妥当だと思う金額はいくら? 働く女性のリアルな希望年収
日々の生活の基盤となるお給料。収入に納得感があるか否かで、仕事に対するモチベーションも変わってきそうです。そこで今回は、働く女性284名に「自分の年収は妥当だと思うか」を調査してみました。

まずは「あなたのスキルや働きぶり、責任の大きさなどを考えたときに、現在の年収は妥当だと思いますか?」いう質問。「妥当だと思う」「もっと高くてもいいと思う」がほぼ同数という結果となりました。それぞれ、どのような理由からそのように思うのでしょうか? 自分のスキルや働きぶりを「妥当」と謙虚に捉えている人の意見から見てみましょう。
「転職して年収が大きく下がったが、労働時間や精神的負担を考えると妥当だと思えるから」(25歳/総務・人事)
「残業なく働ける環境を選んだので、プライベートが充実できる今は妥当な給料であると感じている」(29歳/コールセンター、スーパーバイザー)
「大した成果を上げてないから」(34歳/システム開発)という意見もあったものの、妥当派は給与額が必ずしも高くはないけれど、働き方に満足しているといった理由が多い模様。では逆に「もっと高くてもいいと思う」派に寄せられた不満の意見をご覧下さい。
「入社時からほぼ同じ給与。個人の能力、仕事ぶりで給与を決めていないのが納得いかない。店長に昇格したのに、手当ても少な過ぎる」(26歳/接客・販売)
「昇給・賞与がまったくないのに、任される仕事がどんどん増えていくので」(27歳/一般事務)
「4年間給料が10円程度しか上がっていないのに、仕事の負担、責任が増えている」(39歳/広報、IR)
【周りと比べ始めるとキリがない!】
「給与が競合他社に比べて低いから。また、年1回の評価が自分の上司の機嫌次第だと感じる」(27歳/営業事務)
「現在派遣社員で働いているが、同じ仕事をしているはずの正社員は私よりもお給与が高いので」(37歳/秘書)
【ちゃんと会社に貢献してるんですけど?】
「効率重視で常に改善策を提案し経費削減に貢献しているから」(35歳/経営企画)
「顧客から私を指名されて回っているプロジェクトなので、私のモチベーション一つで潰れる可能性があるのに……」(36歳/一般事務)
妥当派の意見とは一転、自分の働きぶりと見合っていないという不満の声が目立ちました。たしかに仕事で成果を上げたら、給与やインセンティブなどの分かりやすい形で評価をしてほしいものですよね。
では、彼女たちはいくら貰えるなら妥当だと思うのでしょうか? 現在の年収額と合わせて聞いてみました。
現在の年収額が多い順から「200~300万円未満」「300~400万円未満」「100~200万円未満」と続くのに対して、妥当だと思う年収額の上位3位は「300~400万円未満」「400~500万円未満」「200~300万円未満」。現在の年収がそのままワンランク上にスライドする結果となりました。収入は高ければ高いほどうれしいものですが、妥当という視点でみると、今より少し高い額が現実的なラインと考えている人が多いよう。けして高望みしているわけではなさそうです。
転職経験がなかったり、同じ会社でずっと働いていると、自分の適正な年収額がいくらなのかはなかなか分かりにくいもの。少しでも疑問や不満があるのなら、資格の取得や転職によって収入アップを狙うなど、働き方を見直してみるのも一つの選択かもしれませんね。
【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年2月5日~11日
●有効回答者数:284名
取材・文/大室倫子(編集部)
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