友達のフリをした敵「フレネミー」が厄介! 働く女性の実体験にみる効果的な対処法

「フレネミー」という言葉を聞いたことはありますか?
フレンド(友達)とエネミー(敵)を組み合わせた造語で、「友達のフリをした敵」のことを言います。
表面上は仲の良い友達なのに、実は裏では足を引っ張ろうとしていたり、陥れようとしていたり……。
そんなフレネミーが周りにいるかどうか、20~30代の働く女性たちに調査してみたところ、約半数の人が「いる」と回答しました。
Q.1 あなたの周りにフレネミーはいますか?

では、働く女性たちを取り巻く「フレネミー」とはどのような人たちなのでしょうか。
「新卒の同期みんなで仲良くしていたのに、裏では他の同期に『あの子、性格悪いって噂だよ』などと周りに言っていた」(25歳/看護師)
「一緒に頑張ろうねと励まし合いながら仕事をしていた同期が、裏で上司に『あの子の媚の売り方すごいですよね』と言っていた」(20歳/食品関係)
「表面上は感じ良く接してくる友人が『あのブスないわ』と陰口を言っているのを聞いてしまった」(25歳/営業職)
「職場でいつも親身になって話を聞いてくれる先輩を信用して、プライベートの深い話を相談したのに、それを他の人達に言いふらしていた。話も大袈裟に膨らませていて、話のネタにされていたみたいです」(31歳/看護師)
「親身に悩みを聞いてくれる友人がいたが、裏で共通の友人に内容を話し、二人で私のことをバカにしていた」(39歳/作業員)
「快く『育休、いってらっしゃい!』と送り出してくれたのに、育休明けに復帰したら『仕事あるの?』という態度をされた」(34歳/営業職)
「2人でいるときは親身に話を聞いてくれるけれど、誰か私をいじってくる人が1人加わるとたちまち一緒になって私をいじってきた」(33歳/教員)
「グループでいる時は、絶対に悪口や人のダメ出しはしないのに、2人っきりになると、突然人が変わったかのように友人のことを悪く言い始める」(30歳/一般事務)
「男性がいると、私のことを『こういう女の子らしい体型がよかったなぁ。私、食べても食べても太らないからうらやましい!』と人を使って自分をアピールしてくる」(34歳/一般事務)
「普段同じ業務をしていて、よく愚痴を言い合っている同期が、ある特別な業務の担当に選ばれた。自分が選ばれた理由を『即戦力になる人が必要だったから私が選ばれた』と選ばれなかった私に言ってきた」(35歳/事務)
「『親友だよね』といつも言ってくるのに、私が結婚したり出産したりすると、そのたびにマウントをとってこようとする」(34歳/企画職)
最も多かったのは、表面上は仲良くしているのに陰で悪口を言ったり、秘密をバラしたりしているケース。
また、一緒にいる人たちによって態度を豹変させたり、さりげなくマウントを取ってきたりと、さまざまなかたちで働く女性たちを困らせていることが分かります。
フレネミーの存在は、エスカレートすると風評被害や職場環境の悪化にもつながりかねません。心身共に健全に働くためにも、早めに対策しておきたいところ。
そこで、フレネミーにどのように対処したのかを聞いたところ、以下のような結果になりました。
Q2 フレネミーにどう対処しましたか?

※複数回答可
「距離を取った」が最も多く、約4割を占めました。
「連絡を取るのを辞めた」が第2位、「愚痴や悩みを言わないようにした」が第4位に続くことからも、意識的に関わりを断つという解決策を取っている人が多そうです。
「徐々にフレネミーと距離を取り、別の人と仲良くするようになったら、私以外にもフレネミーの被害にあってる人がいて、私のせいじゃなかったんだと思えた」(28歳/法律事務)
「私に興味を失ったのか他の友達をターゲットにしていた」(39歳/作業員)
「距離を自分から取ったことで関係も薄くなり、気にならなくなった」(24歳/営業職)
「スルー、無反応で対応しているため、面白くなさそうにしている」(34歳/営業事務)
「仕事上の関係なので、業務上でのやり取り以外で関わるのをやめたことで特に害はなくなった」(26歳/総務)
「『そんな友達いらない』と割り切ったことで、かえってすっきりした」(26歳/営業職)
「注意しても反省してくれなかったので、友人関係をやめた。それからは、新しい友達を作って新しい交友関係を築くようにした」(26歳/営業職)
何かしら対策をしたことによって、フレネミーによる被害が小さくなったという回答が多く集まりました。
一方、第3位の「特に何もしていない」人たちの回答を見ると、「特に変化がない」「行動がエスカレートした」という内容が目立ちます。
「特に何もしていないため、変わっていない」(39歳/看護師)
「特に何もしていないので変化はないけれど、受け流して気にしないようにしている」(28歳/接客・サービス業)
「特に対応しなかったことをいいことに、行動がエスカレートした」(37歳/営業職)
フレネミーは放っておくよりも、意識的に少しずつ離れていくことで、自分への興味を失わせる、手ごたえを感じられないようにしていくのが効果的なようです。
うまく関係性を切れない場合は、信頼できる友人や上司に相談してみるのも一つの手。
実は苦しんでいるのは自分だけではないことが分かったり、周囲から注意してもらえたりということも期待できるかもしれません。
実際に「友達経由で注意してもらったら、被害がなくなった」(23歳/製造業)という人もいました。
健やかに長く働き続けていくことをおびやかしかねないフレネミー。
「関わりたくない」という意思表示をしたり、距離を取ったりと、早めに対処していきましょう。
【調査概要】
●調査方法:20~39歳の女性へのWebアンケート(クラウドワークス)
●調査期間:2024年2月6日~2024年2月9日
●有効回答者数:100名
文/光谷麻里(編集部)
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