

企業の経営をサポートするビジネスコンサルタントの仕事内容ややりがい

仕事内容、業務の特徴
ビジネスコンサルタントは、クライアント企業のビジネスをサポートするため、高い専門知識を用いて企業が抱えている課題を分析し、経営戦略などを考えます。
コンサルティング企業と言っても、「総合系コンサル」「IT系コンサル」「戦略系コンサル」など、得意とする専門領域によってさまざまな企業があります。それらの企業で働くコンサルタントを総合してビジネスコンサルタントと呼びます。
事業が軌道に乗るためには、業界の中にある組織や人材の状況、考えられる戦略や業務プロセスなどについて熟知していることが必須。
具体的には、新規事業の立ち上げがスムーズに運ぶようにサポートしたり、組織改革を行うためのアドバイスをしたりします。
そして、実際に戦術として取り組んだことの結果を見て、新たな戦術や解決策をクライアントと一緒に考えながら、ゴールを目指します。
仕事のやりがい/厳しさ
クライアントの課題に対して行った提案が功を奏してビジネスが良い方向に向かったときは、嬉しく思うでしょう。
また、業務に携わる中でさまざまな経験を積むことができたり、直接的に経営面のバックアップに関われることにやりかいを感じる人もいます。
ただし、必ずしも提案したことがうまくいくとは限らないため、責任の重さをプレッシャーに感じることもあるでしょう。若手のうちは特にハードな働き方をする場合も多く、体力面のタフさも求められます。
一日のスケジュール例
9:00
メールチェック、スケジュールの確認
10:00
情報収集、アナリストへの調査依頼
11:30
クライアントとの打ち合わせ
13:00
ランチ
15:30
情報収集、クライアントとの打ち合わせ
17:00
社内ミーティング、資料作成
19:00
クライアントとの会食、帰宅
求められるスキル&人物像
強みとする分野に属する企業のサポートを行うことが多いビジネスコンサルタントですが、経営を左右するアドバイスを行うため、専門分野の知識だけではなく、ビジネス全般における教養などが備わっている人であることが要求されます。
また、数字に強く論理的な思考が必要とされます。
必須ではないですが、スキルを示す指標として税理士、公認会計士、中小企業診断士などのほか、MBAを取得していると有利です。
働く環境の特徴
ビジネスコンサルタントは、さまざまなクライアント企業の担当者や役職者と関わることが多い職業です。
また、クライアント企業の窓口的な働きもするため、新規や既存のお客さまとコミュニケーションを取ったり、ブロジェクトを通して、多くの人との接点が生まれたりします。
経営の根幹に影響を与える責任ある仕事にスキルを見込んで採用されることから、結果が求められてハードですが、それに見合った年収をもらっている人が多いです。

きちんとしたスーツスタイル
ビジネスコンサルタントからのキャリアパス
キャリアパスとして、まず考えられるのがコンサルティング企業の中でマネージャー、パートナーと昇進していき、より責任のある仕事に携わる道です。
コンサルティング経験を生かして、事業会社に転職して経営企画や事業開発などに携わる人もいます。
コンサルティング業界内でのスライド転職も多いです。
違う職業への転職としては、ビジネスコンサルタントを通して培ったプレゼン能力やコミュニケーション能力などを活かして営業などに転職する人もいるでしょう。
ほかには、コンサルティング企業で経験を積んだのち、独立して働く人もいます。
年代別の平均年収
20代
412万円
30代
488万円
40代
593万円
実力次第で年収は上がります。特に、外資系コンサルタント企業の役職者などは高い傾向があります。
※年収金額は、サイト内の求人情報や公的機関のデータなど幅広く調査した情報から総合的に算出しています。
仕事まるわかりチャート
『女の転職type』の求人情報ページにある「仕事まるわかりチャート」の項目と連動しています。マイページで編集することによって、志向に合った求人がレコメンドされるので使ってみてください。
実力に応じた報酬の度合い
デスクワークの多さ
外出の多さ
立ち仕事の多さ
アイデアや企画力が必要
速さや正確性が必要
モノやサービスを売る
多くの人と接する
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