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FEB/2020

副業にはどんな種類があるの? 実践者が教える、会社員女性が副業・複業をするメリット

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持つべきものは、頼れるメンター!
「後輩たちへ」

長く仕事は続けていきたい。でも、どんな仕事が自分に合っているのか、そもそもどんな人生を送りたいのか、自分のありたい姿が明確にならない女性も多いはず――。そこでこの連載では、さまざまな人生経験を積んできた『Mentor For』のメンターたちが、“豊かなキャリア”を描いていくためのヒントを後輩女性に向けて送ります

今回から「副業(複業)」をテーマに読者の皆さんからの質問に答えさせていただきます、『Mentor For』公式メンター兼広報の井上千絵です。

井上千絵

井上千絵
慶應大学大学院卒。民報テレビ局の報道記者8年、直近の2年は宣伝広報を担当。結婚・出産を経てテレビ局を退職し、PR会社で週3日会社員、個人事業で週2日の複業スタイルに。個人事業は2020年ハッシン会議として法人化。個人ではMentor For(運営会社MANABICIA)のメンター・広報責任者をはじめ、スタートアップ・地方企業を中心に情報発信・PR領域の戦略立案やメディア立ち上げの事業を複数担当。一児の母

私自身、PR会社の会社員として、そして、個人活動としての複業(『Mentor For』を運営するMANABICIAでの広報など)を、2年間続けています。

失敗や葛藤も数々ありましたが、複業の魅力に取り憑かれて今日まで走ってきました。

だからこそ、読者の皆さんからの質問にも、私自身の経験を出来るだけ包み隠さずお答えしたいと思っています。

先輩に聞きたい!
今回の相談内容

(Aさん/25歳/営業職)

最近、会社で副業が解禁になりました。副業をすることで月々の収入が増えたらいいなとは思うものの、自分に向いている副業が何なのか分かりません。

そもそも、副業として一体どんなものがあるのか、どうやって自分に合う副業を選べばいいのかが知りたいです

副業・複業の選択肢は多種多様

副業

2018年は、副業元年と呼ばれています。

政府が働き方改革の一環で副業推進の政策を打ち出したことで、副業を容認・推進する企業がこの2年間で一気に増えた印象です。

Aさんの企業も、その流れの中で解禁になったことと思います。

ただ「副業」と一言で言っても、実はさまざまな選択肢があることをご存知でしょうか?

大きく分けると下記の3つの分類になるのではと考えています。

1)クラウドソーシング型

クラウドソーシングやマッチングプラットホームなどを使って、自分の隙間時間に事務作業やライター活動、Webデザインなどを請け負うワークスタイル。基本は、オンライン上でのやり取りで仕事をします。

スケジュール管理がしやすい働き方にはなりますが、稼働時間や活動量に対し、実績を加味して報酬を設定されるケースが多く、スタート時の報酬はかなり低い設定となる可能性があります。

2)プロジェクト型

他企業のプロジェクトやイベントなど、期間が決まっている仕事にチームメンバーの一人として参加。自分のスキルや役割を雇用主が知った上でポジションを与えられて活動をするワークスタイルです。

オンラインや対面など、どのように活動に参加するのかは交渉次第。報酬も同様に相手側から提示されることもあれば、自分から提示して交渉することもあります。

スキルアップや転職を考えている場合は、このスタイルがフィットすることが多いです。

3)複業型

2)のプロジェクト型も一部含まれます。複数の仕事を本業として掛け持ちするワークスタイルです。

私の場合は、この複業型に該当します。週3日PR会社の会社員、週2日は個人活動として『Mentor For』を運営する(株)MANABICIAの広報活動やPRコミュニティーの運営などをしています。

会社員と個人事業の割合は、その時々に自分が関わるプロジェクトによって変化し、会社員がメインという訳ではありません。

Aさんには、どんなワークスタイルがマッチしそうでしょうか?

多くの方は、「副業」というとクラウドソーシング型の働き方をイメージすると思います。しかし、それ以外のカタチもあるということを、まずは知ってほしいと思います。

また、副業をスタートすることは、自分自身の働き方、生き方を改めて考える大きなターニングポイントになるはずです。

まずは、自分自身がこれからどんな働き方、生き方をしていきたいのかを考えてみてください。すると、どんな副業をやってみたいのか、自ずと見えてくるかもしれません。

副業/複業の魅力

副業

ところで、Aさんは「自分に向いている副業が分からない」と心配されていますが、実は私自身も全く同じ状況でしたのでご安心を(笑)

4年前まではテレビ局で約10年間、会社員一本で働いていました。そして、複業をスタートする際には、「マスコミで働く以外に自分にはスキルなんて何もないし、社会で必要としてくれる場所なんて本当にあるのだろうか」と半信半疑だったのです。

以前は、「働くママ支援」や「動画配信サービス」など、今とは全く違う活動にトライしては方向性を変え、迷走した時期もありました。でも、今思うとこれが良かったのだと思っています。

本業があるからこそ、安心していろんなジャンル、いろんなやってみたい事にチャレンジが出来ました。失敗したり、違うなと思うことがあっても、また次に興味を持った事に挑戦できたのです。

逆に、本業だけでは、フットワーク軽く自分の興味のあることに次々とチャレンジするようなことは難しかったと思います。

配属された部署、与えられた業務、決裁権を持つ上司の存在……組織で働いていると、自分の意思は二の次になることも少なくありません。

だからこそ、副業の最初の一歩は「お金稼ぎ」の思考から離れ、自分が本当に好きなこと・興味があることをやってみてはどうか、というのが私の個人的な考え方です。

現在の複業のカタチにたどり着くまでにやったこと

私の事例でお伝えすると、「PR」の仕事に興味があったので、こんなことをやってみました。

―勉強会、セミナーに参加してみる
―関係する書籍をひたすら読んでみる
―PR領域に関心がある人たちの交流会に参加してみる
―PRを仕事にしている人や、気になる人に会ってみる

上記のようなアクションを起こしたことが、「これは本当に自分がやりたいことなのか」と自然と自分に問いかける機会になりました。

その中で、自分が複業するならどんな形で出来るのかも段々とイメージできてきました。

先ほど、「本当に好きなこと、興味があること」を副業にした方が良いと書きましたが、それにはもう一つ理由があります。

本業に加えて、さらに副業をするというのは、体力的にも精神的にも決してラクなことではありません。

ここは、私も複業会社員として一番課題に感じているところです。

それでも続けられるのは、やはり「心から好きでワクワクすることを複業でしている」から、に尽きるのではないかと思っています。

逆に言うと、もしAさんがいま、「本業で好きなことを仕事に出来ている」という実感があるのであれば、無理にこのタイミングで副業をスタートする必要はないのかもしれません。

冒頭でもお伝えしたように、副業の魅力は自分の「好き」と何度も向き合い、小さい挑戦も大きい挑戦も自分の選択次第で出来る事です。

だからこそ、副業を今すべきなのか、するなら何をするのか……その答えを見つけるまでの過程をどうか思いっきり楽しんでください。

>>Mentor for

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