MOUSSY・なとりか流LINE運用術「友だちみたいな親近感で、ファンの心をガッチリ掴む!」【アパレル販売員SNS活用テクニック】
「買い物はECサイトで」「情報収集はSNSで」という人が増えた今、アパレル販売員に新たに求められるのは、オンラインでのマーケティングスキル。接客コンテストでグランプリ・準グランプリに輝いたカリスマ販売員から、超実践的なSNS運用ノウハウを学ぼう
今回は、Instagram編に続き『MOUSSY』のオフィシャルスタッフ・なとりかさんにLINEの活用方法を聞いた。
日本国内で最も多くの人が利用するSNSであるLINE。ブランドやサービスによる公式アカウントの運用はよく知られているが、最近ではアパレル販売員が個人で活用する動きも。
これから個人アカウントの運用を検討している人に向け、どんな工夫が必要なのか、すでに自身の公式アカウントを持つなとりかさんが解説する。

MOUSSYルミネ立川店・MOUSSYオフィシャルスタッフ
なとりか(田中梨花)さん
『STAFF OF THE YEAR』2位。2011年に株式会社バロックジャパンリミテッドにアルバイトで入社。ルミネ立川店に配属。出産のため一度退職したが、1年後に復帰。17年9月から『MOUSSY』に当時5人しかいない「オフィシャルスタッフ」に。プライベートな投稿も交えたInstagramのフォロワー数は3.3万人。最近ではLINEでの情報発信も活発
■なとりかさんのLINEアカウント(natorika)
ブランドの新作やおすすめコーディネートの他、SNSには載せていないオフショットも不定期で配信中。
テクニックその1:友だちみたいな親近感を演出
LINEは、基本的には1対1のコミュニケーションツール。家族や友だちとのプライベートなやりとりが主な使用目的ですよね。
だからこそ、私もLINEならではの「親近感」を持ってもらいたいと思っています。
そのため、Instagramなどには投稿していない限定の動画や写真を配信することも。
オフショット感のある配信で、他のSNSと差別化しています。

なとりかさんの公式LINEアカウントより。カジュアルな手書きの文字が、フランクな雰囲気を演出している
テクニックその2:コアなファンとのコミュニケーションを大切に
LINEは他のSNSと違って「連絡手段」というイメージの強いツールなので、わざわざ友だち追加をしてくれる方は、私のことを熱心に応援してくださっているファンであることが多いんですよ。
せっかく手間をかけて登録してくれたその気持ちに応えたくて、友だち登録してくださった方からのメッセージには、必ず返信するようにしています。
通常、企業などの公式アカウントって、メッセージを送っても自動返信が戻ってくるだけですよね。でも、私のアカウントでは、友だち登録してくださった方からのメッセージがそのままこちらに届く設定にしているんです。
私にメッセージや質問をする場合、Instagramなどだと他の人にもコメント内容が見られてしまいますよね。それが恥ずかしい、という人も多いはず。
一方、LINEは極めてパーソナルな空間。普段はコメントできないけどLINEなら……と送ってくださる方もいるんです。
たまに「晩ごはん何食べた?」なんて質問がくることも(笑)。そういったメッセージにも、反応していきたいですね。
テクニックその3:配信頻度やタイミングには要注意!
コミュニケーションツールだからこそ、配信するタイミングや頻度には気をつけています。
「送りすぎない」ことが大切です。
仮に友人から毎日LINEが送られてきたら、関係性によっては「また?」「ちょっとしつこいかも……」と思っちゃうこともありますもんね(笑)
だから、LINEを配信するのは新商品の発売日やキャンペーンの前などに送ることが多いです。
もちろんその時は、商品ページのURLもセットで配信しています。Instagramのフィード投稿の説明文だとURLを載せてもページに飛べませんが、LINEならタップすれば商品ページが開きますからね。
【まとめ】LINEは向き不向きが出るツール。自分の適性を考えて
私は一対一のコミュニケーションが得意な方で、ファンと触れ合うのも好き。なので、LINEというツールの運用ができています。
ただ、中には密なコミュニケーションは苦手だったり、マメな返信が負担になったりする人もいますよね。その場合、公式LINEアカウントの運営は大変かもしれません。
向き不向きがはっきり分かれるツールだからこそ、「とりあえずやってみよう!」と手を出すのではなく「本当にできるかな?」とまずは考えてみて。自分にあったSNSを選ぶことも大切ですよ。
次回は『rienda』の村岡美里さんが、TikTokの運用術を公開!若い世代の利用者が圧倒的に多いTikTok、アパレル販売員としてどう使う?
取材・文/安心院 彩 編集/秋元 祐香里(編集部)