男性上司との会話ネタに困ったらコレ! 女性が知っておくべき、男性が話したい2013年の流行り物

会話ネタ

上司に「倍返しだ!」「じぇじぇじぇ!」と言われたら、ちょっとリアクションに困ってしまいそう…。

社内外の飲み会や、アポや出張の移動時間など、年上のビジネスマンと、仕事以外の会話をしなくてはいけない場面は何かと多いもの。とくに年末年始は忘年会や新年会など、上司やクライアントと飲む機会が増える時期でもある。でも、年齢が離れれば離れるほど、ジェネレーションギャップもあり、話題に困ってしまう人も少なくないのでは?

そこで、2013年に男性たちがハマったもの、2014年に流行りそうなものを、多くの男性ビジネスパーソンが愛読している雑誌『DIME』編集長の酒井直人氏に聞いてみた。男性の興味をぐぐっと惹き付けるネタはもちろん、どうやって話をふれば会話が盛り上がるかもアドバイスしてもらったので、今すぐチェックしてみて!

年上男性と話が盛り上がるネタ1
お酒・・・『澄みきり』、『ジャック ダニエル テネシー ハニー』

まずは、飲み会のとき話のネタにしやすいのは、やっぱり“お酒”の話題。お酒がよほど苦手な男性でなければ、語りたいこだわりがあるもの。

「2013年はキリンビールの『澄みきり』や、アサヒビールのギフト限定『アサヒスーパードライ ドライプレミアムセット』がヒットしました。そんな話題をふりながら、『●●さんは、何ビールが好きなんですか?』と聞いてみると、意外とプレモルが好きとか、サッポロが好きとか、好みが分かれるから面白いですよ。その理由を尋ねれば、さらに会話は続くはず。『夏はキレのあるビールが一段とおいしいんですよね~』なんて話ができれば、『分かってるね~なんて盛り上がるかもしれないですね(笑)」

また、非ビール派の男性なら、こんな話題もあり!

「DIME編集部の予想では、2014年はウィスキーに注目が集まりそうです。天然ハチミツを加えた『ジャック ダニエル テネシー ハニー』がヒットの予感。クラッシュアイスに注いで飲むと、ウィスキーが苦手な人でも飲みやすいです」

2013年9月に日本で発売された割と新しい商品なので、この話題をふりながら、「●●さんは飲んだことありますか?」とか、「どこで飲めるんですかね?」などと聞いてみるのもよさそう。

年上男性と話が盛り上がるネタ2
デジタルもの・・・4Kテレビ、ミラーレス一眼

よくテレビ番組で、デジタル製品や家電を熱く語る芸能人を見かけるけれど、ビジネスマンもやっぱりコレが好きな人は多いよう。

「2014年は画素数が大幅にアップし、より迫力のある映像を楽しめる4Kテレビや、一眼レフ並みの高画質でありながら、コンパクトデジカメのような手軽さが魅力のミラーレス一眼などに注目が集まっています。とくに男性は、カメラならシャッターを切る音にこだわるなどマニアックな人もいるので、深堀して聞いてみると、意外な“こだわり”が見つかるかもしれませんよ」

「●●さんは、お休みの日に家電量販店とか、行ったりします?」など、さりげなく話を聞いてみると、「実は、テレビが気になっててさぁ~」と会話が発展するかも。

年上男性と話が盛り上がるネタ3
半沢直樹&あまちゃん

2013年の大ヒットドラマといえばこの2つ。放送が終了し、ブームはひと段落した感があるものの、オジサマたちの間では、まだまだお決まりのセリフを使っている人も多い。

「『倍返しだ!』でおなじみ、驚異的視聴率をとったドラマ『半沢直樹』は、『第26回2013小学館DIMEトレンド大賞』の特別賞にも入っていることからも分かるように、ビジネスマンにも大人気でした。個性的な配役に自分を当てはめてみたり、共感できたビジネスマンが多かったのかもしれません(笑)。また弊誌の『話題の人物賞』は『あまちゃん』の能年玲奈さんが受賞。『半沢直樹』と『あまちゃん』ネタは、会話が弾むのではと思います」

上司に「倍返しだ!」「じぇじぇじぇ!」と言われたら、ちょっとリアクションに困ってしまいそう…。そんな時は、例えば「『半沢直樹』の登場人物で一番共感できる人は誰ですか?」なんて問いかけてみるのも手。答えによって、その人の知られざる内面が見えるかも。見ていない人は「『半沢直樹』って壇蜜さん出てましたよね?」と、 そのまま壇蜜の話にすり替えてしまおう。

年上男性と話が盛り上がるネタ4
癒し系●●・・・“ぷに子”、“リアルゆる”

2014年の話題というと、消費税増税などで暗い話になってしまうかも。そんなとき人々が求めるのは “癒し”だと酒井さんは話す。

「たとえば、DIME編集部イチオシのアイドルは、『Chubbiness(チャビネス)』。エイベックスと『CanCam』が開催した“全国ぷに子オーディション”で約3500人の中から選ばれた10名の女性ユニットです。ぽっちゃり系の女性ってなんだか癒されるんですよね(笑)。“ぷに子”と呼ばれる女性たちを求めている男性って女性が思っている以上に多いので、このネタは食いつきがいいと思いますよ」

また、ゆるキャラが2013年は爆発的に流行したけれど、DIMEで2014年に注目しているのは、“リアル”なかわいさだそう。

「弊社から発売した、犬を抱っこするシロクマの写真集『HUG! friends』や、カラスに襲われ瀕死の重傷を負った生後間もない子猫の闘病を記録した単行本『ありがとう! わさびちゃん』は反響も大きく売れています。“リアルゆる”がキーワードですね。リアルなかわいさに癒されるというのが、私の2014年のトレンド予測です」

思わず「かわいい〜!」と思うリアルな動物の姿は、女性だけでなく男性にもグッとくるはず。「“リアルゆる”って知っています?」と話しかけてみよう。

ビジネスマンが飛びつきそうなネタはチェックできただろうか。男性は特に「何かを教えてあげるのが好きな人」が多いそうなので、まずは、相手の趣味や志向を質問し、相手の興味に合ったネタを出すことがポイントに。
どうしてもネタがなくて困ったときは、相手が40歳以上なのであれば「バブル時代ってどんな感じだったんですか?」とバブルネタをふると、「何かしら話したいエピソードがあるはず(笑)」と酒井さん。
年末年始の会社の飲み会でさっそく実践してみては?

酒井直人

株式会社小学館 ライフスタイル誌編集局
DIME編集長 酒井直人さん

BE-PAL編集長を経て、DIME編集長。1963年生まれの、バブル経験ど真ん中世代。
『DIME』
心(自己啓発、社内コミュニケーション・・・)、技(ガジェットや手帳、マネー情報・・・)、体(カラダマネジメント)など、ビジネスパーソンの最新オン・オフ情報を厳選。ビジネスマンの心技体を整えるトレンドマガジン。毎月16日発売、小学館・刊。Web版ダイム・お買い物ナビ「@DIME」も人気。

取材・文/岩井愛佳 撮影/天野夏海(編集部)