のん、上白石萌音、中川大志、染谷将太…4人の俳優陣に学ぶ「仕事のモチベーション」の高め方

自分は何のためなら苦労を苦労と思わず頑張れるのか、どんなときに自分はうれしいと感じるのかーー。時には立ち止まって考えてみたいもの。
この記事では、のんさん、上白石萌音さん、中川大志さん、染谷将太さんの4人のインタビューをピックアップ。彼らが取り組む仕事に対するモチベーションの高め方をご紹介します。
のん「自分がどんな人間なのか知る」

俳優・アーティストの、のんさん。
キャリアの転機となった独立からはや9年。30代を迎え、「自分らしく働く」を体現する彼女が意識しているのは、「自分がどんな人間なのかを知る」ことだそう。
自分の好きなこと、嫌いなことを知るために、「20代の頃は、食わず嫌いで経験を増やすことが大事」だと話します。のんさんのモチベーションの源泉とは?
上白石萌音「頑張るために、しっかり休む」

穏やかな口調の中に、芯の強さも感じさせる俳優・歌手の上白石 萌音さん。2024年には舞台『千と千尋の神隠し』で主人公・千尋役を務め、国内ツアーと並行して英・ロンドンでも公演を実現。現地でも大いに話題を呼んだ。
そんな彼女がいま取り組むのは、「しっかり休む」ワークライフバランスを築くこと。休むときはちゃんと休んで、現場に入ったらいいパフォーマンスを出せるように集中する。そして、ご機嫌な状態で仕事をする……。
そんな自分でいるために、「頑張るために休む」を習慣にしているとのこと。20代の頃は「がむしゃらに働き続けていた」と話す彼女の意識が変わった瞬間とは?
中川大志「比較対象を、他人じゃなくて過去の自分に」

26歳にして芸歴は17年になる俳優の中川大志さん。コメディーからシリアスな役柄まで演じ分け、恋愛ストーリー、ミステリー、ファンタジー、時代劇とあらゆるジャンルにチャレンジしている。
以前は、周囲の俳優たちの活躍ぶりや成長ぶりと自分の現在地を比較して落ち込んだり、モチベーションが下がってしまったりすることがあったと打ち明ける中川さん。
自分に自信を失うネガティブマインドを取っ払うために、意識するようになったのは、比較対象を過去の自分にすること。その効果とは?
染谷将太「自分のマインドは、自分でコントロールする」

7歳で子役を始め、9歳の時に『STACY』で映画初出演。今では映画界の巨匠たちから厚い信頼を寄せられ、同世代の俳優からも一目置かれる存在となった俳優・染谷将太さん。
プロフェッショナルとして、どんな現場にいても自分の実力を発揮するためには、メンタルを安定させるためのセルフコントロールが大事だと話します。
不安や緊張にとらわれそうになったり、モチベーションが低下しそうになったりしたときに、染谷さんが意識的に実践していることとは?