オンライン飲み会の上手な終わらせ方とは? 働く女性880人に聞いた「職場のオンライン飲み」の実情

アンケート実施期間/2021年8月30日~9月12日
有効回答数/880名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査
職場でのオンライン飲み会、80%以上が経験なし
経験者の三人に二人が「コロナ収束後はやらない」と回答
今回は職場の人とのオンライン飲み会(食事会)について調査しました。2020年以降での職場の人との実施経験を聞いたところ、「職場の人とはしていない」が80.8%と大多数を占めました。
コロナ収束後のオンライン飲み会の実施については、職場の人とオンライン飲み会経験者であっても三人に一人が「やらない」派との結果に。仕事関係者とのオンライン飲み会に関しては、浸透していない様子がうかがえました。
Q.1 職場の人と、どの程度オンライン飲み会した?

コロナ禍(2020年以降)に職場の人とどの程度オンライン飲み会(食事会)をしたか尋ねたところ、「職場の人とはしていない」(80.8%)が最多に。普及したかのように見えたオンライン飲み会ですが、職場ではいまだ浸透していない様子が明らかになりました。
職場の人とのオンライン飲み会経験者について見てみると、実施頻度は「数か月に1回程度」(5.7%)がわずかに多く、以降「1年に1回程度」「半年に1回程度」(5.1%)と続きます。
Q.2 仕事関係者とのオンライン飲み会、相手は誰?

※Q.1で「職場の人とはしていない」を選んだ人は除く
※複数回答あり
職場の人とのオンライン飲み会経験者に、相手の詳細を聞きました。結果、「同僚」(90.2%)でダントツに。やはり気兼ねなく話せる相手との実施が多いようです。
Q.3 コロナ収束後、職場の人とオンライン飲み会したい?

Q.1での回答結果別に見てみると、職場の人とのオンライン飲み会経験者の場合、コロナ収束後も「ぜひやりたい」「やってもいい」を選んだ「やりたい」派が37.9%。オンライン飲み会未経験者よりも、コロナ収束後の実施に前向きな傾向が見えました。
とはいえ、オンライン飲み会経験の有無を問わず、コロナ収束後は「やりたくない」の派が上回る結果となっています。
Q.4 オンライン飲み会で困ったことは?

※Q.1で「職場の人とはしていない」を選んだ人は除く
※複数回答あり
オンライン飲み会で困ったことの1位は「終わらせるタイミングが分からない」(54.3%)で、半数以上の人が頭を悩ませていることが分かりました。
3位にも「離席のタイミングが分からない」(30.4%)がランクインしていることからも、多くの人が終わらせ方や席の立ち方に困っている様子がうかがえます。飲食店の営業時間や電車の時間を気にする必要がないオンライン飲み会ならではの悩みと言えそうです。
そこで、オンライン飲み会経験者に「オンライン飲み会をうまく終わらせるコツ」を聞きました!
・自分が幹事の場合は、最初から時間を区切って計画をする(20代/営業系/福岡)
・タイマーを導入して、カウントダウンする(30代/事務・経理・人事系/東京)
・家族に声を掛けてもらう(30代/その他/兵庫)
・子どもの寝かしつけがあるから9時半までと伝える(40代/企画・マーケティング系/和歌山)
・言い出しにくい場合は、チャットに退出する旨を記載してそのまま抜ける(30代/営業系/広島)
・会話が盛り上がっている時に、チャットで抜けることと感謝を伝えてフェードアウトする(30代/クリエーティブ系/兵庫)
・通信状況が悪いふりをする(40代/営業系/東京)
・「パソコン、タブレットの電池が切れそう」と言う(50代/事務・経理・人事系/神奈川)
・ノートパソコンの内臓バッテリーが3時間ほどなので、オンライン飲み会は全員電源につながず始める。充電がなくなりそうになったらお開きにする(30代/営業系/東京)
・トイレに立ち、長く外し、戻ったタイミングですぐに「すみません、この辺で」と切り出す(50代/営業系/神奈川)
・途中退室OKにして、自然と抜けていくようにする (30代/営業系/埼玉)
少しずつ規制緩和の動きがみられるこの頃ですが、まだまだ感染対策が必要な日々は続きます。オンラインでの交流をうまく活用しながら、息抜きができればいいですね。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
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