
ホームヘルパーの職務経歴書の書き方
ホームヘルパーの経験者が職務経歴書を書く際のポイントを、職務経歴書フォーマットの形式で解説します。書き方のコツを押さえて、あなたの魅力が伝わる応募書類に仕上げましょう。ダウンロードできるWordファイルもぜひ参考にしてくださいね。
ホームヘルパーの職務経歴書書き方のコツ
・専門性が高い職種なので「どこに在籍し、どのような職場で働き、何をしていたのか」を明確に記載しましょう。
・ホームヘルパー・介護福祉士・社会福祉士・福祉住環境コーディネーターなど取得している資格はアピール材料に。取得に向けての勉強中であっても必ず記載しましょう。
・ヒューマンスキルも大事なポイント。周囲との信頼関係をどのように築いてきたか、またいかに人脈を広げてきたかなどのエピソードも盛り込みましょう。
ホームヘルパーの職務経歴書フォーマット
職務経歴書
令和●●年▲▲月■■日
◯◯ ◯◯
職務経歴概略
20XX年8月~現在 株式会社●● (在籍期間:X年Xヶ月)
事業内容:訪問介護、有料老人ホーム運営 (従業員:XXX人)
20XX年8月~20XX年1月 ●●施設 ホームヘルパー部門配属
20XX年2月~ 同社 サービス提供責任者に昇格
約4年間現場にてホームヘルパーを経験した後、サービス提供責任者として訪問介護サービスに伴う管理業務、10名のヘルパー統括をしてまいりました。
職務経歴
20XX年8月~現在 株式会社●● (在籍期間:X年Xヶ月)
ポイント【1】
・入居者の食事介助、排泄介助、入浴介助
・季節ごとのイベントや、入居者同士の親睦を深める企画・運営
・現場の業務改善マニュアル制作
・新人ヘルパーの教育担当
■20XX年2月~現在(X年Xヶ月) 同社 サービス提供責任者に昇格
・訪問介護サービス申込の受付、調整
・訪問介護計画の説明
・訪問介護員に対する業務指導(介護技術、困難事例へのアドバイス等)
・ヘルパーとのサービス提供に関する報告、連絡、管理
・外部福祉関連研修への参加
業務実績、得られた経験
■コミュニケーションスキル
6年間、福祉の現場でさまざまな人と関わってきました。入居者様に対しても、一緒に働くスタッフに対しても常に相手の立場を考え、コミュニケーションを円滑にとる大切さを学びました。
■お客様満足度アップ
ヘルパーの現場リーダーとして、日々業務改善、サービス改善に努め、お客様満足度75%を1年間で85%へとUPさせることに成功いたしました。
■業務の最適化
ポイント【3】
サービス・時間・満足度・要介護者の性格・介護内容など、全体評価についての関係図を作成し、効率よくレベルの高いサービスを提供する仕組み作りに努めました。
保有資格
20XX年 X月 |
普通自動車第一種免許 |
---|---|
20XX年 X月 |
ホームヘルパー2級取得 |
自己PR
私の強みは●●です。現職で▲▲の業務をする中で、入社時から心掛けていたことがあり、■■な成果に繋げることができました。特に◯◯の領域においては、・・・
百合子がアドバイス!職務経歴書を書く際に押さえておきたいポイント
介護・福祉の現場よりもマネジメントを目指している場合も、現場を分かっているということが周りからの信頼にも繋がります。現場での経験についてどのような業務を行ってきたかしっかり記載しましょう。
ポイント2医療や介護の現場では具体的な仕事の成果を伝えるのが難しくエピソードでアピールする人も多いため、顧客満足度やコスト削減など、数字を使って実績を伝えると他の人との差別化に繋がります。
ポイント3介護・医療・福祉の現場は慢性的な人手不足の問題が生じています。ケア対象の顧客の満足度を上げつつも、いかに無駄を減らすかがどの現場でも課題となっています。サービス品質を上げることや効率改善について取り組んだことを記載すれば将来的なマネジメントを見据えた採用につながりやすくなります。
介護・医療・福祉系の職務経歴書のポイント
介護・医療・福祉系の職務経歴書は具体的に取得している資格や配属先、担当職務など一目で分かるように、情報をきちんと整理してまとめましょう。
職務内容の記述を通して、自身の専門知識レベルも伝えるようにしましょう。
介護・医療・福祉系は資格の種類が特に多い分野なので、直接仕事に関連しない資格でも積極的にアピールすると良いでしょう。
そして、患者様(介護者様)への気遣いや看護・介護以外での仕事内容をアピールできるとベターです。
介護・医療・福祉系その他の職務経歴書フォーマット
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