「使える資格」で抜群の認知度!「宅地建物取引士(宅建)」

宅地建物取引士(宅建)は不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。

不動産業界への転職ならぜひ取得しておきたい、歓迎される資格です。他の業界でも転職に有利になることがあります。

取得難易度や転職お役立ち度を参考に、自分に必要な資格か検討してみてくださいね。

「宅地建物取引士(宅建)」はどんな資格? どのくらい取得が難しいの?

宅地建物取引士(宅建)は不動産取引の専門家(宅建士)であることを証明する国家資格です。独占業務資格(その資格を持つ者でなければ携わることができない業務を行うことができる資格)であり、契約に対して相手方が正しい判断ができるように「重要事項の説明」「重要事項説明書への記名、押印」そして「契約後書面への記名、押印」と不動産関連会社で必須の業務を行うことができます。

不動産管理会社には一定の割合で設置義務もあるので、資格保有者は転職で歓迎されます。一般事務の仕事をしていても、宅建資格を持っていたら資格手当が支給される会社も多くあるほどです。

営業職では、宅建の資格と技能を活かして高収入を得ているケースも珍しいことではありません。

不動産管理会社以外でも、歓迎される資格

宅建は不動産管理会社以外でも、建築会社や住宅メーカーなど建設・土木の会社でも、転職で評価される資格です。他にも不動産を担保にして融資することもある「銀行」や不動産ローンを証券化した商品を扱う「証券会社」などの金融業界でも、不動産の知識は歓迎されます。

また、店舗開発では不動産の知識が必要なので、飲食や小売をはじめ、不動産を多く保有する会社では不動産の知識を活かすことができるでしょう。

難易度は高めの資格だが、受験者が多いのでスクールや参考書が充実している

合格率は15~6%程度と言われています。勉強時間は100~300時間と言われ、難易度は高いですが、参考書籍や過去問での独学も可能です。資格スクールや通信講座も多数あります。

受験資格はありませんが、試験は年に1回しかなく、申込期間も短いので注意が必要です。各都道府県に試験会場があり、受験料は7,000円です。

※2020年9月時点の情報です。詳しくは「一般財団法人 不動産適正取引推進機構 https://www.retio.or.jp/exam/」のHPをご確認ください。

取得難易度

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合格率15%前後。勉強時間は~300時間と言われ、参考書籍や過去問での独学も可能だが、出題範囲が広いので資格スクールや通信講座を利用する人も多い。

転職お役立ち度

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不動産業界では資格保有者は非常に歓迎される。他の業界でもその技能を活かせる仕事が多く、企業から評価されるので、転職で有利。

必要なコストは?

受験料は7,000円。+参考書籍代など。

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