27 SEP/2024

20代で「やりたい仕事」ができる人は何が違う? 女性たちの体験談に学ぶ、三つの準備

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横川デジタル プロフィール

いつかは「やりたいこと」を仕事にしたいと思う人は多いかもしれない。

でも「いつか」っていつだろう? どうすればその「いつか」は来るの?

やりたい仕事ができる自分になるためには、どんなアクションを取ればいいのか。

そのヒントを与えてくれたのは、計測技術や制御システムでGlobal Big 6の一翼を担う大手電機メーカー・横河電機から独立したDXコンサルティング企業、横河デジタルで働く3人の女性たちだ。

「満足のいく仕事ができている」という彼女たちの話を聞くと、「いつか」を引き寄せるヒントが見えてきた。

林さん

DX/ITコンサルティング事業本部 AIコンサルティング部 AI研究開発グループ
データサイエンティスト
林 艶艶(りん・えんえん)さん

2018年に横河電機に入社しソフトウエア開発に従事。19年頃よりAI技術の研究開発をはじめ、製造業向けのAIデータ解析業務に携わる。現職では、現場から経営レベルまで幅広く課題解決する新しいAI技術の応用研究に従事。同時に、AI技術を利用する顧客に寄り添い、課題解決のデリバリーを支援

山崎さん

OTコンサルティング事業本部 生産情報ソリューション部 業務改善グループ
コンサルタント
山崎千尋さん

2013年に横河電機に入社後、制御・プラント情報・製造実行などの複数のエンジニア部署を経験。現職では、生産現場の業務改善、製造実行エリアを主としたシステム導入、工場の全体最適・課題解決のコンサルティングに従事

横川さん

OTコンサルティング事業本部 制御ソリューション部 操業課題改善グループ
コンサルタント
横山涼子さん

2017年に横河電機に入社後、工場の操業全体を担うオペレーションテクノロジー(OT)のコンサルティングを担う現事業部に配属。プロセスデータの解析やヒアリングの結果に基づき、PID制御、モデル予測制御などを中心として顧客の操業改善コンサルティングに従事

「最初からやりたいことをやる」が最短距離とは限らない

編集部

まず、皆さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

山崎

私は2013年に横河電機に新卒入社し、エンジニアの部署に配属になりました。3年ほど経験した後に現在の部署に移り、今は業務改善コンサルティングを担当しています。

クライアントの工場が抱える課題を整理し、業務改善に向けたDXソリューションを提案することがミッションです。

横山

私は2017年に新卒で入社して以来、お客さまの「製造プロセスの効率化」に特化したコンサルティングを担当しています。

提案段階から実際に運用するフェーズまで、お客さまと一緒に進めていくポジションなので、山崎さんよりも現場に近いコンサルタントですね。

私は2018年にソフトウエアエンジニアとして横河電機に入社しました。現在はAIコンサルタントとして、AIを使ってお客さまの課題を解決に導くコンサルティングを行っています。

AIに関する仕事がしたいと思っていたので、希望通りで毎日充実しています。

山崎

私も、今は希望がかなっていますね。

横山

私もです。お客さまと二人三脚で課題を解決していけるのは楽しいですよね。

「横河デジタルは、情報を取り扱うITシステムだけでなく、工場の操業全体を担うオペレーションテクノロジー(OT)にも強みを持っています。IT・OTを融合させたコンサルティングでDXを支援していけるのは当社の強みですし、やりがいでもあります」と横山さん

「横河デジタルは、情報を取り扱うITシステムだけでなく、工場の操業全体を担うオペレーションテクノロジー(OT)にも強みを持っています。IT・OTを融合させたコンサルティングでDXを支援していけるのは当社の強みですし、やりがいでもあります」と横山さん

編集部

皆さん、やりたい仕事ができているんですね。

山崎さんはもともと営業志望だったとのことですが、最初の配属がエンジニアだったことに不満はなかったのでしょうか?

山崎

それは特にないですね。

入社時からお客さまと接する仕事がしたいと思っていたのですが、それを人事に伝えたところ「まずは現場を知った方がアドバンテージになる」って言われて、エンジニアからキャリアをスタートさせたんです。

今は新卒でコンサルティング職に配属されるケースもありますが、当時はこういった理由から、「まずは現場を経験しておこう」という方針がとられるケースも多かったですね。

編集部

今コンサルタントとして働く中で、アドバンテージを感じますか?

山崎

そうですね。やっぱり現場のことを知っていればいるほどお客さまに寄り添った課題解決ができるので、エンジニア時代の経験は役立っています。

編集部

林さん、横山さんはいかがですか?

私は、今AIコンサルタントとして働いていますが、ファーストキャリアはソフトウエアエンジニアでした。

もともとエンジニアの部署でインターンをしていて、雰囲気の良さと長く働けそうな環境面に引かれて入社したので、当時は「この仕事がしたい」という強い意志があったわけではなくて。

エンジニアとして働く中でAIに興味が湧いて、AI関連のプロジェクトに参加したいと手を挙げたらチャレンジさせてもらえたんです。それが、今の仕事にたどり着くきっかけになりました。

インタビューに答える林さん
編集部

働き始めてから、やりたいことが見つかったんですね。

横山

私は入社時から操業改善コンサルティングを手掛けていますが、最初はシステムを作る側の仕事がしたかったんです。

でも、ただ「作りたい」という気持ちではお客さまが本当に求めるシステムにはなりません。新卒で顧客視点がない私に「まずはコンサルタントとしてお客さまの業務を知ることから始めてはどうだろう」と提案してくれました。

編集部

そうだったんですね。でも今は、「やりたいことができている」と感じているんですよね?

横山

そうなんです。もともと私がパッケージ開発をやりたかったのは、お客さまが手軽に使えるシステムを作って、業務の効率化に役立ちたいと思っていたから。

でも今コンサルタントとしてお客さまの業務を間近で見ていて、システムを作るだけで課題が解決できるわけではないことが分かったし、お客さまと一緒にベストな方法を考えていくことにやりがいを感じています。

横山

私がやりたかったのは「開発すること」ではなく、お客さまの課題を解決することだったんだなって気付いたんですよね。開発はそのためのアプローチの一つに過ぎなかったんだなと。

なのでこれからも現在の部署でお客さまのためにできることをやっていきたいですね。

20代の行動がキャリアの選択肢を広げた

編集部

皆さんがやりたいことを仕事にできているのはなぜだと思いますか?

山崎

入社時だけでなく、日頃から自分のやりたいことを口にしていたからかな。「この人はこれをやりたいんだ」といろんな人に知っておいてもらうと、ポストが空いた時に思い出してもらいやすいんですよね。

社内で横のつながりをつくっておくと、よりチャンスが広がる気がします。

また、人事面談で「何年後にはこんな仕事がしたい」と具体的な意見を伝えていたことで、希望をかなえやすい道筋を考えてもらえたように思います。

インタビューに答える山崎さん

私はチャンスがあったら、取りあえず「やってみる」ことを大切にしてきました。

AI関連のプロジェクトが始まった時に、本業であるソフトウエア開発の業務と並行しながらでも「やってみたい」と手を挙げたからこそ、今心からやりたいと思うことを本業にできているなと思います。

自分の実力でできるか不安はあったのですが、思い切ってチャレンジしてみてよかったです。

山崎

確かに、私も「エンジニアはやりたいことじゃない」などとえり好みせずに、取りあえずやってみたのが良かったかもしれない。

まずやってみて、そこで求められることを全力で頑張ることが、自分が求める道につながっていくこともある気がします。

横山

それは私も同じですね。会社は私よりも広い視野で見て「これを経験すると今後のキャリアに良い」と提案してくれているので、それに乗っかって挑戦したことで、今心からやりたいと思える仕事ができているのかなと。

これは全員が共通してやっていたことかもね。

インタビューに答える林さん
横山

あとは、業務に直接役立たなかったり、関係ないと思ったりすることでも、幅広く知識を身に付けることも大切ですよね。いざチャンスが巡ってきた時に何が武器になるか分からないので。

仕事に直接的に必要な知識は自然と身に付きますが、そうでない知識は自分で積極的に取りに行くしかありません。

今全社的にAIが推進されているので、私は会社のeラーニング講座でAIの勉強もしています。

山崎

知識だけでなく、いろいろな人の思考法を吸収しておくことも後々役立つと思います。

それぞれが行動したことも「やりたい仕事」ができるようになった要因ですが、会社がそれをバックアップしてくれたのも大きいなと思います。

エンジニアには最新技術の勉強が欠かせませんが、新しい知識を得る機会を提供してもらえるのはありがたいです。

私は海外で行われているAIの国際学会に行かせてもらったことがあるんですが、とても勉強になりました。

横山

普段の仕事の中でもスキルアップのサポートが手厚いですよね。

経験豊富な先輩が丁寧に指導してくれるのはもちろん、さまざまな専門性を持つ人たちや、他部署の人、お客さまなどいろいろな人たちとコミュニケーションを取る中で、常に学びがあります。

山崎

キャリア支援の制度も、一人一人の希望をかなえやすいように工夫されていますよ。

インタビューに答える皆さん

キャリアチェンジを支援する社内公募制度では、事前に上司の承諾をとらなくてもグループ横断で誰でも応募することができるそう。こういった制度のあり方にも、個人の意見を尊重しようという会社の姿勢が表れている。

仕事もプライベートも、理想を追い求めるのは欲張りじゃない

編集部

皆さんは今納得できるキャリアを歩めていると思いますが、将来についてはどう考えていますか?

今後はリーダーを目指していきたいです。私の部署は部長も課長も女性なんですが、お二人とも子育てをしながら常に新しい技術を勉強しています。

私も子どもがいるのですが、上司たちのようにプライベートを大切にしながらもキャリアアップを続けていきたいです。

編集部

ロールモデルになる女性が近くにいるのは、将来のイメージが付いていいですね。

そうですね。また、横河デジタルはフレックスやリモートワークといった制度面も充実しているので、理想の働き方ができるイメージが湧きます。

横山

私も今の部署で、リーダーを目指していきたいです。

林さんと同じく、仕事一辺倒にはなりたくないなとも思っていて。私の上司はメンバーたちがきちんと休めるように配慮してくれるので、私もそんなリーダーになりたい。

横河デジタルは休むことも大切にする風土がありますよね。

私が入社する前から男性も当たり前のように育休を取得していましたし、有休もどんどん取ろうというカルチャー。

そんな風土の中で、リーダー自らが率先して休んでいるからこそ、プライベートも大切にしながらキャリアを積んでいけるイメージが湧きます。

山崎

私も2人と同じくリーダーを目指しています。仕事だけにまい進せずに、オンもオフも充実させたいという思いも一緒です。

ワークとライフのどちらかに偏らざるを得ない時代ではなくなってきていると思うので、どちらの充実も諦めたくない。

将来リーダーになったときに、私自身がそれを体現して、背中で見せていけるといいなと思っています。

インタビューに答える皆さん

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取材・文/一本麻衣 撮影/小黒冴夏 編集/光谷麻里(編集部)