仲里依紗、芳根京子、松本梨香、HARUKA……人気有名人が実践する「ポジティブマインド」のつくり方

HARUKAさん

仕事で嫌なことがあった、プライベートがなかなかうまくいかない……。そんな時、誰だってネガティブになってしまうものですが、いつまでも落ち込んでばかりもいられないはず。

そこで今回は、過去にWoman typeに掲載した人気インタビュー記事の中から、仲里依紗さん、芳根京子さん、松本梨香さん、HARUKAさんが語った「ポジティブマインド」のつくり方についてピックアップしてお届けします。

私たちと同じように悩み、乗り越えてきた4人の有名人。彼女たちの言葉から、心が軽くなるような「ポジティブマインド」を学び、落ち込んだ気持ちを切り替えていきましょう!

仲里依紗「終われば結局、笑い話になる」

仲里依紗

医療ドラマから時代劇まで幅広い作品に出演し、自身のイメージを大胆に変えながら多彩な役を演じてきた仲里依紗さん。苦手な役もあるけれど、「とにかくやって、終わらせる」ことで自信をつけ、乗り越えることができると明るく語ってくれました。

仲さん

もちろん『キツイな』って思う仕事はありますよ。やりながらつらい、もうやりたくないと思っているときもあります。でも、やります。とにかくやるんです。

だって、どんな仕事でもやれば終わるし、やらなきゃ終わらないですから。

やる前のハードルが高い仕事ほど、やり終えた時の充足感や得られる自信も大きいもの。その実感を貯めてきたことが、苦手な仕事に挑む勇気や乗り越える気力を支えているようです。

仲さん

仕事から逃げることって、マジで簡単。でも逃げると後悔したり、ずっと引きずったりすると思うんです。

だからそこにけりをつけるというか、まず勝負に出なきゃ何も始まらないぞって感じですね。

すごく大変だったことも、過ぎてしまえば楽しんで話していることってありませんか?『あの時、マジやばかったよね』なんて笑い話にしてる。結局、笑って喋ってるんじゃんって思えば、やることのハードルも下がっていくように感じます。

仲里依紗「まずは打席に立ってみる」嫌な仕事もポジティブ転換できるギャルマインドの秘訣 https://woman-type.jp/wt/feature/38117/
仲里依紗「まずは打席に立ってみる」嫌な仕事もポジティブ転換できるギャルマインドの秘訣

芳根京子「できないことでも、とにかく楽しむ」

芳根京子

10代で芸能界デビューを果たしてから、もうキャリアは10年以上。俳優の芳根京子さんが20代前半の頃に抱えていたのは、「今の仕事は、自分に向いていないのではないか」「仕事を辞めた方がいいのかもしれない」という迷い。

もがき苦しんだ時期を乗り越え、今は「演じる仕事が大好き」と笑顔を見せる芳根さん。なぜ「向いていない」と思った仕事を、「大好き」だと前向きに捉えられるようになったのでしょうか? そこには、芳根さんが仕事をする上で心に決めていることがありました。

芳根さん

とにかく楽しもうとすること。仕事柄、やったことのないことに挑戦する機会は結構多いんですね。

そんなときはいつも「楽しんだ者勝ちだ!」と考えるようにしていて。もともと好奇心旺盛というか、あまり食わず嫌いのない性格なんです。

だから、何でもやってみること自体は大好き。できないこともたくさんあるけど、その中にちょっとした楽しみを見つける工夫をする。

できないことを楽しめる、というのは大事なことのような気がします。

【芳根京子】仕事を辞めるか本気で悩んだ過去も…「仕事の向き不向きは自分で決めるものじゃない」と断言する理由 https://woman-type.jp/wt/feature/38092/
【芳根京子】仕事を辞めるか本気で悩んだ過去も…「仕事の向き不向きは自分で決めるものじゃない」と断言する理由

松本梨香「あえて無駄なことをする時間をつくる」

松本梨香

アニメ『ポケットモンスター』のサトシ役を代表に、エンターテインメントの第一線で走り続けている松本梨香さん。いつもニコニコ明るいパブリックイメージそのままに、彼女が貫いてきたのは「常に“ご機嫌な自分”でいる」ことだといいます。

長いキャリアの中では立ち直れないほどつらいことも、傷つくこともあったはず。それでも「ご機嫌な自分」で仕事に向き合い続けられるのはなぜなのでしょうか?

松本さん

嫌なことがあったら、まずその場を離れて「無駄なことをする時間」をつくるようにしています。

コメディ映画を見たりお風呂に入ったり、大好きな飼い犬と思いっきり遊んだり。自分が吹き替えを担当したアニメや映画を見て、元気を出すこともあります。

過去の仕事には元気で頑張っている自分がいるし、画面越しに自分の好きな自分と会える。それを見ているうちに、子どもたちからもらった応援の言葉を思い出し「よし、また頑張ろう!」と思えるようになるんです。そうやって時が経つと、抱えていたモヤモヤも晴れていきます。

「私は松本梨香になるために生まれてきた」エンタメ界のレジェンドが常に“ご機嫌でポジティブな自分”を貫けるワケ https://woman-type.jp/wt/feature/35124/
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HARUKA「損得勘定で仕事をとらえない」

HARUKAさん

国内外のクラブやフェスでパフォーマンスを披露してイベントを盛り上げるダンスパフォーマンス集団、『CYBERJAPAN DANCERS』のメンバー、HARUKAさん。

バラエティー番組やスポーツエンタメ番組への出演も続き、活動の幅を広げている彼女が語るのは、「畑違いの仕事を楽しむ」上で大切なスタンスです。

HARUKAさん

「こんなの私の仕事じゃない」とか「何で私が」って思いながらやっている仕事って、自分自身も楽しめないし、得られるものが少ないと気付いて。

損得勘定で仕事をとらえてしまうと、逆に将来のためにならないなと学びました。

だから、私のスタンスはやっぱり「何でもとりあえずやってみる」「求められたら、ちゃんと返す」ということ。

これをしっかりやっていくと、自分自身もずっと仕事を楽しんでいられるんですよ。

元事務職ダンサーHARUKAが『SASUKE』初チャレンジ「損得勘定で仕事してたら、挑戦の機会はやってこない」【CYBERJAPAN DANCERS】 https://woman-type.jp/wt/feature/37645/
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