「そのプリン○カロリーだよ」 思わずイラッとした職場の人の“余計なお世話”

「そのプリン○カロリーだよ」 思わずイラッとした職場の人の“余計なお世話”

職場の同僚や上司の何気ない一言に思わず「ほっといてくれ!」とつっこみたくなることってありませんか? 心配されるのは本来ありがたいことですが、度が過ぎるとありがた迷惑と感じてしまうもの。

実際に、働く女子200名に「上司や同僚の言動・行動に対し『余計なお世話だよ』と感じたことはありますか?」と聞いてみると、半数以上の人が「ある」と答えていました。その内容を見てみると、女性への“鉄板地雷ワード”がちらほら……。

【できるならとっくにやっとるわ!】
「クリスマスやバレンタインなどに予定がないと、『若いのに』とか『彼氏くらい作らなきゃ』と言われる」(26歳/一般事務)
「『○○さんって結婚しないんだね』っていう上司。お前は私の何を知っている。しまいには『ゼクシィ買ったほうがいいよ』って言う」(29歳/システム開発)
「『彼氏いないなら○○くん(同僚)と結婚したらいいのに』と言われる」(23歳/接客・販売)
【女子力アドバイスはいりません!】
「ランチの後にプリンを食べてると、『また食べてる~! このプリン○○カロリーあるってー!』と、いちいち報告してくる同僚」(37歳/一般事務)
「『化粧の仕方を習ってくれば?』とか、とにかく女なんだからと余計なアドバイス。会社から経費が出るならまだしも、何でそこまでしなければならないの? と思った」(27歳/一般事務)
「『地味だから髪を染めたら?』と言われた」(26歳/電機・電子・機械関連技術者)

特に目立ったのが、恋愛や結婚に関するもの。しかもやっと彼氏ができたと思ったら「結婚したら?」、結婚後は「子どもは?」と、余計なお世話が連鎖していきそうなのがまた恐ろしいところです……。次いで多かったのが「女子力の押し付け」を感じるようなダイエットや美容関係のアドバイス。「こうしたらもっと良くなるのに……」という親切心なのでしょうが、人それぞれの価値観を押し付けられても、とゲンナリしてしまいそうですね。

とはいえ、毎日のように顔を合わせる同僚や上司に、いちいち突っ掛かってもいられないもの。その時どう対応したのかを聞いてみると、「『あははーそうですねー、それはプライベートですねー』と仕事中であることを全面に出して返答した」(23歳/未就業)、「意見や反論をすると話が長くなり、結局上司の愚痴を聞く羽目になるため、適当に話を合わせて受け流す」(33歳/営業事務)との答えが返ってきました。

イラっとしつつも、適当に笑いながらあしらうのが大人の対応。特に、仕事で接する相手だからこそ、「余計なお世話だよ、ほっとけ!」と言いたい気持ちもグッとこらえる、そんな社会人としてのスルースキルが問われるようです。
しかし、職場の人だったらまだスルーできるものの、これが会社という組織単位となるとそうもいかないもの。次に「会社がしてくれたこと」に対して「余計なお世話だ」と感じたことはあるかを聞いてみました。

【業務量は変わらないのに!】
「なるべく残業をしないように定時上がりになったが、残業しないと仕事が終わらないので、土曜日も出勤するはめになりました」(31歳/秘書)
「残業をするな命令が出たけど、上司から『朝早く来て仕事をすればいい』と言われました。そんな命令自体意味ないし、余計なお世話だと思った」(34歳/専門職関連)
「電話が多い部署なので業務に支障が出過ぎないよう、定時を過ぎると留守番電話に設定できるようになった。うちのチームは相手に失礼だという考えから留守電にしていないが、隣のチームは定時きっちりに留守電にしている。最近は相手がわざとうちの部署に電話をしてきて、こっちが内線で隣の部署に回すようになっていて、余計なシステムだと思っている」(30歳/一般事務)
【女性配慮の方向性が……】
「女性が少ない会社だから、と会社が女性のみの懇親会を開催。お局様への接待の場に。女性が輝くとかどころじゃないです」(25歳/営業)
「女性同士の結束が弱い気がするからと、女子会と称して役員と女性社員の飲み会があった。仕事のチーム編成で女性が散っているだけで、女性同士はそれなりに仲が良いのに……。その上、役員も同席していたら、女子会じゃなくてただの接待じゃん!」(25歳/営業)

きっと会社の偉い人たちは良かれと思ってくれているのでしょうが、方向性が間違ってるよ……というパターンが多いよう。

そのときの対応としては、「企画に呆れつつも愛想笑い」(25歳/営業)といったように笑ってスルーしている人もいたものの、「会社からの指示なので、何も対処ができません」(26歳/管理栄養士)、「割り切って、とにかく頑張って仕事に集中する!!」(30歳/営業事務)など、余計なお世話に従わざるを得ない人がほとんど。余計なことしないでほしいという気持ちと、会社の親切心に、どうにか落としどころを探したいものです。

きっと相手のためになるだろうと思ってしたことでも、受け取る相手によってはいらぬ口出しになってしまう「余計なお世話」。自分がされた時は「ほっといて!」の気持ちを抑えて爽やかにスルー、そしてそれを反面教師にすることで、自分は余計なことをしないように気を付けるのが職場での賢い振る舞い方なのかもしれませんね。

【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年6月12日~17日
●有効回答者数:200名
取材・文/大室倫子(編集部)