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FEB/2016

「4月入社で事務に転職」で失敗する女性が多い理由って? プロが教えるベストな転職タイミング

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転職タイミング
もうすぐ新年度。転職を考えている人の中には、新入社員が入社してきたり会社の組織体制が変わったりする4月から新しい職場で働きたいと考えている人も多いのではないだろうか。だが、『type転職エージェント』でキャリアアドバイザーとして活躍する鈴木洋子さんは、「4月の転職は、転職者にとってリスクが高い一面がある」と言う。

「今の時期に転職を希望している女性の中には、仕事の区切りが良いという事情もあってか、4月転職を希望する人が多いです。ということは、それだけライバルも多いということ。さらに、企業側は中途で採用する社員にはいち早く仕事を覚えてもらい、新入社員が入社してくる前に即戦力になってほしいと考えています。ですから、『4月を待って入社』という人よりも、内定を出したらすぐに入社してくれるような人を求めているものです」(鈴木さん)

下記2つのグラフで『女の転職@type』の「応募者数の推移」と「求人掲載数」の推移を見てみると、4月入社に向けていかに求人倍率が高まっていくかをお分かりいただけるだろう。

【グラフ1】

応募数の推移
『女の転職@type』上で計測された月間の応募総数の推移を表したグラフ。2015年1月の応募数を基準値(=100%)としたときの増減を示している。値が高いほど、応募数が多い=転職活動中の求職者数が多い
【グラフ2】
求人掲載数
求人の掲載数はなだらかに上昇しているが、4月入社を目前に控えた3月に応募が集中している。

また、女性転職者に人気の応募職種としては、「一般事務」や「営業事務」、「総務・人事」などの事務系職種がダントツ。販売や営業職への応募数の約3倍、エンジニアやクリエイティブ系職種への応募数の約18倍となっている(※)。
※『女の転職@type』2015年の応募者数から算出

転職希望者が最も多く動く時期に、女性に人気が高い職種への転職を検討している人ほど、この時期に転職活動は長引いてしまうリスクがあるのだ。求人倍率の観点から見ると、求人数が多い(=企業が活発に採用活動をしている)がライバルとなる他の転職者の動きが少ない(=応募数が少ない)11月~2月、5月~8月は特に転職活動がしやすい時期だと言える。

転職活動を成功させるために知っておきたい2つのタイミング

キャリアアドバイザーの鈴木さんは、求人倍率を考慮して転職時期を検討するだけでなく、転職活動をだらだら長引かせて疲弊しないためにも、「転職を思い立ったら、転職サイトを小まめにチェックして『いいな』と思える求人がないか見てみたり、エージェントに相談してみるなど、すぐに行動にうつしてみることも大切」と語る。

また、転職活動を成功させるために特におさえてほしいタイミングが2つあるという。

【1】新着の求人が出るタイミング

世の中に出たばかりの求人に応募する方が、採用される確率が高いです。採用をする側の心理を考えると分かるものなのですが、ずっと求人を出していて多くの応募者と会っていると、採用のハードルがどんどん上がってしまうものです。『この間●●のスキルを持っている人を落としたのだから、今回も●●のスキルが無い人は採用できない』というように。ですから、そういった基準が出来ていない、採用を始めたばかりの企業を見つけて応募してみるのは一つの手ですよ」(鈴木さん)

【2】今の会社の繁忙期以外のタイミング

「転職活動をしたことがある人は分かるかもしれませんが、転職にはそれなりの時間と体力が必要になるもの。転職活動を成功させた人の事例では、活動初期の段階で平均15~20社に応募し、追加応募もしながら複数の企業で面接に進んでいます。普段の業務をこなしながら、それだけの会社の面接を受けたりすることを考えると、なるべく今の会社の繁忙期は避けた方が賢明です。自分を疲弊させないためにも、1カ月半くらいを目安に転職活動は終わらせたいところ。求人に応募するタイミングは自分の今の状況と合わせてよく考えてみましょう」(鈴木さん)

初めての転職では分からないことが多いため、苦戦してしまうケースも少なくない。まずは、中途採用市場の動きと、自分のタイミングを考慮し、失敗しない転職への一歩を踏み出そう。

 鈴木洋子

株式会社キャリアデザインセンター
『type転職エージェント』キャリアアドバイザー
鈴木洋子さん

メーカーでの法人営業から異業界転職し、キャリアデザインセンターに入社。求人メディア営業、type転職エージェント営業を経験した後、より転職希望者に近い立場でサービスを提供したいと考えキャリアアドバイザーとなる。現在は販売・サービス職や事務職の方を中心に担当。目先の希望を叶えるだけでなく、将来どうなりたいかといった中長期的な視点を持つことを大切にし日々キャリアアドバイスを行う。産休・育休から復帰したワーキングマザー
■type転職エージェント:https://shoukai.type.jp/

取材・文/栗原千明(編集部)

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