「やればやっただけ成果が出る」大樹生命で20年働くママが語った保険の仕事の面白さ

一人の女性として自立できるだけの収入は欲しいけれど、家事・育児・介護などさまざまな理由からキャリアアップを諦めてしまう女性は少なくないだろう。
しかし、一歩踏み出した先では自分らしく活躍できる未来が待っているかもしれない。
大樹生命保険株式会社でライフコンサルタントとして働く山田涼子さんも、30歳を前に思い切って転職し、長く活躍できる仕事を見つけた一人だ。
「お客さまとうまく話せる自信もなく、家庭との両立もあったので、自分が営業職でしっかり稼げるイメージが転職前は持てませんでした。
でも大樹生命に入社してからは、やればやるだけ結果を出せる仕事がとても楽しくて。気付けばもう20年も働いています」
自身の収入で子ども二人を進学させ、職場では部下の育成にも関わるようになった。なぜ彼女は長く活躍できる職場に出会えたのだろうか?
「自信なんてなかった」それでも保険会社への入社を決めたワケ

20代後半まで、大手メーカーの受付業務を担当していたという山田さん。転職を考え始めた2000年代は、世界的にも不況が訪れ、社会全体に不安感が広がっていた時期だ。
これからのキャリアを見据えたとき、果たして自分はこのままでいいのかと不安を感じ始めた、と話す。
「自分の将来の役に立つ仕事は何なのか、情報産業や金融商品を取り扱う職種がいいのではないかと気になっていました。転職する時は、社会に不景気の波が来ていたこともあり、安定した金融機関がいいかなと考えたのです」
そこで山田さんが選んだのが、大樹生命保険株式会社のライフコンサルタントだ。まったく違う業界から生命保険や損害保険の営業を担当する仕事へ転職することに不安はなかったのだろうか。
「もちろん営業は初めてだったので、不安な気持ちはありましたよ。もともと人見知りだし、お客さまのところに行って商品を理解してもらえるように話す、なんてことが私にできるのかと……。自信なんて、全くありませんでした」
それでも入社を決めた背景には、大樹生命に長く務めていた山田さんの母の存在が大きかったという。
「大樹生命に決めたのは、もともと母が勤めていたから。私が幼い頃、母の職場の方々が優しく接してくれていたことを覚えていたんです。実際に会社に足を運んでみると、当時のように人にやさしい職場の雰囲気が漂っていましたね。
その後も何度か会社に足を運んで、周りの方々と話すうちに、この環境でなら初めての営業でも安心して働けると感じ、入社を決めました」
営業は「手を抜いたら負けるスポーツと同じ」

入社前は、保険商品の説明が最も難しいポイントになるだろうと考えていた山田さん。しかし実際には、その前の段階で人間関係を構築することに壁を感じたと話す。
「営業は、有益な情報をしっかり伝えることがポイントなのかと思っていましたが、いざ始めてみると人間関係の構築が一番大切でしたね。関係ができあがっていないお客さまには、どんなに有益な情報を伝えたとしても、耳には入らないんですよ」
そこでまずは相手の話や日常生活に関心を向け、質問を通して徐々に信頼関係をつくる営業にシフト。今では「あの時に転職して本当によかった」と笑顔を見せるほど、充実を感じられるようになった。
「転職してよかったことは、全部です!(笑) 中でも人にはすごく恵まれていて、お客さまに知らないことを教えてもらったり、助けていただいたりしながら働いてきました。
ライフコンサルタントは、お客さまの“まだ見ぬ不安”に寄り添う仕事。私の説明を聞いてその必要性を感じてもらえることに、とても大きな喜びを感じます。
あとは、給与も魅力的です。我が家は子どもが2人いますが、学費は全て私の収入から支払いました。自分で子供たちを進学させられたという自信をつけることもできましたね」
一般的に「保険営業職」というと、業績によって収入が左右されやすく、給与が安定しないというイメージを持つ人も少なくないだろう。しかし山田さんは、この「やった分だけ給与が上がる」シンプルなシステムが原動力になると続けた。
「たしかにこの仕事は、自分の行動がはっきりと反映されます。スポーツで手を抜いたら、当たり前のように試合で負けますよね。同じように、手を抜いたらその分自分に返ってくるのがライフコンサルタントの仕事です。
やったらやった分だけ収入が増え、やらなかったらその分減る。この仕組みの中で『1円を稼ぐ大変さ』が分かりましたし、同時に成果が出たときは大きな感謝の気持ちが芽生えてくるんです」
「びっくりするほど成長する部下」を見る幸せ

入社から20年が経ち、現在はライフコンサルタントとして活躍しながら、特別育成リーダーとして部下の指導も担っている。ベテランとなった山田さんにとって、部下や新人指導を通してメンバーの成長を見られるのが何よりの喜びだ。
「人の成長を目の前で見られるのが、私が担っている仕事の最大の醍醐味であり喜びです。
入社したばかりの新人を指導して一緒に練習し、実際にお客さまのところに行って、情報収集や商品案内、その過程でご契約をいただけたりいただけなかったり。
この時間を共に過ごすことで彼女たちの成長を目の当たりにでき、気付いたらびっくりするほど成長している部下たちに幸せを感じます」
とはいえ自身の業務に部下の指導と、かなり忙しいのでは……?と思いきや「保険の営業は基本的に日中に行われますし、意外と自分のペースで働きやすい環境ですよ」とほほ笑む。

「当社は自分のペースで働けるからこそ、長く続けられている人が多いのかもしれません。休暇もしっかりとれますしね。
私も、平日はしっかり働いて、休みの日は娘と食事や旅行に出かけたり、果物狩りなど季節感のある場所に出かけたりしてリフレッシュしています。もちろん1日家で休む日もあって、心身ともにバランスを保つためにオンとオフを切り替えているんですよ」
さらに「長く働き続けるためには、ライフステージの変化に合わせた会社の制度もチェックしておきたい」と山田さん。
「大樹生命はライフステージに合った福利厚生制度が充実していて、子どもが小さいうちは育児の特別休暇、勤続10年のリフレッシュ休暇、介護休暇など、さまざまな制度があります。また退職金と企業型年金もあるので、将来の安心にもつながりますね」

20代の頃の転職がきっかけで、長く働き続けられる会社に出会えた山田さん。今後は若い世代にも同じように「長く活躍できる」バトンを渡していきたいと意気込んでいる。
「私の今後の目標は、1人でも多くの部下を増やし、彼女たちが自立して生活できる給与を得られるように育成することです。
それを実現するには、彼女たちが困った時に、一人で悩まず同僚や上司に相談できる環境が理想的。
私も周りの人に助けてもらったように、今度は私が相談に乗ってあげられる存在になりたいですね」