が仕事で忙しく、自分は初めての出産で体もつらく不安もいっぱいだった中、地域の担当の方2人が交代で来て、お料理を何品も作ってくれたり、私がお昼を食べる間に赤ちゃんを抱っこしてくれてたりして、母も義母も来れなかったけど安心したし助かった(40代/サービス・販売系/フリーランス/東京)
- 作り置きは助かった。自分の味に飽きていたのでとにかく嬉しかった(40代/事務・経理・人事系/契約社員/埼玉)
- フードデリバリー
- フードデリバリーは種類も多く、仕事の帰宅の電車で選んでおけば、ちょうど帰宅時間頃にデリバリーされて、時間を有効に使える(30代/事務・経理・人事系/正社員/京都)
- コロナ禍の今は、家のごはんに飽きてきた家族も食事作りに疲れた私も、フードデリバリーでお店の味が楽しめてうれしい(40代/事務・経理・人事系/派遣/愛知)
- 食材宅配・ネットスーパー
- ネットスーパーは家からスーパーが遠い私にとっては、重いものを運ばずに済む便利なサービス。コロナ禍でこのサービスを利用するようになったが、コロナ禍でなくとも続けて利用したい(20代/事務・経理・人事系/派遣/東京)
- 出産を機にコープの利用を始めました。一番魅力的だったのが、子どもの離乳食用の冷凍野菜の種類が豊富なこと
(20代/営業系/正社員/千葉)
- ベビーシッター
- 病後児保育を頼めるところもなく、身内も遠方。自宅で見ていただけて、安心して勤務へ行けました。そのおかげで退職することもなく仕事が続けられました(50代/企画・マーケティング系/正社員/埼玉)
- 産後、誰の助けもなかったため、息子の保育所送り迎え、洗濯掃除料理など家事一般を一か月間手伝ってもらい、大変助けられた(40代/企画・マーケティング系/契約社員/和歌山)
- ファッションレンタル(コーディネート代行)
- 洋服はけっこう助かりました。シチュエーションによって合うものを選んでくれるので、飽きることなく最新ファッションが楽しめました(40代/サービス・販売系/契約社員/静岡)
- ファッションレンタルは、買う勇気のない服もトライできます(20代/エンジニア系/正社員/東京)
Q.6 利用していない理由は?

Q.1で「利用したことはない」と回答した375人に、これまで利用していない理由を聞きました。1位は「機会がない・緊急性がない」63.7%。2位は「利用金額が高い」49.1%、3位は「友人・知人で使っている人が少ない」20.8%となりました。
利用するきっかけがないことや、利用金額が高いと感じることが代行サービスを利用していない理由として大きいことがわかりました。
Q.7 今後利用してみたいサービスは?

今後利用してみたい代行サービスを聞いたところ、1位は「掃除代行」の46.7%でした。続く2位は「食材宅配・ネットスーパー」35.2%、3位「フードデリバリー」28.0%という結果に。今回の調査では「掃除代行」を利用している人が5.6%とまだまだ少ない結果でしたが、利用したいと思っている人は最も高いという結果になりました。
Q.8 月にいくらくらいなら利用してみたい?

最後に月にいくらくらいのサービスだったら利用してみたいか尋ねたところ、平均は5,549円という結果になりました。最も多かったのは「3,000円未満」の27.9%でしたが、僅差で「5,000~7,000円未満」27.3%という結果になりました。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
調査データの引用・転載について
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