
ネットワークエンジニア・インフラエンジニアの転職に有効な「CCNA」
CCNAはネットワークの基礎的な知識や、ルータやスイッチに関する基礎的な技術力の証明になります。
ネットワークエンジニア、インフラエンジニアでの転職なら、ぜひ取得してアピールしたい資格。
取得難易度や転職お役立ち度を参考に、自分に必要な資格か検討してみてくださいね。
「CCNA」とはどんな資格?どんな業務に活かせるの?
CCNAはベンダー資格である「シスコ技術者認定」の一種です。ネットワーク機器製造・販売の世界最大企業であるCisco Systems社が認定しているため、世界で通用する資格です。
CCNA取得は、ネットワーク技術の基礎力の証明に加え、ルータやスイッチに関する基礎技術力の証明となります。ネットワークエンジニア・インフラエンジニアで活躍したい方は取得して損はありません。
CCNAは9つの分野に細分化されている
シスコ技術者認定の技術レベルは5つに分かれ【エントリー→アソシエイト→プロフェショナル→エキスパート→アーキテクト】の順でレベルが高くなります。
CCNAは2番目のアソシエイトレベルに位置し、ネットワーク基礎、ルーティングやスイッチングといった技術の基礎知識を問われます。
CCNA内でさらに以下の9つの分野に細分化されていますが、最も受験者数が多いのがCCNA ルーティング &スイッチングです。
CCNAの9分野:クラウド、コラボレーション、サイバーセキュリティオペレーション、データセンター、インダストリアル、ルーティング &スイッチング、セキュリティ、サービスプロバイダー、ワイヤレス
有効期限は3年、上位資格を目指す人も多い
CCNAの取得方法は2つ。1科目で取得を目指す方法と、2科目に分けて取得を目指す方法です。
有効期限は3年で、資格保持のためには同一試験か上位(NNCPなど)の試験に合格して資格を更新する必要があります。
試験は、CBT(Computer Based Testing)方式で受験会場のパソコン上で解答します。出題内容は、受験者一人一人異なります。また要件を満たせばオンライン試験も可能です。
1000点満点で、合格率・合格点は非公開ですが、おおよそ800?900点以上で合格といわれています。受験資格は無く、Cisco試験配信の委託先である「ピアソンVUE」が随時受験を受け付けています。
※2020年9月時点の情報です。最新情報はピアソンVUEのHPをご確認ください。
https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/Cisco.aspx
取得難易度

CCNAの中でも受験者が多いのがCCNAルーティング &スイッチングで、業務でルータ等を扱う人なら比較的簡単。
合格率・合格点は非公開。
転職お役立ち度

ネットワークエンジニア・インフラエンジニアに必須の知識をマスター済、とプラス評価する企業が多い。また求人の応募条件になることも少なくない。
システム関連の営業職でも取得していると、転職に有利。
必要なコストは?
受験料は各試験種類で異なる。CCNA ルーティング &スイッチングの1科目試験で39,000円。公式サイトで練習問題が提供されている他、市販の参考書や問題集あり。
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