【KUNOICHI出演】ブレイク中のゴーゴーダンサーHARUKA、盛り上げのプロが実践する「仕事やる気出ない」モード解消法

サイバージャパンダンサーズ HARUKA

「奇跡の9連休」とも呼ばれた、2024年末から2025年始にかけてのお正月休み。

長期休暇を終えて働く日常に戻ったものの、「仕事のモチベーションが上がらない」と感じている人も多いはず。

ただ、いつまでも「やる気が出ない」なんてぐずぐず言ってもいられない……。

ということで、お話を聞いたのは「盛り上げのプロ」として国内外で活躍するゴーゴーダンサー、CYBERJAPAN DANCERS(サイバージャパンダンサーズ)のHARUKAさん

元事務職ダンサーHARUKAが『SASUKE』初チャレンジ「損得勘定で仕事してたら、挑戦の機会はやってこない」【CYBERJAPAN DANCERS】 https://woman-type.jp/wt/feature/37645/
元事務職ダンサーHARUKAが『SASUKE』初チャレンジ「損得勘定で仕事してたら、挑戦の機会はやってこない」【CYBERJAPAN DANCERS】
サイバージャパンダンサーズ HARUKA

HARUKAさん X:@cjd_haruka、Instagram:cjd_haruka

2024年はバラエティー番組への出演や、女性らしく健康的な美ボディーを披露した写真集がSNSでも話題に。2025年1月13日(月)放送のスポーツエンターテインメント番組『KUNOICHI』にも出演が決まるなど、いままさにブレイク中のダンサーだ。

人の気持ちを盛り上げることを仕事にしている彼女が、自分自身の仕事に対するモチベーションを爆アゲするために意識・実践していることとは?

「何の・誰のために仕事してる?」を考える

編集部

HARUKAさんは普段、人を盛り上げることを仕事にしていると思うのですが、ご自身の仕事に対するモチベーションが上下することはあるんですか?

HARUKAさん

CYBERJAPANDANCERSのダンサーになることは、私のかねてからの夢だったので、基本的にはいつもこの仕事ができてうれしいと思っているし、モチベーションも高いです。

自分がやりたいと思っている仕事ができているので、それがすごく幸せ。 ただ、「今日は仕事に行きたくないな」とか「なかなかモチベーションが上がらないな」って感じる日もごく稀にあります。

HARUKAさん

仕事そのものがいやというよりは、それ以外のところで自分がモヤモヤすることがあったり、悩んだりしていると、モチベーションが下がりがちです。

私は以前、事務職として働いていた時期があったんですけど、その時も仕事そのものがいやだと思ったことはありませんでした。

どちらかというと職場環境とか、人間関係とか、そういうことにストレスを感じて仕事に対する意欲が下がるタイプでしたね。

編集部

仕事そのものは好きなのに、職場にいやな上司がいるとか……ただその一点だけで「今日仕事に行きたくないな」っていう気分になることってありますよね。

HARUKAさん

はい、会社員の皆さんならきっとそういうことはよくあるのかなと思います。

以前の私自身もそうだし、友人たちの中にも、そういう人はたくさんいましたから。

編集部

でも、HARUKAさんの場合は人の気持ちを盛り上げることが仕事ですから、自分のモチベーションが下がっているままでは「いい仕事」はできなさそうですよね?

HARUKAさん

そうなんです。ゲストの皆さんを盛り上げるには、やっぱり自分の気持ちを上げていくことがすごく大切。

そうじゃないと、客観的に見ていてもすぐ分かってしまうと思うんですよ。

動き、表情、雰囲気とか、そういうもので「何か楽しくなさそうだな」って。

だから、自分のモチベーションをしっかりコントロールすることは、ゴーゴーダンサーとして「いい仕事」をするための絶対条件だと思います。

編集部

じゃあ、実際に自分のモチベーションが下がっていると感じたときは、どうしているんですか?

HARUKAさん

そういうときは、自分が何のためにこの仕事をしているのかをちゃんと考える時間をとることが多いです。

例えば、自分のファンでいてくれる人のため、ずっと応援してくれている身近な人のため、これまで自分を支えてきてくれた人のため……そういう人たちの顔を思い浮かべてみる。

HARUKAさん

私自身は「自分じゃない誰か」のための方が頑張れるタイプなので、ひたすら自分が何の・誰のためにこの仕事をするのかということをイメージするんです。

編集部

迷ったときこそ、初心に立ち返るようなイメージですね。

HARUKAさん

はい。私の仕事は海外に行くことも多くて、年間を通していろいろな土地を移動しているので、家族と会える時間も短い。

自分で選んだ道ではあるけれど、本当だったら家族と過ごせていた時間を働くことに割いているわけで、だったら何のために頑張るんだっけ? 誰にどんな影響を与えたいんだっけ? というふうに仕事をする目的を整理するんです。

HARUKAさん

そうすると、自然と「仕事に行くのいやだな」なんて思っていた気持ちが消えてしまうこともあるし、「いやだな」と思っていたことがちっぽけなことだったと気付かされることもありますね。

「ハイテンション」はあくまでおまけ

サイバージャパンダンサーズ HARUKA
編集部

自分の仕事に対するモチベーションが落ちているときに「気分を上げる」というと、いやな気持ちを紛らわすことに目を向けてしまう人も多いような気がします。

HARUKAさん

そうなんです。無理矢理にでも明るい曲を聴いたり踊ったり、気分転換につながるようなことをして「ハイテンション」になることはできるのかもしれません。

HARUKAさん

でも、一瞬それでテンションが上がっても、仕事が終わったときにはまた空っぽというか……。また次の日も「ああ、仕事行くのいやだな」っていう気持ちに逆戻りしちゃうと思うんですよ。

もちろん、明確に「仕事に行くのがいやな理由」が分かっているのであれば、その理由を解決するのが大事だと思うんですけど。

HARUKAさん

「何となく気分が乗らない」「何となくモチベーションが湧かない」みたいなときにまずやるべきは、無理矢理ハイテンションになることじゃなくて、じっくりと自分自身の働く意義や目的を考えることなんじゃないかなと思います。

私の場合はそれをやってから、好きなクラブミュージックを聴いてノリノリで仕事に行きますね。

編集部

なるほど、ハイテンションは「働く意義」を考えてから追加するおまけという感じですね。

HARUKAさん

はい。あと、もう一つおまけをつけるなら、仕事終わりの楽しみをつくることもモチベーションコントロールに効果的かなと思いますね。

この仕事が終わったらこんな楽しいことをしよう! 自分にご褒美をあげよう! という感じで、予定を決めておく。

そうすると、仕事に向かう足取りも軽くなるような気がします。

編集部

HARUKAさんの場合は、どんな楽しみを考えるんですか?

HARUKAさん

大好きな友達と会うとか、飼っているワンちゃんとちょっと遠くにお出掛けするとか、好きなものを食べに行くとか、本当にささやかなことです。

でも、自分にとって「仕事を頑張ったご褒美」になるようなことを日常の中に散りばめて、それに向かって頑張る。

HARUKAさん

あと、単純に「今度はどんな楽しいことをしようかな」って考えている時間も楽しいですよね。

だから、ふと「明日、仕事に行きたくないな」なんて感じた日の夜にでも、そういう楽しみな予定を考えてみるといいと思いますよ。

編集部

「仕事がいやだな」「やる気出ないな」みたいなことばかり考えてしまうときって、どうしてもネガティブな気持ちに引っ張られてしまうものですよね。

HARUKAさん

そう思います。ネガティブのループに入る前に、ちょっと冷静になって「自分は何のために仕事をするのか」考えてみる。

そして、頑張る意義が見いだせたら、好きなことをしたり楽しみなことを考えたりして気持ちをアゲる。

そういうステップを踏んでみると、うまく自分のモチベーションコントロールができるようになるんじゃないかと思いますね。ぜひ試してみてください!

取材・文/栗原千明(編集部)写真提供/TBS