平日メイクは10分未満が約半数。コロナ禍で“オフィスメイク”はどう変わった?【働く女性736名アンケート】

オフィスメイクどうしてる?

アンケート実施期間/2021年1月6日~1月20日
有効回答数/736名
調査方法/女の転職type会員に対してWEB上で調査


今回の調査でわかったこと


コロナ禍以降、平日のメイク時間は約半数が10分未満
メイク用品にかける予算も減少傾向

コロナ禍である現在も、9割近くの女性が「職場でメイクをしている人」と回答。一方で「平日のメイクにかける時間」に関しては、コロナ禍以前は「10~15分未満」(29.5%)が最も多かったのに対し、コロナ禍以降は「5~10分未満」(29.9%)が最多とメイクにかける時間が短縮されていることが分かりました。口紅やグロス、チークなど、マスクで隠れる部分のメイクを省略する女性が増えたことが大きな要因だと予測できます。

「メイク用品にかける予算」に関しても、コロナ禍前後ともに「1,000円~2,000円未満」がトップではあるものの、以降の順位に入れ替わりがあり、メイク時間の短縮に比例して予算減少の傾向が見られました。

Q.1 職場でメイクしてる?

職場でメイクしてる?

「職場でメイクをしているか」という質問に対し、88.3%が「はい」という結果に。「いいえ」は11.7%と少数派でした。

Q.2 平日のメイクにかける時間は?

平日のメイクにかける時間は?

「平日のメイクにかける時間」に関しては、新型コロナウイルス感染症が流行する以前は「10~15分未満」(29.5%)が一番多く、続く「15~20分未満」(21.9%)と合計すると、半数以上の女性がメイクに10分以上かけていたことが分かります。

しかし現在のメイク時間は「5~10分未満」(29.9%)が最多。「5分未満」(16.4%)の回答も増加し、約半数が10分未満でメイクを完了するようになったことが判明しました。

Q.3 コロナ前とコロナ禍で、メイクの仕方は変わった?

コロナ前とコロナ禍で、メイクの仕方は変わった?

リモート勤務やマスク着用の習慣化によるメイクの変化については、7割の女性が「口紅(グロス)を塗らなくなった」と回答しました。その他、「チークを塗らなくなった」(46.3%)、「ファンデーションを塗らなくなった」(24.6%)といった変化も目立ちます。

マスクで隠れてしまったり崩れてしまいやすい箇所のメイクを省略したり、「リモート勤務の画面越しでは気にならない」といった理由からの変化が見て取れました。

Q.4 メイク用品代はいくらかけてる?

メイク用品代はいくらかけてる?

基礎化粧品を含む「1カ月のメイク用品代」については、コロナ禍前後ともにトップは「1,000円~2,000円未満」でした。

しかし続く順位や割合の変動が大きく、コロナ禍においては「500~1,000円未満」「500~1,000円未満」と回答する女性の割合が増加していることが分かります。メイクにかける時間が減ったこと、メイクを省略するパーツが増えたことに比例し、メイク用品にかける予算も減少している様子です。

Q.5 職場でノーメイクの女性をどう思う?

職場でノーメイクの女性をどう思う?

そもそも、働く女性はメイクに対してどのような考えを持っているのか知るべく、「職場でノーメイクの女性をどう思うか」と質問。結果、「なんとも思わない」(48.3%)が半数近くを占める結果となりました。

しかし、賛成派・反対派のみで比較すると、反対派の「あまりよくないと思う」(34.1%)が賛成派よりも倍以上多いことが明らかに。

また、なぜそう思うのか理由も挙げてもらいました。

「なんとも思わない」を選んだ人

・個人の自由だから(20代/エンジニア/正社員/神奈川)

・アレルギー等もあると思うため(20代/クリエイティブ職/正社員/千葉)

・マスクで隠せるし、メイクは好きな人はすれば良い(20代/サービス・販売/契約社員/熊本)

「あまりよくないと思う」を選んだ人

・最低限のマナーだと思うから(20代/企画・マーケティング/正社員/東京)

・血色が悪く見える(20代/事務・経理・人事職/正社員/神奈川)

・化粧は自分のためにするのではなく、見る人に不快感を与えないようにするものだと思う(40代/エンジニア/派遣/栃木)

「いいと思う」を選んだ人

・メイクはマナーだと言われるが、男性もノーメイクだし、誰に迷惑をかけているわけでもないから(20代/その他/正社員/宮城)

・お客さまに会わない職場だから(30代/事務・経理・人事職/契約社員/福岡)

・自分らしく感じられる姿でいるのが一番すてき(20代/事務・経理・人事職/派遣/埼玉)

マスクの着用が習慣化した今、お肌のトラブルに悩まされる女性も増えています。これからは日差しも気になる季節になっていくので、無理なく、自分に合ったメイクを続けていきたいですね。

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