仲里依紗「人生楽しくて仕方ない」仕事もプライベートも全力で愛すハッピーな仕事論

俳優として第一線で活躍しながら、自身のYouTubeチャンネルでは飾らない姿を見せ人気を博す仲里依紗さん。最近ではファッションブランドのプロデュースを手掛けるなど、マルチな才能を発揮し続けています。
そんな超多忙な中でも、常にパワフルでポジティブなオーラを放つ仲さんは、どのように日々の仕事と向き合っているのでしょうか?
4月13日(日)放送の「情熱大陸」でも特集が組まれている彼女。以前、Womantypeに登場してくれたインタビューの中から、前向き過ぎる仕事論を紹介します。

仲 里依紗(なか・りいさ)さん
1989年10月18日生まれ。長崎県出身。2006年、劇場版アニメ『時をかける少女』でヒロインの声を務め、高い評価を受け話題に。近年の出演作はNHKドラマ10『大奥』、Netflixシリーズ『離婚しようよ』、TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』など。2024年秋から放送中の連続テレビ小説『おむすび』では主人公の姉役で出演。2020年4月に開設したYouTubeチャンネル「仲里依紗です。」も好評 Instagram/X/TikTok
「オンもオフもない」人生を楽しむことが仕事の原動力
仲さんの活躍の根底にあるのは、「人生を楽しむ」というパワフルな姿勢。仕事とプライベートを明確に分けるのではなく、どちらも全力で楽しむことが、彼女のエネルギーの源となっています。
私、オンもオフもないんですよ。TikTok見ながら寝落ちしちゃう自分も、『大奥』で真面目な顔して仕事をしている自分も、私からするとどっちも同じなんですよね。
真面目な役や難しい役を演じている時も、合間ではしゃべってるし、「これが終わったらご褒美だ~」とか考えてたら楽しくなってきちゃいます。
そこは撮影もYouTubeも関係なくって。いつでもとにかくしゃべって、涙が出るくらい笑い転げてる。もう、人生が楽しくて仕方ないです。
どんな状況でも「楽しさ」を見つけ、全力で向き合う。その姿勢が、困難な状況さえも乗り越える力になっているようです。
やっぱり自分が人生そのものを楽しむつもりでいたら、仕事も楽しくこなせると思います。
自分が心から楽しんでいないと、見てる方にも伝わっちゃうし、続かないですよね。楽しくないことはやりたくないし、それを楽しそうにやるのって、ウソになるから。
苦手な仕事も「まず打席に立つ」ギャルマインド
常に楽しさを追求する仲さんですが、もちろん苦手な仕事や「キツイな」と感じることもあるとか。しかし、そんな時でも彼女を支えるのはポジティブなマインドです。
もちろん『キツイな』って思う仕事はありますよ。やりながらつらい、もうやりたくないと思っているときもあります。
でも、やります。とにかくやるんです。だって、どんな仕事でもやれば終わるし、やらなきゃ終わらないですから。

苦手なことから逃げるのではなく、「まず打席に立ってみる」こと。それが仲さんのスタイルです。
最初に嫌だと思っていた仕事でも、乗り越えたら自分に自信がつくと思うんですよね。乗り越えた自分、マジでかっこいいじゃん!って。これができたなら敵なしだって思えるんですよ。
あと、すごく大変だったことも、過ぎてしまえば楽しんで話していることってありませんか?「あの時、マジやばかったよね」なんて笑い話にしてる。結局、笑って喋ってるんじゃんって思えば、やることのハードルも下がっていくように感じます。
大変な経験も、乗り越えれば自信となり、笑い話になる。そう捉えることで、困難な仕事にも前向きに取り組むことができるようです。
「自分らしさ」を貫くためのヒント

常に自分らしく、ハッピーに前向きな彼女。しかし同時に、「みんなが無理に“自分らしさ”を追求する必要はない」とも話します。
多分、『自分らしく』っていうこと自体が、この時代の押し付けだと思うんですよ。その言葉をすごく重く感じる人もいるのかなって。
別に皆が持たなきゃいけないわけじゃないし、「そういうのマジで暑苦しい」っていう人も絶対いるだろうし。でも、別にそう思うことを変える必要なんてないと思いますよ。
大切なのは、他人と比較したり、無理に型にはまろうとしたりするのではなく、自分の感覚に素直でいること。
仕事でも、自分が楽しく過ごすために、苦手な仕事は苦手って言っていいと思うんです。その仕事が好きな人に回せばいい。それがめっちゃ好きな人って、絶対いますから。
私は、自分がしたいことをしてるだけ。ギャルのセレブとして長生きしたいっていう人生のテーマがあるから、仕事を頑張ってるだけです。
みんな、自分の好きなように生きてほしいなと思います。
自分の「好き」や「やりたいこと」を大切にし、苦手なことは素直に認め、周りと協力していく。そんな柔軟さが、彼女らしい輝きにつながっているのかもしれません。
明日へのエネルギーをくれる仲里依紗の仕事論

「人生を楽しむ」「オンオフを意識しない」「苦手なこともまずやってみる」「自分に素直でいる」。
仲里依紗さんの言葉から見えてくるのは、毎日を「楽しく働く」ためのヒントでした。
仕事で壁にぶつかった時、日々の忙しさに追われて自分を見失いそうな時。彼女の言葉を思い出してみると、「まあ、なんとかなるか!」と前向きな気持ちになれるはずです。
文/Womantype編集部