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NOV/2012

フラットに自然体でいる方がアドバイスを素直に受け入れられる【今月のAnother Action Starter vol.7女優・倉科カナさん】

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倉科カナ
倉科カナ(くらしな・かな)
1987年12月23日、熊本県出身。2009年にNHK連続テレビ小説『ウェルかめ』の主演女優に抜擢。その後もドラマ『Mother』や『名前をなくした女神』などの話題作に連続出演。10月より放送のドラマ『花のズボラ飯』で、民放連続ドラマ初主演となる。

部屋着でごろごろ
ズボラな新妻役は自然体で演じられるはまり役?

夫が単身赴任中なのをいいことに、手間いらずでとびきりおいしい、お手軽料理(=ズボラ飯)を楽しむ30歳の新妻・駒沢花。でも、食後の食器の片づけや部屋の掃除は大の苦手。ソファーでごろごろしながら可愛らしい妄想を楽しみ、独り言のマシンガントークを炸裂!……そんな花を演じるのが、キュートな笑顔が印象的な倉科カナさんだ。

どちらかと言えば物静かな印象の倉科さんが、部屋でごろごろしながらひっきりなしに独り言をしゃべる花を演じる。第1話(2012年10月23日放送TBS/10月25日MBSほか)の内容は、完全に花の独り芝居だ。

「私は普段、淡々としゃべる方なんです。その調子で独り芝居をしてしまうと、みなさん眠たくなっちゃいますよね(笑)。だから、なるべく起伏をつけてみようとか工夫しているところもあります。でも、花ちゃんのように飾らない状態にいるからこそ自然に出てくるものもあるので、あんまり考え込まずに、楽しく演じています」

これまで、けなげなガンバリ屋さんや、嫉妬心に駆られた女性など、さまざまな役柄を演じてきた倉科さん。役に入る前には、出来る限りいろいろと調べたり、体験したりして準備を重ねてきた。しかし、今回に関してはあえて役作りをせずに臨んだ。

「今回のドラマは、部屋でリラックスしている主人公をのぞき見しているような感覚のドラマなので、あまり繕うと逆に誇張が生まれてしまう気がするんです。だから、できるだけフラットな気持ちで入って、アクシデントとか台本にはない空白な部分を感じながら、現場の“素”の状態を楽しんでいます」

とはいうものの、倉科さんはクランクイン前に、1日だけリハーサルの機会を作ってもらったという。その理由を聞くと、「セットがどんな感じで、どこからどんな撮影をするのかが不安だったので、事前に確かめたかったんです」と、さらっと説明。女優としてのプロ意識を垣間見た気がした。

気負わずに、フラットに。
新しい役作りの仕方に挑戦中

倉科カナ
どんな女性の心の中にもあるはずの「たまにはズボラをしたいな」という気持ちをくすぐる、倉科さんのふっきれた演技がコミカルな『花のズボラ飯』。実は倉科さん自身も、洗濯するのが面倒に感じたり、ソファーの上でごろごろしてみたりというズボラが一面もあるのだとか。ということで、花と自分自身を重ね合わせながら、心から演技を楽しんでいる。

「すごく新鮮だったのは、ほとんど部屋着で演じることですね。商店街での撮影も、部屋着でダルマを抱えてスキップしたり(笑)。ギャラリーの人たちの『なんか撮影やってるよ。え~っ? ダルマ持ってる~』とかいう声が聞こえてきて、ちょっと恥ずかしかったですけれど、気が楽で面白いですよ」

これまでは、演技に対して気負うことが多かったという倉科さん。やらなきゃ、頑張らなきゃという緊張感とともに乗り越えてきた部分も大きいというが、今回に関しては、役柄を作り込まずにフラットに入ろうとしている点が新しいチャレンジだ。実は、今回の作品は自分の演技に対する取り組み方について再考する良いきっかけになったと、倉科さんは話す。

「こうしなきゃ、あぁしなきゃ、期待に応えなきゃと考え過ぎて気負い過ぎると、演技が固くなってしまうんです。フラットでいてありのままをさらけ出す方が、アドバイスや指導に対して柔軟に答えることができる気がします」

以前は、人に良く思われたいとか、期待に応えたいという思いがつよ過ぎるあまり、「私なんて……」と自分を卑下するような気持ちになったこともあった。けれど、「私は私、できないことはできないし、できることはできる」と考えれば、かえって素直に対応できるし、気持ち的にも楽になる。

そんなふっきれた気持ちが湧き上がり、ありのままの自分を受け入れようと思えるようになってきたのは、ここ半年ぐらいのことだという。

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