

ウェディングプランナー、ブライダルコーディネーターの仕事内容ややりがい

仕事内容、業務の特徴
ウェディングプランナーとは、結婚式をコーディネートする仕事のことを言います。ブライダルコーディネーターと呼ばれることもあります。
ホテルのブライダルサロンや結婚式場、代理店(自社会場を持たずプロデュースのみを担う会社)に所属し、来店されたお客さまに要望をヒアリングし、プランやオプションの説明をし、最適な結婚式プランを提案していきます。
式や披露宴の流れについて新郎新婦と打ち合わせを行い、衣装や演出、お料理の内容や招待状、引き出物などについても一緒に考えていきます。また、司会者や照明・音響、装花、カメラマンなど、結婚式をコーディネートする外部業者への依頼も必要です。
契約後も、当日までの準備、当日のサポートまで一貫して担当する企業もあれば、「契約まで」と「契約後」で担当が分かれている企業もあります。
仕事のやりがい/厳しさ
結婚式は多くの人にとって一生に一度の大イベント。自分の知識や経験を使って、新郎新婦やそのご友人、ご家族、ご親族など多くの人に感動を与える場をプロデュースできることは大きなやりがいになります。
その分、ちょっとしたミスや手配不足が大きなクレームに発展しやすい、緊張感のある仕事でもあります。
また、大きなお金をいただく営業的な面も強い職種ですから、売り上げ目標とお客さまの満足の間で葛藤することもあるかもしれません。
一日のスケジュール例
8:00
出勤、新郎新婦の出迎え、最終確認の打ち合わせ
10:00
参列者の受付スタート、最終リハーサル、挙式開始、フラワーシャワーの準備
11:30
披露宴スタート、新郎新婦のお色直し案内、各担当の進行チェック
13:30
披露宴お開き、参列者のお見送り、カップルや親族への挨拶、後片付け
14:30
休憩
16:00
翌日のカウンセリング予約の確認・準備、翌週挙式のカップルの準備状況を各所に連絡
19:00
見積書作成など事務処理、退勤
求められるスキル&人物像
ブライダルコーディネーターは新郎新婦の幸せのために、いろいろな物事について企画・進行管理をしていく仕事です。
人の好き嫌いがなく、どんな人にも丁寧な接客ができ、人を喜ばせることが好きな人が向いています。
トラブルが起こったときも冷静な対処ができて、明るく前向きに物事を捉え、自分自身のスキルに変えていけるような人が向いています。
ブライダルコーディネーターとして働くには資格は必須ではありません。ただし、接客や営業の経験があるなど、コミュニケーション力やビジネスマナーに長けている人は歓迎されます。
働く環境の特徴
ホテルや結婚式場などのほか、レストラン、ウェディングプロデュース会社に所属するなどして勤務をしているケースが多いです。
各会場に見学に来られた方の接客をして、プランを紹介し、契約に結んで当日から事後のサポートを行うケースと、会場はもっておらず、依頼を受けて結婚式をプロデュースしていく働き方があります。どちらも新郎新婦と何度も打ち合わせを重ねて、信頼関係を作っていく点は同じです。
結婚式は土日がメインなので、土日に休みが取りづらくなってしまうのは宿命と言えます。

落ち着いたスーツスタイルの制服の場合が多い
ブライダルコーディネーターからのキャリアパス
ブライダルコーディネーターとして働くには、衣装やお料理、司会、お花、音響など、引き出物など結婚式に関わる幅広い知識を身に付けることが必要です。またコミュニケーション力やマナー、感動される結婚式にするための企画力なども磨かれます。
このようにして、スキルを磨いたブライダルコーディネーターは、その後勤務先の式場で管理職になったり、独立してフリーランスになったりという道もあります。ほかには、ウェディング業界のオフィスで勤務する人もいます。
年代別の平均年収
20代
261万円
30代
327万円
40代
395万円
契約件数など営業成績によって売上が上がると、インセンティブやボーナスなどに反映される勤務先もあります。
※年収金額は、サイト内の求人情報や公的機関のデータなど幅広く調査した情報から総合的に算出しています。
仕事まるわかりチャート
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実力に応じた報酬の度合い
デスクワークの多さ
外出の多さ
立ち仕事の多さ
アイデアや企画力が必要
速さや正確性が必要
モノやサービスを売る
多くの人と接する
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