【体験談】オフィスで二日酔いはどうごまかす? 働く女性たちが編み出した苦肉の策【2025年最新調査】

二日酔いで出社する女性のイラスト

仕事終わりの一杯は格別。時には翌日の仕事を忘れ、うっかり飲み過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか?

そこで今回は、働く女性たちの「二日酔いで仕事をした経験」について探ってみました。

実はWoman typeでは、2014年にもオフィスでの二日酔い対策に関するアンケートを実施。コロナショックで世の中のあり方も変わった今、働く女性たちの二日酔い事情に変化はあるのでしょうか。

最新版のアンケート結果をご紹介します!

二日酔いの状態で出社したことはありますか?

二日酔いで出勤したことがあるかどうかの調査結果の円グラフ

まずは「二日酔いの状態で出社したことはありますか?」と質問してみると、70%の女性が「ない」と回答

2014年にアンケートを取った際も、65%の人が「ない」と回答しており、11年前も今も、翌日のことを考えて、節度を守ってアルコールを嗜む人が多いことが分かります。

とはいえ30%程度の人は「ある」ことも判明。二日酔い状態で仕事をするとなると、失敗談も多そう……ということで、具体的なエピソードをまとめてみました。

二日酔い状態で仕事をした時の失敗エピソード

二日酔い ごまかし方
使い物にならないとはまさにこのこと

「頭痛がひどかったのでお昼の休憩時間に、誰もいない会議室で寝ていた。そのまま熟睡してしまい、目覚めたのは業務の終わる時間。上司がかなり探していたみたいで、自席に戻ったときに叱責されました」(37歳/一般事務)

「マイクで商品PRを担当していたんですが、何度も噛むし訳の分からない事を口走ったりしてメチャクチャでした」(29歳/カスタマーサービス・オペレーター)

「ぼーっとしていて、処理伝票を百枚近く一個ずれた状態で処理していた」(37歳/一般事務)

「飲み過ぎて急性胃腸炎になり、行く先のトイレを転々としながら必死で外回りしたことがあります」(25歳/マーケティング)

「朝礼前に頑張って出勤したけれど、更衣室でつぶれて寝てしまい結局遅刻扱いに」(35歳/ゼネコン技術職)

お客さまの目の前で寝た」(28歳/販売サービス)

「うろうろしていた」(35歳/フリーランス)

酒臭さの恐怖

「上司に『お酒臭いけど……』と言われたので、その後、その日は誰とも話さなかった」(29歳/研究調査員)

「自分から発せられるニオイが、小さいころ嫌だった『酔っ払った父のニオイ』そのものでショック! 一日限定で、対人恐怖症になりました」(25歳/営業)

「酒臭くなることを避けて極力口を開けないようにしていたら、脳内酸欠状態でくらくらになってしまった」(22歳/営業)

吐き気と戦う女性たち

「接客業をしていたとき、オール明けでそのまま出勤。生理的に苦手なお客さんの顔を見た瞬間吐き気に襲われ、そのままトイレに駆け込みました」(25歳/接客・サービス)

「朝から棚にかがみ込んでの商品の補充がもうぎりぎりで……。吐くのをこらえるのに必死でした」(34歳/接客・販売)

お店のゴミ箱に吐いた」(24歳/接客・販売)

読んでいるだけでつらくなりそうですが、二日酔いで出社した経験がある女性たちは、どのように二日酔いをごまかしたのでしょうか。

Q3.実践している二日酔いのごまかし方は?

体調不良を装う

レディースデイのふりをすることが多い。お陰で上司から『お前は月に何回生理が来るんや』と嫌味を言われてしまいました」(38歳/キャリアアドバイザー)

わざとメイクを薄くして、顔色を悪く演出。風邪のふりをして、早退または長めの休憩にもちこみます」(25歳/接客サービス)

マスクをして風邪を装う。二日酔いで顔色も悪いので、心配されて罪悪感を覚えるのが難点」(25歳/営業)

「咳を多めにして、具合が悪いように見せる」(30歳/一般事務)

「わざとメイクを薄くして、顔色を悪く演出。風邪のふりをして、早退または長めの休憩にもちこんだ」(35歳/事務)

「『最近体調が優れない』と言っておいて、いざという時の下準備をしておく」(39歳/販売サービス)

「花粉症とか言っておく」(28歳/歯科助手)

私は元気です!

「いつも以上に、キビキビ仕事をする。すると、他人だけでなく自分のこともだませる気がする」(29歳/総務・人事)

いつもより元気よく朝の挨拶をし、二日酔いなのを悟られないようにする。けれどもちょくちょく用事がある風を装って、会社の人目につかないところで仮眠しています(笑)」(25歳/医療・介護)

「姿勢を伸ばしながら作業をしたり、笑顔を心掛ける」(29歳/営業)

逆にメイクをしっかりすることでごまかす。辛いそぶりを見せない」(29歳/看護師)

ニオイへの対処法

ブレスケアグッズを多用、さらに匂い消しを体中にかけます」(27歳/一般事務)

「朝からワイン煮込みなどの料理を作ってきたことにして、ニオイの原因をはぐらかす」(30歳/一般事務)

「とりあえずマスクをして口臭予防」(30歳/一般事務)

「お酒臭くならないようにコロンや軽めの香水をつけて出社する」(38歳/看護師)

ちょっと休んで復活

「頭痛や若干のめまいもあったが、午前中なんとか耐え、お昼休憩時に爆睡し、復活」(31歳/経理事務)

「外回りを中心にして仕事を少しサボって休む」(38歳/一般事務)

トイレに行くふりをして細かく何分か仮眠を取る」(35歳/ゼネコンの技術職)

2014年も2025年も、「風邪や生理痛を装う」「元気なそぶりを見せる」「口臭を予防する」という対策を取っている人が大半を占めていました。

時代とともに働き方や労働環境が変わっても、働く女性たちの二日酔いへの対処法には大きな変化がないことが分かります。

一方で、2025年のアンケートでは「思い切ってちょっと休んでしまうことで、復活をねらう」という回答も目立っており、休憩時間をうまく活用して乗り切る人は増えていそうです。

二日酔いになるほど飲みすぎないことも大事ですが、“もしものとき”は経験者の声を参考に乗り切りましょう!

【アンケート調査概要】
▼2025年調査
●調査方法:20~49歳の働く女性へのWebアンケート(クラウドワークス)
●調査期間:2025年05月04日~2025年05月05日
●有効回答者数:100名

▼2014年調査
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2014年8月20日~25日
●有効回答者数:296名

文/Woman type編集部