
ITエンジニアのスタート的資格「基本情報技術者」
「基本情報技術者」は基本的なIT知識・技能を持つことを証明する国家資格です。
ITエンジニアの基本的知識・技能の証明になり、若いビジネスマンが未経験からエンジニアに転職するなら意欲を示すことができます。
取得難易度や転職お役立ち度を参考に、自分に必要な資格か検討してみてくださいね。
「基本情報技術者」はどんな資格? 何がアピールできるの?
「基本情報技術者」は国家資格で、ITエンジニアのキャリアのスタートとして就職活動する学生や新入社員、新人SEへの取得を推奨する企業が多いです。
20代など年齢が若いうちに、未経験からITエンジニアへの転職ならアピールになるかもしれませんが、経験者の転職では、この資格だけで有利になることは難しいでしょう。
既にエンジニアで転職に活かす目的なら、自分が築きたいキャリアパスに活かせるその他の資格を選んでいきましょう。
未経験者からすると難易度はやや高めだが、しっかり勉強すれば3カ月で取得可能
基本情報技術者試験は誰でも受験でき、年2回実施されます。試験は午前(四肢択一の多肢選択式)・午後(多肢選択式)、いずれも150分です。
出題範囲はテクノロジ (技術) 系、マネジメント (管理) 系、ストラテジ (経営戦略や法務など) 系の3分野。2019年に、出題するプログラム言語に「Python」を追加など出題の見直しを発表しています。
近年の合格率は25%から30%未満と、難易度はやや高めに見えますが、情報技術系の知識が全くなくても3カ月以上の勉強時間で取得可能と言われています。文系職種でも参考書籍や過去問などで独学可能です。
※2020年9月時点の情報です。詳しくは独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターのHPをご確認ください。
https://www.jitec.ipa.go.jp/
取得難易度

合格率は25%から30%未満と、初心者が受験するには難易度はやや高め。
転職お役立ち度

未経験からITエンジニアへ転職するなら意欲をアピールできる。
必要なコストは?
受験料5,700円。+参考書籍代など。
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