

第31回
教えて!今どきのランチ事情
出社派とリモート派のランチ事情を聞きました。
2021.07.28
アンケート実施期間/2021年6月18日~7月1日 有効回答数/648名 調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査
今回の調査でわかったこと
●ランチは「お弁当・自炊が多い」が51.5%で1位
●ランチにかける平均金額はコロナ前613円、2021年(現在)500円
●リモート(在宅)派のランチの悩みは「コロナ禍で外食しづらい」が1位
今回は今どきのランチ事情について調査をしました。
2019年以前(コロナ前)と2021年(現在)のランチの方法について聞いたところ、コロナ前でも現在でも「お弁当、自炊が多い」が1位という結果になりました。一方で「外食が多い」と答えた人は、コロナ前の20.6%から現在は8.9%と半分以下になっており、コロナ禍の影響がうかがえます。
現在の平日のランチにかける平均金額は500円でした。2019年以前(コロナ前)の613円と比較すると100円ほど平均金額が減少しています。働く環境別で見ると、現在のランチの平均金額は「出社派」513円、「リモート派」451円、「休職中・離職中」450円という結果でした。
ランチの際の悩みや不安を聞いたところ、出社派の1位は「栄養バランスが偏る」36.3%で、リモート(在宅)派の1位は「コロナ禍で外食がしづらい」34.9%という結果になりました。
Q.1現在の働く環境は?

『女の転職type』会員に現在の働く環境を聞いたところ「出社することが多い」(以降、出社派)が59.6%、「リモート(在宅)勤務が多い」(以降、リモート派)が13.3%という結果でした。また「休職中・離職中」の人も27.2%いました。
Q.2コロナ前と現在、平日のランチはどうしてる?

現在と2019年以前(コロナ前)でどのように平日のランチをとっているかを聞きました。
2021年(現在)でも、2019年(コロナ前)でも「お弁当、自炊が多い」が1位、「中食(買ってきたものを食べる)が多い」が2位、「外食が多い」が3位と順位は同じ結果となりました。一方で「外食が多い」は2019年(コロナ前)の20.6%から、2021年(現在)は8.9%と半分以下に減少しており、コロナ禍の影響がうかがえます。

また、2021年(現在)の働く環境別に、ランチ状況を比較してみました。こちらもトップ3の順位は変わらないものの、「お弁当、自炊が多い」はリモート派の方が8.1%多く、「外食が多い」は出社派の方が3.8%多い結果となりました。
Q.3平日のランチにかける平均金額は?

※平均金額3,000円以上の回答は除く
ランチにかける平均金額を聞いたところ、2019年以前(コロナ前)613円に対して、2021年(現在)は500円と113円減っているという結果になりました。コロナ禍で「外食」も減り、「お弁当や自炊」の比率が多くなっていることも影響していると思われます。
2021年(現在)の働く環境別に見てみると、出社派534円、リモート派451円、休職中・離職中450円となっており、出社派の人が最も高くなっています。出社している人は、「お弁当や自炊」の比率も多いとはいえ、リモート派や休職中・離職中の人より「中食」や「社食」の比率も多いため、平均金額がアップしていると考えられます。
Q.4ランチの悩み、不満はある?

現在のランチの際に感じている悩みや不安について聞いたところ、出社派は「栄養バランスが偏る」が36.3%で1位となりました。2位は「味に飽きる」33.9%、3位は「値段が高い」28.8%という結果でした。対してリモート派の悩みや不安の1位は「コロナ禍で外食がしづらい」が34.9%で1位、2位は「コロナ禍で人とランチがしづらい」32.6%、3位が「栄養バランスが偏る」31.4%という結果でした。リモート派は、コロナ禍での自粛により外食や人とのランチができないなどが悩みの上位に入ることがわかりました。一方で栄養バランスに関しては、働く環境に関わらない共通の悩みや不安のようです。
Q.5Q.4を選んだ理由
- 栄養バランスが偏る
- コロナ禍でお弁当を持参していますが、ほとんどおにぎりなので栄養面で偏ってる(50代/サービス・販売系/宮城)
- 自炊だと同じようなメニューになりがちなので飽きるし、栄養面が心配(20代/サービス・販売系/神奈川)
- 毎日冷凍食品のおかずのため(20代/事務・経理・人事系/東京)
- 味に飽きる
- 決まったところからお弁当を配送してもらっているため(30代/事務・経理・人事系/埼玉)
- 即席ラーメンばかりになってしまう(20代/事務・経理・人事系/東京)
- 自炊なので夕飯の残りや、作り置き冷食を入れているため(30代/事務・経理・人事系/宮城)
- 価格が高い
- 土地柄ランチの平均単価が高い(30代/事務・経理・人事系/東京)
- お弁当屋さんのお弁当が450円から500円になった(50代/コンサルタント・専門職系/愛知)
- コロナの影響で、明らかに値段が上がった気がする(40代/事務・経理・人事系/埼玉)
- 用意するのが手間、面倒
- 毎晩仕込むのがめんどくさい(20代/事務・経理・人事系/神奈川)
- 夏場の暑さ対策が面倒(40代/営業系/東京)
- お弁当作りには手間と時間がかかる(50代/事務・経理・人事系/神奈川)
- コロナ禍で人とランチがしづらい
- 社内で一緒に食べるのは3人まで、時間は15分と決まっている(20代/事務・経理・人事系/埼玉)
- 新しい職場なのに、職場の人とランチができないので仲良くなれない(20代/サービス・販売系/埼玉)
- 在宅なので、人とは会えない(30代/営業系/東京)
- コロナ禍で外食がしづらい
- 会社から外食は禁止されている(30代/営業系/神奈川)
- 外食ができなくて好きなものが食べられない(30代/営業系/東京)
- 在宅勤務なので外食してリフレッシュしたいが、それが許されないのでしんどい時がある(30代/クリエイティブ系/東京)
Q.6ランチをしながら何していることが多い?

なかなか外食や人とランチがしづらい中で、平日のランチは何をしていることが多いかを聞いてみたところ、働く環境に関わらず「スマホを見る」が1位という結果になりました。出社派の人の2位は「人と会話」が23.8%で、3位は「パソコンを見る」12.2%でした。リモート派の2位は「テレビを見る」31.4%で、3位は「パソコンを見る」22.1%でした。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
調査データの引用・転載について
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