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DEC/2016

子どもの急な病気で休みや早退が続いている働くママたちへ。職場の同僚に気持ち良くサポートしてもらうには?

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美月あきこ
マナーのプロが華麗に回答
もう迷わない!働くオンナのビジネスマナー

挨拶、言葉遣い、身だしなみ、所作――。もう新人ではないという人の中にも、「あれ!? こんな時どうすればいいんだっけ」とビジネスマナーで急に困った経験があるという人は多いのでは? そこで、マナーのプロ・美月あきこさんが皆さんの悩みにキッパリ華麗に回答していきます。

人財育成トレーナー、ビジネスマナー講師
美月あきこ
大学卒業後、日系および外資系航空会社にて国際線客室乗務員として17年間勤務。その後、人財育成トレーナーとして、接遇サービス、対人コミュニケーションについての講演・研修を企業や団体にて行う。客室乗務員時代に身につけたファーストクラス仕様のサービスを元にした、ユニー クな研修手法が好評を博す。すぐに効果の上がる「売れる営業マン・販売員」研修は全国からオファーが絶えず、年間180回以上の研修と講演を行う。著書に、ベストセラーとなった『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(祥伝社)。シリーズ最新刊は、『15秒で口説く エレベーターピッチの達人』(祥伝社)
■FB:https://www.facebook.com/Akiko.Mizuki ■ブログ:http://ameblo.jp/lucille/
子どもの病気

今回の質問

私はいま子育て中で、時短勤務で働いていています。子どもがよく熱を出すので急に会社をお休みしたり、早退させてもらったりすることもあるのですが、その時は周囲のメンバーに仕事を任せて帰ることになるので申し訳ない気持になります。なるべく角を立てず、自分の仕事をお願いするマナーに着いて教えてください。(営業事務/30歳)

プロの回答

ワーキングマザーの方なら共感する人が多そうなお悩みですね。周囲の同僚に対する “申し訳なさ”を感じてしまう気持ちも分かりますが、子どもの病気による休暇申請は仕方のないこと。「この時期はそういうものだ」と割り切ることも大切だと思います。

朝のうちから休まなければいけないことが分かっている場合は、なるべく早めに上司に連絡を。上司が出社していない場合、伝言を頼みましょう。「なるべく角を立てたくない」ということでしたら、「当日の連絡でご迷惑をお掛け致しますが」などとクッション言葉を入れて要件を伝えましょう。ただ、お詫びの言葉を並べ過ぎて要点が不明瞭にならないよう、まずは子どもの病状と休暇を取る必要があることを端的に伝え、最後にお詫びの言葉を付け加えるといいと思います。これは、早退をする時も同様です。

子育ては、誰しも人の助けを借りなければできないもの。強がったり遠慮したりせず、「困っている」状況を伝えれば、周囲の人もきっと快く助けてくれると思います。ただ、誰かに何かをお願いする時は、誠意を持ってお願いをする必要があるということは、子育て中でもそうでなくても関係ありません。

仕事を頼む相手の状況をよく見ながら、「忙しいところすみませんが、お手隙の際に手伝っていただけると助かります」と声を掛けましょう。手伝ってくれた人には、後で感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。それがあるかないかで今後の関係も変わってきます。何か小さなプレゼントを用意してあげるのも効果的ですよ。

また、いざという時に周囲の人が気持ちよく協力してくれるようにするには、普段から自分のことや、子どものことを同僚に開示しておくことも大事ですね。家庭の状況や、子どもの状況についてよく分かっていてくれる人が職場にいると、自分自身にとっても大変心強いものです。一人で悩みを抱えこまず自己開示することで、周囲をうまく動かしていくこともワーキングマザーにとって大切なスキルだと言えるでしょう。

さらに、自分自身もできる限り周囲の人の仕事のフォローをする姿勢を見せておくことで、「お互いさま」の精神が芽生えます。助けてもらいたいなら、まずは助けることからです。

ちなみに、私自身も今は大学院での研究活動と、仕事を両立しています(子育てはひと段落しました)。大学院を理由に仕事を休むことはできないし、仕事を理由に研究をおろそかにすることは出来ないし……という状況です。今回の両立生活を実現する上で身を持って実感したのは、やはり「自分が今置かれている状況を、周囲の方に理解していただく」よう、普段から自己開示をすることでした。そうすることで、たくさんの協力を得られ、本当に感謝することばかりです。

ワーキングマザーの皆さんの中には、「自分のことで迷惑をかけられない」とあまり家庭のことを話さない方も多いのではないでしょうか? 一方、周りは「どこまで立ち入ってもよいものか」が分からず、距離をとってしまうものです。お互い遠慮せずにコミュニケーションを取っていくことで、“モヤモヤした気持ち”を抱えず、良好な協力関係を築いていけるのではないでしょうか。

取材・文/栗原千明(編集部)

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