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MAR/2015

人生は長期戦! 遠い先を考えたから「30代で3児の出産」を決意できた

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20代後半の女性たちがよく口にする、「30歳になっちゃう」という言葉。なぜ私たちはこんなにも30代になるのが怖いのだろう?
これからの人生について、一人であれこれ悪い想像をしてしまうから? それなら、少し先の未来を歩く先輩たちが、何に悩み、何に喜びながら30代を過ごしてきたのかを知れば少しは不安がなくなるかも。すでに30代を乗り越えた“40’sウーマン”たちが語る等身大の言葉に耳を傾けてみよう。
人生は長期戦! 遠い先を考えたから「30代で3児の出産」を決意できた
IT企業勤務
小泉朱里さん(41歳)
大学卒業後、広告代理店勤務を経て、2000年にIT企業入社。マーケティングや経営企画、リサーチ部門などを経験し、現在は人事部でコーポレート部門の採用~労務まで人事全般を担当。32歳で長女、34歳で長男、38歳で次女を出産した3児の母でもある

「私の行き着く先は孤独死……?」
30代を目前にして将来が不安に

私が現在勤めるIT企業に転職したのは26歳の時。当時はまだ社員100人規模のベンチャー企業でしたから、業界未経験の私でもマーケティングや営業企画などさまざまな仕事を経験させてもらえたし、管理職にも昇進して朝から晩までバリバリ働いていました。とにかく仕事が楽しくて、休みがなくても苦にならなかったくらいです。

でも30歳が近付くにつれて、急に不安になったんです。「このまま仕事ばかりしていたら、私が行き着く先は孤独死……?」って。いきなり思考が飛躍し過ぎかもしれませんが(笑)、いずれにしても、自分の将来を思い描いた時に「子どもを育てながら仕事をする女性は絶対にカッコイイ」という思いだけはありました。

だから結婚したい気持ちは強かったのですが、何しろ仕事が忙し過ぎて、なかなか彼氏ができない。合コンをしても、他のメンバーは19時から集まっているのに、私だけ22時過ぎに合流するといった感じでしたから、うまくいくわけがありませんよね。そんな時、知人の結婚式の二次会で、他社へ転職した元同僚である今の夫と再会。彼が私の職場の忙しさを理解してくれていたこともあり、無事にお付き合いが続き、31歳で結婚。翌年に第一子である長女を出産しました。

でもこの時は「私が今まで築いてきたキャリアはどうなるんだろう?」という不安がすごく大きかった。育休で職場を長く離れるのも嫌で、出産後5カ月で職場に戻ったほど。当時はまだ社内にワーキングマザーが少なかったので、両立のイメージが描けなかったんです。そして実際、両立は大変でした。17時までの時短勤務になったので、時間的な余裕があるかと思いきや、とんでもなかった。当時は主人の仕事が多忙だったので、育児の全てを私が担当していましたから、毎晩子どもを寝かしつけると、メイクも落とさず倒れ込むように眠ってしまうこともしょっちゅうでした。

3人の子どもを出産
1人増えるごとに子育てはラクに

人生は長期戦! 遠い先を考えたから「30代で3児の出産」を決意できた
ただ、育児に時間を取られるようになって初めて、自分がいかに非効率的な働き方をしていたかにも気付きました。深夜まで残業していたころは、午前は何となくダラダラして、本格的にエンジンが掛かるのは午後から、という感じでしたから。でも子どもを持ってからは、朝からエンジン全開。以前は物事を1時間単位で考えていましたが、今は5分や10分単位で考えて、いかに効率よく仕事をするかが勝負です。

こうして何とか働き方のペースを掴んでから2年後、34歳で第二子となる長男を出産しました。1人が2人になって子育ての大変さも2倍に……と思ったら、実はそうではなかったんです。上の子は少し大きくなって自分でできることも増えたし、何より私自身が育児に慣れたことが大きかったですね。長女の時は、軽い発疹が出ただけで「病院に連れていくべきなの?」とあたふたしていましたが、2人目になると「これは大丈夫」「これは念のために病院へ」といった判断が付くようになり、精神的にも随分ラクになりました。そして38歳の時、第三子となる次女を出産。一番上の長女はもう6歳だったので、弟や妹に着替えをさせたりしてお手伝いをしてくれましたし、子どもたちが3人で遊んでくれるので、その間に私は他の家事を片付けられる。だから3人産んだ今は断言できます。「一人産むごとに子育てはラクになる」と。

それに子どもが1人だったら、人に頼らずに育児をしようとしたかもしれませんが、2人や3人になると、どう頑張っても私一人では無理。今は主人の協力があるのはもちろん、私の母も同居して助けてくれていますし、必要ならベビーシッターを使うこともあります。“良き母”であろうとするあまり、人に頼るのが苦手な女性は多いですが、私は3人産んだことでその殻を破ることができた。主人には「産むのは私しかできない。でも、育てるのはあなたでもできる」と言い続けてきたので、いまや立派なイクメン。彼は子どもが産まれるたびに育児と両立しやすい職場に転職し、今では毎日定時に退社して、学童へ長女を迎えに行ってくれます。下の2人を毎朝保育園に送るのも主人。そして保育園に迎えに行くのは私、というふうに分担しています。これだけ対等なパートナーシップを築けたのは、やはりお互いに仕事を持つ共働きだからこそだと思います。

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