女性の美をサポートするエステティシャンの仕事内容、やりがいや大変さは?
仕事内容、業務の特徴
エステティシャンは修得した技術を使ってお客さまの美しさを引き出すお手伝いをします。
ダイエットのための施術やリラクゼーション、美肌や小顔のためのフェイシャルケアなど、どんなメニューを行っているかはお店によってそれぞれ。
ただ施術を行うだけではなく、お客さまの悩みを聞いて適切なメニューを提案するカウンセリングなども行います。
お客さまの体調や普段のお手入れ、生活習慣、悩みや理想などを聞いて、施術プランを提案します。そして、納得が得られたら、契約書にサインをしていただき、施術を行っていきます。
そのほかの業務としては、自宅でのケアのための商品の販売やキャンペーンの案内、店内フロアの清掃、器具の洗浄やメンテナンス、タオルやガウンの洗濯、施術用や販売用の化粧品の在庫の確認、発注業務などです。
一日の来店者数は、施術内容やメニューの料金設定、季節などによって違いがあります。最近では、メンズエステも増えていますが、まだまだ女性のお客さまや女性スタッフがメインの業界と言えます。
仕事のやりがい/厳しさ
エステティシャンのやりがいは、自分が担当したお客さまが、施術の結果が出ることによって、どんどんキレイになり、前向きな気持ちになっていかれたときなどに感じられるでしょう。
技術を褒められたり、スキルアップしていくことが喜びと言う人もいます。
一方、立ち仕事で意外と体力が必要な仕事でもあるので、忙しさに疲弊する場面も少なくありません。
美を提供する仕事ですから、高い美意識を持って自身の健康管理に気を使わなければならない大変さもあります。
一日のスケジュール例
8:50
出勤、朝礼、予約確認、施術の準備、清掃
10:00
開店、予約のお客さまの案内、カウンセリング、施術、後片付け
13:00
休憩
14:00
予約のお客さまの案内、施術、後片付け
17:00
翌日の予約状況の確認、販売アイテムの在庫確認、発注
18:00
清掃、遅番に引き継ぎ、退勤
求められるスキル&人物像
エステティシャンになるために必須の資格はありません。そのため、未経験者でもチャレンジしやすい職種です。接客業の経験があれば活かせるでしょう。
美容に対する強い興味を持ち、向上心を持ってお客さまの「キレイ」のために努力を続けられる人が向いています。
専門知識や技術や入社後に付けていけるので、人物面で、お客さまのデリケートな悩みに共感しながら、美容のお手伝いを通してお客さまをサポートすることに喜びを感じられる素養を持った人に向いています。
ボディトリートメントなど力を入れてお客さまの身体をもみほぐすような施術もあるので、体力面が不安な人は、転職前にお店の施術内容をよく調べておくようにしましょう。
働く環境の特徴
基本的には店内にいて、ご予約のお客さまの対応や施術を行います。
業界全体として女性が多いのが特徴です。
施術を行うときは基本的に立ち仕事になるところが多いです。
清潔感のある制服
エステティシャンからのキャリアパス
未経験から入社して、現場で経験を積んで店長やマネージャーといった管理職になる人もいます。また、多くの店舗を持つエステでは、エリア長・ブロック長として複数の店舗を統括する道もあります。
一つのお店で長く経験を積む中で、興味を持った技術があれば、転職をしてスキルアップをすることも考えられるでしょう。
技術を極めて、独立してお店を持つ人もいます。
年代別の平均年収
20代
238万円
30代
293万円
40代
398万円
年齢に伴って年収が上がるよりも、スキルや技術が年収に反映される傾向があります。歩合制を取っている企業であれば、担当客を増やすことで稼ぐことができます。
※年収金額は、サイト内の求人情報や公的機関のデータなど幅広く調査した情報から総合的に算出しています。
仕事まるわかりチャート
『女の転職type』の求人情報ページにある「仕事まるわかりチャート」の項目と連動しています。マイページで編集することによって、志向に合った求人がレコメンドされるので使ってみてください。
実力に応じた報酬の度合い
デスクワークの多さ
外出の多さ
立ち仕事の多さ
アイデアや企画力が必要
速さや正確性が必要
モノやサービスを売る
多くの人と接する
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