【驚愕】オンライン面接で珍事件。転職者が暴露する人事・採用担当のあり得ない行動

リモートワークやオンラインコミュニケーションが普及し、中途採用の面接も会社に直接足を運ぶ対面型から、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsといったツールを用いたオンライン型にシフトする会社が増えています。
しかし、時にはオンライン面接ゆえのトラブルや、うっかりミスを人事・採用担当が犯してしまうことも!?
もしもオンライン面接の場で「あり得ない」と思うような対応をされた時には、どうすればいいのでしょうか? 20~30代の働く女性100人に、過去のオンライン面接体験について聞いてみました。
Q.1 あなたはこれまでに、オンライン面接を受けたことがありますか?

20~30代の働く女性のうち、オンライン面接を受けたことが「ある」と回答したのは44%。
わずかに「ない」(56%)が上回るものの、約半数の女性が過去にオンライン面接を経験していることが分かりました。採用面接のオンライン化が進んでいる様子が伺えます。
Q.2 オンライン面接で、人事・採用担当の行動に「ありえない」と思ったことはありますか?

オンライン面接を受けたことがある女性のうち、4割を超える人が人事や採用担当者に対して「ありえない」と感じた経験があることが判明。
オンライン面接ならではの「ありえない」体験談も聞かせてもらいました。
・約束の時間を過ぎても採用担当が現れず、面接に必要なイヤホンを忘れたなど、開始が5分ほど遅れました。こちらのシステムに異常があるのかも分からなかったので、非常に不安でした(29歳/医療事務)
・約束の時間を守ってくれず、そのまま音信不通になりました(25歳/エンジニア)
・オンライン会議のツールを使いこなせていなくて、もたついたため、開始時間が遅れました(36歳/一般事務)
・約束の時間になったので待機していたら、他の人の面接中に許可されて、別の候補者の面接に入り込むようなかたちになってしまった(34歳/一般事務)
・面接官が電車のホームのような喧騒の中から面接をしてきた(23歳/営業)
・恐らくカメラに映っていないと思っていたのか、こちらが話してる間、ひざのあたりでペン回しをしていた(29歳/総合事務)
・面接中にも関わらず後ろから笑い声がずっと聞こえてくるし、音は途切れるしで面接する気あるのか? と疑問に思った(28歳/医療事務)
・画面が暗く、表情が分かりづらかった(28歳/営業)
・目を見て話さない=画面を見て話さない。コミュニケーションもうまく取れず、何を言っているかもよく分かりませんでした。(36歳/IT・Web関連職)
・こちらの部屋の雰囲気を聞いてきました(23歳/看護師)
・音声が切れておらず、つながったままの状態で「あーハズレだ。ブスかよ」と言っているのが聞こえてきた(33歳/一般事務)
多く見られたのは「開始時間に遅れてくる」という遅刻系や、「後ろがうるさい」といった相手の環境面に関するエピソードでした。
また、中にはミュートを忘れた人事の悪口が聞こえてきてしまうという、オンライン面接ならではのエピソードも……。怒りが込み上げてきそうなシチュエーションです。
では、オンライン面接で「あり得ない」経験をした時に、転職者の女性たちはどのような対応をとったのでしょうか?

・人事・採用担当が常識のない行動をすることが微妙だと感じ、入社を断った(28歳/営業)
・転職サイトを運営する企業に、面接の場で起こった出来事を報告しました(25歳/エンジニア)
・こちらは静かな環境を整えて臨んでいるのにと憤りながらも、それを隠して笑顔で対応しました。聞き取れないところは丁寧な言葉遣いで聞き返しました(23歳/営業)
・何事もなく笑顔でスルー。採用担当の後ろから笑い声が聞こえていても、何も聞こえていないていでやり過ごした(28歳/医療事務)
主に挙げられたのは「内定を辞退する」「こちらは冷静に対処する」の2パターン。不信感を持った企業に入社するリスクは、できることなら避けたいところですね。
また、「採用担当が、自分の部屋の雰囲気を聞いてきた」と回答した女性は「自分の部屋ではなく、職場の空き部屋を借りているととっさに答えた(23歳/看護師)」とのこと。
まだまだ採用シーンで取り入れるようになって間もないオンライン面接。企業・転職者の双方が不慣れのために、意図しないトラブルが起こることもあるかもしれません。
しかし、通信不良や操作ミスといったやむを得ない事態と、常識的に考えて「あり得ない」トラブルとでは別問題。
つい面接=選考される場と考えてしまいがちな採用面接ですが、転職者にも企業を選ぶ権利はあります。もしも「あり得ない」と思う人事・採用担当に出会ったら、本当にその企業に入社すべきか、考え直す機会にしてみてくださいね。
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文/秋元祐香里 編集/栗原千明(ともに編集部)