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第9回

コロナ禍は 転職に影響した?

転職活動の進み具合がどう変わったかを聞きました。

2020.07.28

アンケート実施期間/2020年5月29日~6月14日 有効回答数/1024名 調査方法/女の転職type会員に対してWEB上で調査

今回の調査でわかったこと

コロナ禍により、 転職の進み具合が悪くなったと感じる人は約7割。 オンライン面接は好評、 時間ができたことで将来を考えるきっかけに。

コロナ禍の前から転職活動をしていた人の72.3%が「進み具合が悪くなった」と感じていることが分かりました。 その要因としては「応募したい求人が減った」(67.1%)、「応募していた企業の採用が中止・延期となった」(46.5%)、「企業からの連絡が遅くなった」(46.0%)となっていて、企業がコロナ禍の影響を非常に受けているという状況が影響しているようです。 逆に転職活動の進み具合が良くなったと感じている人は、「面接がオンラインや電話になった」(55.9%)と、オンラインでの選考を要因に思う人が多いという結果に。また「進み具合が悪くなった」でもっとも多い要因に挙げられた「応募したい求人が減った」に対して、進み具合が良くなったと感じる人の中では「応募したい求人が増えた」(32.4%)と感じる人がいることも分かりました。さらに「書類作成など応募前の準備に割ける時間が増えた」と続き、余裕ができた分、自己分析に力を入れることができたという事実が明らかになりました。

※今回の回答者属性の職種内訳は事務・経理・人事系(40.5%)、サービス・販売系(20.8%)、営業系(11.8%)、その他(エンジニア系、クリエイティブ系、企画系、専門職系、医療介護系)(26.9%)となっています。

※当初記事内の集計に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。 記事内のデータは 2020年8月18日に正しく修正・更新済みです。

Q.1新型コロナウイルスによる騒動の前後で、転職活動の進み具合はどう変わりましたか?

新型コロナウイルスによる騒動の前後で、転職活動の進み具合はどう変わりましたか?回答グラフ

緊急事態宣言より前から転職活動をしていた方に、新型コロナウイルスによる騒動の前後で、転職活動の進み具合はどのように変化したのかを聞きました。その結果、「進み具合が悪くなった」が72.3%、「特に変化はない」が22.0%、「進み具合が良くなった」が5.7%となりました。
転職活動の進み方が良くなった人より、悪くなった人の方が倍以上多いようです。

Q.2転職活動の進み具合が良くなったと感じるのはどんなところですか?(複数回答可)

転職活動の進み具合が良くなったと感じるのはどんなところですか?(複数回答可)回答グラフ

Q.1で「転職活動の進み具合が良くなった」を選んだ方に対し、進み具合が良くなったと感じた点を聞きました。「面接がオンラインや電話になった」が最も多く55.9%。オンラインや電話といった面接方法について、応募者側からは比較的歓迎する意見が多いようです。第2位が「応募したい求人が増えた」(32.4%)、第3位には「書類作成など応募前の準備に割ける時間が増えた」(20.6%)がランクインするなど、外出自粛などで時間ができて、求人をじっくり検討したり、書類作成など事前準備に力を入れたりする余裕も出てきた、という意見も目立ちました。
また、「転職への意志が強くなり自分から積極的に行動するようになった」(20代/企画・マーケティング系/正社員/奈良県)など、気持ちの面で変化があった方もいたようです。

Q.3転職活動の進み具合が悪くなったと感じるのはどんなところですか?(複数回答可)

転職活動の進み具合が悪くなったと感じるのはどんなところですか?(複数回答可)回答グラフ

Q.1で「転職活動の進み具合が悪くなった」を選んだ方に対し、進み具合が悪くなったと感じた点を聞きました。第1位は「応募したい求人が減った」で67.1%。「進み具合が良くなった」と回答した方の第2位は「応募したい求人が増えた」でしたが、それとは対照的な意見が「進み具合が悪くなった」の第1位になりました。
第2位は「応募していた企業の採用が中止・延期となった」46.5%、第3位は「企業からの連絡が遅くなった」46.0%。コロナによって企業側の採用活動も大きく変わり、その影響を受けているという事実が明らかになりました。

Q.4こういった状況下で転職活動を行っていて「良かった」ことは何ですか?

オンライン面接が良かった
あまり緊張せず、また交通費や到着時間を気にしなくてよい(20代/サービス・販売系/契約社員/熊本県)
時間の都合がつけやすく、たくさんの企業を受けられるようになった(30代/営業系/正社員/東京都)
じっくり考える時間ができた
しっかり将来について考える時間が増えた(30代/事務・経理・人事系/契約社員/神奈川県)
企業研究をする時間が増えた(40代/クリエイティブ系/正社員/兵庫県)
非常時の企業の対応を見れた
各社のコロナ対応を選考の基準にすることができる(40代/営業系/契約社員/神奈川県)
このような状況下でも企業が安定しているかどうか分かる(20代/サービス・販売系/アルバイト・パート/北海道)

オンライン面接の利点は、「移動時間がなくてすむ」「交通費がかからない」といった物質的な面に加え、「直接会うよりもリラックスできて臨める」と精神的な負担が軽減される点を挙げる人も。
外出自粛で時間ができたことによって、企業研究や自己分析といった事前準備に加え、「自分はこのままでいいのだろうか」と将来のことなど広く考えるきっかけになったという意見がありました。さらに非常時における各企業の対応が明らかになったため、企業選びの参考にしたケースもあるようです。

コロナ禍で転職活動を取り巻く環境も大きく変わり、不安な気持ちを感じる方も多いかもしれません。一方、これを機に本当にやりたい仕事や理想とするワークスタイルなど、これからの自分についてじっくり検討することができたという声も多く挙がりました。どんな状況も前向きにとらえることが、困難な時代を乗り越える必須条件なのかもしれませんね。

調査データの引用・転載について

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