
転職市場で歓迎され、年収アップも期待できる「一級建築士」
一級建築士は全ての建物の設計や現場監理が行え、高度な知識と実務経験の証明になる国家資格です。
受験資格のハードルは高いですが、収入アップ、待遇アップを目的にした転職には有効です。
取得難易度や転職お役立ち度を参考に、自分に必要な資格か検討してみてくださいね。
「一級建築士」はどんな資格? どのくらい取得が難しいの?
建築士は建物の設計や現場監理などを担い、安全に建築を行うための国家資格。一級と二級、木造とに分かれ、違いは設計できる建物の規模などです。
一級建築士なら設計する建物に制限がなく、戸建住宅から大型競技施設などの国を代表する大規模な建築物の設計までも行うことができます。そのため一級建築士には意匠、構造、設備の高度な知識と実務経験が必要です。
一級建築士を取得すると、意匠、構造、設備の高度な知識と実務経験とが証明できるので、設計事務所や建設会社、ハウスメーカー、不動産関連会社での転職に有利です。年収アップも期待できます。
二級建築士の資格+実務経験が必要
一級建築士の受験資格は、二級建築士の資格を取得した上で、設計事務所などで4年以上の実務経験を積むことです。
試験は年1回で筆記試験(択一式)+設計製図。合格率は筆記試験が約18%、設計製図試験が約40%程度。
参考書籍や過去問での独学が可能ですが、約1000時間の勉強が必要といわれます。ただし、設計製図の試験課題は事前に公表されるので対策しやすいでしょう。
受験料は19,700円です。
※2020年9月時点の情報です。
詳しくは「公益財団法人 建築技術教育普及センター https://www.jaeic.or.jp/index.html」のHPをご確認ください。
取得難易度

合格率は筆記試験が約18%、設計製図試験が約40%程度。二級建築士資格と実務経験が必要なので、そもそも受験資格のハードルが高い。
転職お役立ち度

一級建築士は高度な知識と実務経験の証明になるので、建設・不動産会社への転職に有利。
必要なコストは?
受験料は19,700円
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