

第72回
夏のボーナスどうだった?
2023年夏のボーナスについて聞いてみました。
2023.07.27
アンケート実施期間/2023年7月6日~7月17日 有効回答数/女性432名
調査方法/女の転職type会員によるWeb調査
今回の調査でわかったこと
●支給された人の平均は30.0万円
●使い道は1位「貯金」、2位「旅行・レジャー」
●前年より「貯金」する人が増加
今回は2023年の夏のボーナスについて調査しました。
ボーナスを支給された人の平均金額は30.0万円で、2022年夏のボーナスの平均金額28.8万円と比べて微増していました。
理想の夏のボーナス金額は55.7万円で、実際に支給された人のボーナスの平均金額と約26万円のギャップがありました。
夏のボーナスの使い道について尋ねたところ、2022年も2023年も変わらず、1位は「貯金」、2位「旅行・レジャー」、3位「ファッション・美容」でした。
2022年と比較すると、ボーナスをもらった人の中で「貯金」が17.1%、「投資」が10.5%上がっており、お金を消費するだけでなく、蓄え増やすことに興味関心が高まっている様子が見て取れました。また、「ファッション・美容」についても8.4%上がっており、新型コロナウイルス感染症が5類になったことで、外出機会が増えたり、マスクを外す機会が増えたことの影響がみられる結果となりました。
Q.12023年夏のボーナスはいくらだった?

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他
『女の転職type』会員に2023年夏のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が57.8%と最多となりました。雇用形態が「正社員・契約社員」の人だけで見ると「0(なし)」は39.3%と約4割の人が支給がないという結果でした。
支給された人の平均金額は、「就業中の人すべて」は30.0万円で、「正社員・契約社員」は30.8万円でした。
Q.22023年夏のボーナスの満足度は?

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他
ボーナスの満足度について尋ねたところ、「かなり不満足」46.7%が1位で、「わからない」をのぞくと、2位は「やや不満足」15.8%となり、62.5%が不満足となっています。「かなり満足」と「やや満足」を合計すると11.1%となっており、非常に少ない結果でした。
雇用形態が「正社員・契約社員」の人だけで見てみると、「かなり不満足」「やや不満足」の不満足派は67.0%でした。「かなり満足」「やや満足」を選んだ人は15.9%とこちらも少ない結果でした。
Q.32022年夏のボーナスはいくらだった?

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他
2022年(昨年)の夏のボーナスについても尋ねたところ、「0(なし)」56.2%が最多で、支給された人の平均金額は28.8万円でした。2023年の「0(なし)」は57.8%だったため、今年の方がボーナスを支給されていない人がやや多い傾向がわかります。一方で支給された人の平均額は28.8万円から30.0万円に微増しています。
雇用形態が「正社員・契約社員」の人だけを見ると、2022年の「0(なし)」は38.9%で、2023年の「0(なし)」は39.3%と、こちらもボーナスが支給されていない人が微増する結果でした。一方でこちらも支給された人の平均金額は、2022年29.5万円から2023年30.8万円と微増していました。
Q.42022年夏と2023年夏のボーナスの「金額差」は何が要因?

※差はない人を除く
金額差があった人にその要因を尋ねると、「わからない」が32.1%と最も多い結果でした。「わからない」を除くと、1位「会社の業績」22.1%、2位「転職」19.6%、3位「退職」15.4%という順位でした。
Q.5理想の夏のボーナスは?

※「現実(2023年夏)」:就業中のアンケート回答者(離職中の人を除く)
理想の夏のボーナスについて尋ねると、「50~99万円」が41.4%と最も多い結果となりました。平均金額は55.7万円で、実際に2023年夏に支給された人の平均30.0万円と比較すると25.7万円のギャップがあります。
Q.6夏のボーナスは何に使う(使った)?

※ボーナスをもらっていない人を除く
夏のボーナスの使い道について尋ねたところ、2022年も2023年も変わらず、1位は「貯金」、2位「旅行・レジャー」、3位「ファッション・美容」という結果になりました。
2022年と比較すると、ボーナスをもらった人の中で「貯金」が17.1%、「投資」が10.5%上がっており、お金を消費するだけでなく、蓄え増やすことに興味関心が高まっている様子が見て取れます。また、「ファッション・美容」についても8.4%上がっており、「オフィスメイク変わった?」の調査でも見られたように、新型コロナウイルス感染症が5類になったことで、外出機会が増えたり、マスクを外す機会が増えたことの影響が見られる結果となりました。
その他の回答としては、「子どもの夏季講習費用」「家具購入」「カードの支払い」などがありました。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
調査データの引用・転載について
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。また、調査データの利用・掲載状況の把握のため、こちらのお問い合わせフォームに「調査データの引用・転載依頼」と記入の上ご連絡ください。
『女の転職アカデミア』とは
『女の転職type』がお届けする、
転職活動を一歩前に進めるためのお役立ちコーナーです。
転職を成功させて理想の未来を手に入れるには、自己分析から企業研究、書類作成に面接対策まで、やることがたくさん! その途中で、悩み立ち止まってしまうこともあるでしょう。そんな時、ここに来たらヒントが得られて道が開ける。皆さんにとって、そんな場所でありたいと願って運営しています。