9割の女性が「転職サイト」を活用。転職活動中の女性に聞いた、つまづきやすいポイントとは?【741名アンケート】
アンケート実施期間/2021年2月18日~3月4日
有効回答数/741名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査
転職活動には9割以上の女性が「転職サイト」を活用
つまずきやすいのは「志望動機作成」や「自己分析」
今回は、最近の転職活動事情についてアンケート調査。転職活動の手法については、「転職サイト」(94.4%)がトップとの結果に。「転職エージェント」(56.8%)、「求人検索サイト」(43.2%)も一定の人が利用しています。転職活動でつまずきやすい(難しい)と思うものポイントは、「志望動機作成」(58.4%)や「自己分析」(50.9%)との回答が目立ちました。企業分析や実際の面接などよりも、自分自身の考えをまとめることに難しさを感じる人が多いようです。
Q.1 現在、転職活動してる?
まずは現在の転職活動の状況について聞いたところ、「転職活動している」(81.8%)人が8割以上との結果になりました。アンケート対象が『女の転職type』会員だったことも影響していることが予測されますが、アクティブに転職活動を行っている女性の多さがうかがえます。
続いて、「転職活動している」と答えた人(606名)に、どのような手法で転職活動をしているか聞きました。
Q.2 どんな手法で転職活動してる?
「転職サイト」を利用している人がトップで94.9%。次いで「転職エージェント」が56.8%、「求人まとめサイト(※)」が43.2%となりました。
こちらも『女の転職type』会員へのアンケートのため、転職サイト利用者がトップとなりましたが、併用して転職エージェントや求人まとめサイトを活用する人が多いことが分かります。
※『Indeed』や『求人ボックス』など、さまざまな求人サイトに掲載されている求人情報をまとめて検索できるサイト
Q.3 転職活動にかける時間は?
転職活動にあてる時間を聞いたところ、平均で週に5時間程度という結果となりました。
詳細に見ると、「1~3時間未満」(46.5%)が最も多く、次いで「3~6時間未満」(15.3%)でした。
Q.4 転職活動で、つまずきやすい(難しい)と思うものは?
転職活動の中で、つまずきやすい(難しい)と思うポイントについては、半数以上の人が「志望動機作成」(58.4%)と「自己分析」(50.9%)を選択しました。自分自身の志向をまとめることや、客観的に自分を分析することが難しいと考える人が多いことが分かります。
「志望動機作成」よりも「求人選定」(39.4%)を難しいと感じる人の方が少ないことから、気になる求人を見つけた後に「なぜその求人を志望したのか」を整理することに難しさを感じている人が多いようです。
Q.5 転職活動で、比較的スムーズ(簡単)と思うものは?
転職活動を進める上でスムーズなポイントについても聞いた結果、「履歴書作成」(45.7%)、「職務経歴書作成」(26.1%)が上位となりました。
一方で、「特に簡単なものはない」を選択する人が3割との結果に。多くの人が、転職活動の中で課題にぶつかっていることが明らかになりました。
Q.6 あったら活用してみたい転職サービス・機能は?
「自分に向いている仕事が分かる適職診断」(57.4%)や「自分と同じ経歴の人がどのような企業に転職したか分かる機能」(50.5%)など、企業や職種選定に関するサービスに注目が集まりました。また、「選考不通過の本当の理由が分かるサービス」(49.5%)も半数近い人が興味を持っています。
その他、「募集内容と実際の真偽を教えてくれるサービス(40代/営業系/東京都)」、「何件の応募があり、1次面接に何%の人が進み、最終面接で何%の確率で受かるかなどの具体的な数字がわかる機能(30代/事務・経理・人事系/千葉県)」、「企業の働いてみないと分からないところが分かるサービス(30代/営業系/福岡県)」「環境問題に貢献できる仕事だけを集めたサイト(20代/事務・経理・人事系/東京都)」などの意見もあがりました。
さまざまな手法や支援・サービスがある転職活動。自分にあった進め方を見つけて、理想の転職を実現してくださいね。
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