コロナ収束後も「マスク着用続けたい」が4割。働く女性のマスク事情【799名アンケート】

データで知る女性と仕事

アンケート実施期間/2022年5月26日~6月8日
有効回答数/799名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査


今回の調査で分かったこと


●職場でマスクをしない人がいると「近寄りたくない」
●コロナが終息しても約4割がマスク継続を希望

今回は職場でのマスク事情についてアンケートを実施。

職場でマスクをつけることにストレスを感じている人は49.5%で、感じない人48.7%とほぼ同数の結果となりました。

職場でマスクをしない人がいる場合、どう思うかについて聞いてみると、「近寄りたくない」「感染予防意識が低い」「価値観が違う」とそれぞれ3割以上が回答しており、「とくに気にならない」は19.4%にとどまりました。

職場でマスクをつけることに「デメリットはない」とした人は3.4%しかいないにもかかわらず、コロナ収束後も約4割の人が職場でのマスクを続けたいと考えていることが分かりました。

Q.1 職場でマスクをつけることにストレスを感じる?

データで知る女性と仕事

『女の転職type』会員に、職場でマスクをつけることにストレスを感じるかどうかを聞いたところ、「ややストレスを感じる」と「あまりストレスを感じない」が30.9%で同率1位に。

「かなりストレスを感じる」を含めるストレスを感じる派(49.5%)と、「まったくストレスを感じない」を含めるストレスを感じない派(48.7%)で比べても大差はありませんでした。

Q.2 職場でマスクを外すタイミングは?

データで知る女性と仕事

※複数回答あり

職場でどんな時にマスクを外すのかを尋ねると、「飲食時」(91.1%)がトップとなりました。

「人と距離が取れる時」(14.4%)、「会話をしない時」(8.8%)などは少数派となり、ほとんどの人がどのような状況であってもマスクをつけていることが分かります。

「ほぼ外している」と回答した人は1.8%にとどまりました。

Q.3 職場でマスクをしない人がいる場合、どう思う?

データで知る女性と仕事

※複数回答あり

職場でマスクをしない人がいる場合、どう思うか尋ねると、1位は「近寄りたくない」(42.1%)、次いで「感染予防意識が低い」(41.1%)、「価値観が違う」(35.2%)となりました。

「特にに気にならない」は19.4%となっており、まだまだ職場でマスクをつけることがスタンダードだということが見て取れます。

Q.4 新型コロナウイルスが終息したら、職場でのマスク着用はどうする?

データで知る女性と仕事

新型コロナウイルスが終息したら、職場でのマスク着用はどうするかを尋ねると、「できれば続けたくない」(36.7%)と「できれば続けたい」(34.5%)が僅差に。

「絶対続けたい」を含めた続けたい派(41.0%)と、「絶対続けたくない」を含めた続けたくない派(44.1%)を比較してみても、ほぼ同率であることが分かりました。

Q.5 職場でマスクを着用するメリットは?

データで知る女性と仕事

※複数回答あり

職場でマスクを着用するメリットは、1位「感染予防」(85.1%)、2位「メイクの手間が減る」(38.5%)、3位「口臭が気にならない」(30.0%)となりました。

その他の意見としては、「多少かわいく見える」「ニコニコしなくて済む」などがありました。

Q.6 職場でマスクを着用するデメリットは?

データで知る女性と仕事

※複数回答あり

職場でマスクを着用するデメリットは、1位「息苦しい」(66.2%)、2位「表情がよく見えない」(55.9%)、3位「顔が覚えられない」(44.3%)となりました。

その他挙げられた意見としては、「声を聞き取りづらい」「肌が荒れる」などがありました。

「デメリットはない」と感じている人はわずか3.4%にもかかわらず、約4割がコロナ収束後も職場でのマスク着用を続けたいという矛盾が浮き彫りになりました。

Q.7 使い捨てマスク、本当に毎日捨ててる?

データで知る女性と仕事

※使い捨てマスクを使用している人のみ

使い捨てマスクを本当に毎日捨てているかどうか尋ねたところ、81.3%が「毎日捨てる」と回答。

一方、「2~3日使ってから」(14.3%)、「4~5日使ってから」(2.1%)となっており、しばらく使ってから捨てる人も2割程度いることが今回の調査で明らかになりました。

日本でも、屋外ではマスク着用が原則不要となりましたが(2022年10月25日現在)屋内では引き続き、距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合を除き、マスクの着用が推奨されています(厚生労働省ホームページより。)

コロナ禍も3年目に突入しましたが、今一度マスク着用のルールをおさらいし、一人一人が感染対策に努めたいですね。

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本記事は女の転職typeのコンテンツを一部編集の上転載しています

>>データで知る「女性と仕事」を見る