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APR/2016

「産休・育休からの復帰って、何が大変なの?」ワーキングマザー5人が実体験から教える復職Tips【後編】

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Women Will
Google『Women Will』サポーター企業の先輩ワーママに学ぶ!
結婚・出産前に知っておきたい復職Tips

出産後も子育てをしながら働きたいと考えている女性は多いものの、実際に産休・育休を経験したワーキングマザーの中には、復帰前後で仕事と家庭の両立に“壁”を感じてしまう人が少なくありません。そこでこの特集では、女性の社会進出を支援するGoogleのプロジェクト『Women Will』サポーター企業の先輩ワーキングマザーの“復職”にまつわる実体験をもとに、若手女子が結婚・出産前から知っておくべき復職Tips をお教えします!

前編に引き続き、出産を経て職場に復帰した二人のワーキングマザーに登場していただきます!
回答していただいた質問は、下記の通り。

1. 復職前に不安に感じていたことは?
2. 実際に復職してみて大変だったことは?
3. これから出産・復職する女性たちにアドバイスするなら?

【Tips4】
自分に合ったワークスタイルを見つけておく

マドレボニータ
q.1
新卒で入社した企業を第一子妊娠のタイミングで退職したため、第二子で初めて産休・育休を取得し、職場復帰しました。産後の回復は順調で、心身のリハビリや復職準備を予定通り進められたこともあり、職場復帰自体には不安はありませんでした。

しかし復帰2カ月前の2月、次男の保育園が決まった矢先に、夫に転勤の辞令があり家族で引っ越すことに。現在の職場では在宅リモートワークが基本なので、転居先で仕事を続けることは問題なかったのですが、産休中に想定していたプランを全て変更せざるを得なくなりました。夫の仕事は転勤がある仕事と前々から分かっていたので、今の「働く場所にとらわれない仕事」を選んでいたのですが、それでもかなり動揺してしまいました。

q.1
夫が部署異動と勤務地変更で多忙で頼りづらかったこともあり、復職直後は育児や家事のほとんどを私が負担。夫の仕事に余裕が出るまでの数カ月間は、かなりのストレスを抱えていたように思います。また、自分の会社でもたまたま育休中に大きな組織変革が始まり復帰直後もその最中だったので、会社の状況に追いつくのが大変でした。でも、とにかく求められていることをこなせるよう頭と手を動かし続け、分からないことや不安なことがあれば、正直に上司や同僚に伝えるようにしながら困難を乗り越えていきました。

また、勤務先がリモートワーク中心、“ワークシェア”を前提とした働き方だったことにかなり助けられたと感じています。ワークシェアでは1つの業務を複数のメンバーで担当するため、子どもの急な病気で誰かが抜けても仕事が滞らない仕組みになっています。リモートワークでは外部とのやりとりもメーリングリスト等での共有を原則としているため、他のスタッフとの仕事の連携がスムーズです。

q.1
職場の制度や風土、身近なワーキングマザーのから、「私に両立生活は難しそう……」と不安を抱えている方が多いのではないかと思います。私も、第一子妊娠時は、子育てしながら働く未来が見えないと思い、退職を選びました。しかし、今思うとそれは自分が望む働き方や将来の方向性がはっきりしないことを棚上げしていただけでした。第二子を授かって産育休取得と職場復帰を経験し、大切なのは「自分がどう働きたいか、どんな役割を果たしたいか、果たせるか」を明確にすることだと気付きました。そして、それに応じて職場としっかりコミュニケーションを取り、お互いが求めるものをすり合わせていけばいいのだと思います。

さらに、子育てしながら働くためには夫や家族と協力し合い、保育園や病児保育などさまざまなサポートを得ないと立ち行きません。自分の気持ちや考えだけを相手に押し付けるのではなく、互いの希望や状況を共有した上で、どう歩み寄っていくのかをじっくり考えていくことが大切だと感じました。

【Tips5】
周囲の情報に流され過ぎないように心掛けておく

全研本社
q.1
新卒時代から朝から晩まで働く生活だったので、長期のお休みを頂くだけでもドキドキしていました。それに加えて「保育園に入れるのかな」という不安があったり、復帰後には今までのように仕事についていけるのかとか、家庭面でも仕事面でも心配なことがたくさんありました。

子どもの保育園が無事に決まって復職の時期も明確になったタイミングで、既に復職を経験した先輩ママやパパに自分から声を掛け、話しを聞きいてもらう機会をつくりました。具体的には、戻ってからどういう仕事をしているのか、職場環境はどう変わったか、育児と両立するために気を付けた方がいいことは何かなどを教えてもらうようにしていましたね。それで、不安もだいぶ解消されました。

q.1
1年ぶりに復職すると、事業部内で新しい取り組みが始まっていたり、新しい人が入社していたりして、同僚の話についていけないことが多々ありました。自分が“浦島太郎”状態になったような気がして、やっぱりつらかった。でも、それは時間とともに解消されていくので変に心配し過ぎることはないと思います。

また、「復帰後も営業を続けられるかな」ということを心配していたのですが、復職後にどう働いていきたいかを上司と面談ですり合わせる時間があったため、希望通りの仕事をすることができています。

q.1
出産や子育てを経験すると、今までの生活が180度、良い意味でも悪い意味でも変化します。子育てをしながらの仕事は簡単なことではありませんが、いざという時に周りの協力を得られるように、今から社内の同僚や上司などきちんとコミュニケーションを取っていくことが大切なのかなと思います。

また、妊娠・出産・育児・両立についての情報は“いろいろあり過ぎて分からない”という状態に陥ることも。情報にまどわされて疲弊してしまうことがないように、「自分はどうしたいのか」という信念を貫くことも大事です。参考にできることは参考にして、過度に周囲に流され過ぎないように気を付けていきましょう!

 

まとめ

今回登場したワーキングマザー5名の回答からは、忙しい毎日であっても「仕事と家庭と両方があるからこそ、よりいっそう人生が豊かになった」という声が目立ちました。

現在の日本は「仕事と家庭の両立」が難しい社会だと言われますが、そんな中でも一人ひとりが“出産後も仕事を続ける”という意識を持ち早めの準備をしていけば、乗り越えられる壁も多そうですね。

くるみん

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