失敗を糧にする!面接の振り返り方法

面接で失敗したりいやな思いをしたりして、次の面接に行くのが怖いと感じていませんか。でも、ここで立ち止まらないでください。失敗した面接には、必ず次に活かすためのヒントがあります。ここでは、「なぜ、面接がうまくいかなかったのか?」と振り返って、失敗を糧にする方法をご紹介します。

面接後に振り返るべき項目

面接後の振り返り方にもポイントがあります。思い出し忘れがないように、振り返るべき項目を用意しましたので、項目に沿って振り返ってみましょう!

振り返り項目①面接前の準備は足りていたか

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面接は事前準備で大きく結果が変わります。面接を振り返って、下記のような点に引っ掛かるようなら、事前準備が足りていなかったかもしれません。次回の面接に備えて、改めてどんな準備が必要か確認しましょう。

応募書類やポートフォリオなどの忘れ物はなかったか

履歴書や職務経歴書、クリエイティブ系ならポートフォリオなどの提出物をきちんと提出できましたか。忘れ物をしたなら、次の面接では前日に用意しておきましょう。

遅刻やトラブルなく面接時間に会場にたどり着けたか

時間に余裕をもって面接に向かえましたか。遅刻までいかなくてもギリギリだったり、面接に向かうまでにトラブルがあったりしませんでしたか? 今回の移動時間を参考に次回の出発時間を検討しましょう。

応募先企業のことを聞かれて答えられたか

サービスや製品、店舗の感想などを聞かれて答えられましたか。面接官の反応が微妙だったりしたら、企業リサーチが十分ではなかったかも。面接前には事業内容や会社規模、沿革、強み、社長の名前などできるだけ調べておきましょう。

振り返り②面接内容を記録する

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面接当日には、面接内容について記録(メモ、ノート)しましょう。面接官のこと、面接での質問と自分の回答、良かった点や悪かった点、その他の気付いた点などを書きます。記憶が薄れないうちに、帰りの電車やカフェに寄って早めにできるだけ詳しく書くことがおすすめです。

面接官の氏名や役職、どんな特徴だったか

次の面接では、前回の面接官のことが話題になることもあります。氏名や役職、どんな印象の方だったか(緊張をほぐしてくれて話しやすかった、鋭い質問が多かったなど)を書いて、次の面接の直前に見返してみましょう。また、内定を頂いた複数社で検討することになったときの参考にもなります。ぜひ書き留めておきましょう。

どんな質問をされたか

面接での質問をできるだけ思い出して記録しましょう。想定していた質問、想定していなかった質問、答えにくかった質問などで分けても良いでしょう。

各質問にどのように回答したか、良かった点と悪かった点

質問に対して自分がどう回答したのかの内容、良かったと思う点、悪かったと思う点を書きましょう。そして、修正が必要なものは改めて回答を作成しなおしましょう。

実際に訪れた印象や面接官から得た情報は何か

第一志望の企業でも、実際に面接を受けると「雰囲気が合わなそう…」「オフィスがキレイじゃない…」と事前の印象と違うことはよくあります。また、面接官から残業時間や待遇についてのリアルな情報が得られることもあります。内定を複数社で比較するときにも役立ちますので記録しておきましょう。

その他気づいたこと

その他に気付いた点や気になった点も書き出しましょう。爪をチェックされたなどの身だしなみや、面接マナーで気を付けるべき点があったかを振り返っても良いですね。また、交通アクセスについてや最寄り駅周辺の印象、会社近くにランチがとれそうなお店はあるかなど自由に書き留めておきましょう。

振り返り③自己PR、転職理由、志望動機、逆質問の成果

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応募企業や職種にあった自己PRができましたか。転職理由や志望動機はすらすら答えられましたか。逆質問でもしっかりアピールしたり、聞きたいことは聞けましたか。面接では避けられないこの4つの質問を振り返りましょう。

自己PRできたこと、できなかったこと

自己PRで自分がどう回答したのか、アピールできたと感じた点や足りなかった点などを詳しく振り返ります。面接官の反応も一緒に書いておいてもよいでしょう。たとえば「回答した内容とは違うことを深堀してきた」なら、面接官が知りたいこととズレた自己PRになっているのかもしれません。「これも言いたかったのにチャンスがなかった」「自慢話になってしまったかも…」などしっかり振り返って、次の面接に向けて改善策を立てましょう。

転職理由について相手が納得していたか

転職理由を聞いた面接官の反応はどうだったでしょうか。納得していましたか。それとも「うちではそんな仕事はできないよ」「うちも残業は多いけど大丈夫?」など突っ込まれたりしませんでしたか。特に転職理由が現職へのただの悪口に聞こえると、ネガティブな反応が返ってきがちです。面接官の反応をしっかり振り返って、転職理由を練り直す材料としてください。

志望動機について相手が納得していたか

志望動機を聞いた面接官はどんな反応でしたか。「当社じゃない方が向いていますよ」「うちじゃなくて他社でも良さそう」なんて突っ込まれませんでしたか。ここで突っ込まれたことを全てカバーできるように、志望動機を作り直しましょう。

逆質問したこと、「もっと聞けばよかった」と後で気付いたこと

逆質問のとき、何を質問しましたか。またそれに対して満足できる回答を得られましたか。「もっとこう聞けばよかった」「これを聞いておけば良かった」と後悔していることがありましたか。質問の仕方を改善したり本当に聞きたいことをもう一度確認したりして、次の面接に活かしましょう。

うまくいかなかった面接を振り返って次の面接にいかそう!

失敗したと思う場面や理由は人それぞれです。うまくいかなかった面接を振り返り、失敗の理由をはっきりさせて改善するなら失敗は全て次への糧になります。面接を終えたらぜひ振り返って対策を立て、次の面接に活かしましょう!

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