

テクニカルサポート、ヘルプデスクってどんな仕事? やりがいは?女性にも向いている?

仕事内容、業務の特徴
テクニカルサポート、ヘルプデスクはどちらも、IT機器や通信ネットワークといったジャンルの製品・サービスについて、利用者からの問い合わせに対して技術的なサポートをして解決に導く仕事や部門のことを指します。
一般顧客に対してなら「ユーザーサポート」、自社内であれば「社内ヘルプデスク」と呼ばれます。
テクニカルサポートが働く場所としては、社内のシステムに関する部署に所属して、社内の機器操作のトラブルに専門的に対応する場合と、社外の顧客やユーザーのサポートを専門的に行うために業務を行う場合があります。
基本的には、オフィスで電話やメールでの対応になりますが、遠隔での対応が困難な場合は、現地に出向いて直接サポートするまでを対応範囲としている企業もあります。
問い合わせ内容は、使い方に関することや、故障などのトラブルに関するものが多いです。
電話での対応では、お客さまの状況を確認しながら、お客さま自身に操作を行っていただくこともありますが、遠隔からソフトウェアを使ってお客さまのパソコンに入り、操作を行って解決に導く方法も増えてきました。
仕事のやりがい/厳しさ
テクニカルサポートは利用者から頼られる存在です。なぜなら、何か困ったことがあったときに助けを求めて問い合わせる相手だからです。
専門的な知識を使ってお客さまの困りごとを解決に導き、喜んでもらうことにやりがいを感じられるでしょう。
しかし、扱う製品やサービスに関する高い知識も求められるため、覚えることが多かったり、遠隔でお客さまに理解してもらわなければならないところに大変さを感じるかもしれません。
一日のスケジュール例
9:00
朝礼、メールチェック、商品に関する情報のチェック
10:00
営業担当との打ち合わせ、問い合わせ対応
12:00
休憩
13:00
問い合わせ対応
15:30
新しい商品の動作検証、資料作成
18:00
データ入力、退勤
求められるスキル&人物像
テクニカルサポートは、実務では専門的な知識が必要とされる仕事ですが、入社前は、経験や資格は必須ではなく、どちらかというとコミュニケーション力などが重視されます。
実際お客さまとの関わりでは、根気強く使い方を伝えたり、クレームの対応をしたりということがあるからです。
ITに苦手意識がなければ女性でも十分に活躍できる分野と言えるでしょう。
これまでに同様の業務の経験があったり、パソコンに関する資格があると転職活動においては有利です。この資格には、例えばITサポートや基本情報処理技術者試験などが挙げられます。
働く環境の特徴
電話やメールによる対応をメインにしているテクニカルサポートや、社内のトラブルに専属で対応する場合は、ほとんど社内にいて勤務することになります。
しかし勤務先によっては、お客さまのところに出向いて、設定や対応を行うこともあるでしょう。テクニカルサポートを請け負っているような企業では、さまざまな取引先に出向く可能性もあります。
電話やメールでお客さまに対応している場合は、コールセンターが閉まる時間には業務を終えられることが多いです。

オフィスカジュアルの場合が多い
テクニカルサポートからのキャリアパス
経験を積み、知識を蓄えることで、職場のサポートチームのリーダーなどの管理職になることが、最初に考えられるキャリアです。
ほかには、ITの知識を活かしてエンジニア系に転身するキャリアパスもあります。
テクニカルサポートは、シフト制の勤務になっているところもあるので、経験を活かして家庭と両立しながら働く道もありそうです。
年代別の平均年収
20代
327万円
30代
378万円
40代
416万円
IT系の職種での平均としては、低い傾向にあります。
※年収金額は、サイト内の求人情報や公的機関のデータなど幅広く調査した情報から総合的に算出しています。
仕事まるわかりチャート
『女の転職type』の求人情報ページにある「仕事まるわかりチャート」の項目と連動しています。マイページで編集することによって、志向に合った求人がレコメンドされるので使ってみてください。
実力に応じた報酬の度合い
デスクワークの多さ
外出の多さ
立ち仕事の多さ
アイデアや企画力が必要
速さや正確性が必要
モノやサービスを売る
多くの人と接する
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