事務職の転職でアピールしやすい「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」

「マイクロソフトオフィススペシャリスト」は、企業でのパソコン業務に欠かせないマイクロソフトオフィス製品の技能を証明する資格です。

事務職への転職なら、エクセルやワードの認定科目が実務能力のアピールになるでしょう。また営業など他の職種でも事務能力をアピールすることができます。

取得難易度や転職お役立ち度を参考に、自分に必要な資格か検討してみてくださいね。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)って何? どんな仕事に活かせるの?

マイクロソフトオフィススペシャリストとは、wordやExcelなどのマイクロソフトオフィス製品の技能を証明する唯一の資格です。略して「MOS(モス)」とも呼ばれます。

パソコンが使えるといっても、Web検索やメールを書けるだけでは務まらないのが事務職の仕事。マイクロソフト社のオフィス製品、エクセルやワード、パワーポイントなどが使えることはほぼ必須の能力です。その基礎的なスキルを持っている証明になります。また、この資格を勉強することで「仕事の成果が上がった」と実感しやすいでしょう。

受講者数は400万人の人気資格!「スペシャリスト」でも十分アピールになる

累計受験者数が400万人を超えている人気資格。試験は2タイプで、誰でも受験できます。毎月1~2回の「全国一斉試験」と「随時試験」で申し込み方法が異なります。いずれも会場でのオンライン試験です。

試験科目はオフィス製品のバージョン毎(office2010、office2013、office2016)に、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookから選択します。エクセルやワードは「スペシャリスト(一般)」か「エキスパート」の2つのレベルから選べます。例えば、エクセルの「スペシャリスト(一般)」レベルなら基本的な関数の作成やグラフの作成などの基本操作を問われ、「エキスパート」レベルならピボットテーブルなどのデータ分析やマクロの作成・編集など高度な機能を理解しているかが問われます。合格率は非公開ですが、スペシャリストで約80%、エキスパートで約60%ではないかと言われています。

オフィス製品に触れている人なら、参考書籍の独学で合格可能ですが、PCスキルに不安があるという方はスクール(パソコン教室など)に通うことも必要かもしれません。

受験料は1科目10,780円で、学割だと8,580円です。

※2020年9月時点の情報です。詳しくはMOS公式サイトをご確認ください。
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

取得難易度

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「マイクロソフトオフィススペシャリスト」で約80%、その上の「エキスパート」で約60%。実務経験がなくても参考書などで独学可能。

転職お役立ち度

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事務職での転職で基礎能力のアピールをすることができる。営業など他の職種でもアピールになる。

必要なコストは?

受験料は1科目10,780円。+参考書籍代やパソコン教室費用など。

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