SNSでヒット中!人気漫画家・イラストレーターたちのキャリアヒストリー【もずく、海原こうめ、白目みさえ、なおにゃん】

今回は、過去にWoman typeでインタビューを行った人気漫画家・イラストレーターのもずくさん、海原こうめさん、白目みさえさん、なおにゃんさんのキャリアヒストリーを紹介します。
もずくさん:会社員歴10年、共感求めてSNS漫画を描き始めて起きた変化

SNSを開けば、今日もどこかで誰かが「仕事がつらい」とつぶやいている。
そんな「仕事がつらいけれど、頑張って働いている」人たちの気持ちを、クスっと笑える4コマ漫画で表現し、SNSで多くの女性たちから共感を集めているのは、アラサーの現役会社員であり、漫画家でもあるもずくさん。
「私はきっと労働に向いてないんです」と笑うもずくさんだが、新卒の頃からもう10年も会社員として働き続けています。
彼女が「がんばってはたらく」を続けられるのはなぜなのでしょうか。
白目みさえ:「心理カウンセラーも漫画家も」辞めずにいられる理由

昼間は精神科に勤務する心理カウンセラーで、夜は漫画家。年子の小学生姉妹を育てる母でもある白目みさえさん。
カウンセラーの日常を綴る『白目むきながら心理カウンセラーやってます』(竹書房)や、母親目線で育児のドタバタを描く『子育てしてたら白目になりました』(KADOKAWA)などのコミックエッセイが話題となり、子育て世代の女性を中心に共感を呼んでいます。
白目さんが心理カウンセラーと漫画家の仕事を本格的に両立し始めたのは、今から約4年前。
二つの仕事を掛け持ちしながら子育てをする毎日は、白目をむいてしまうくらい忙しいこともあるけれど、「精神的につらいと思ったことはない」のだそう。
「完璧なんかじゃないし、うまくいかないこともたくさんあるけど、子育てしながら思い切り働けることがすごく楽しい」と話す白目さん。そんなふうに朗らかな自分を保っていられる秘訣を聞いてみました。
海原こうめ:お金も時間も費やした「不妊治療をやめる決断」で得たもの

不妊治療にまつわる体験を赤裸々につづった人気ブログ「妊活は忍活?! アラフォー不妊治療体験記」をもとに、『私が不妊治療をやめたわけ』(イースト・プレス)を出版した漫画家・海原こうめさん。
36歳で「なし崩し的に」始まった不妊治療は5年間におよび、その間にはキャリアチェンジや夫婦の葛藤など、さまざまな壁を乗り越えてきたことを取材では明かしてくれました。
不妊治療をやめる決断をしたからこそ得たもの、「仕事」をしていたことが彼女に与えた影響など、妊活と仕事の両立について聞きました。
なおにゃん:休職2回・脱サラ経験して分かった「苦じゃない仕事」の見つけ方

「100年後にはみんな死んでるから 気にしなくていっか~」
「他人なんて幻だし 自分にできることを 淡々とやろう~」
ゆるい動物イラストに見た人の心を和ませるメッセージを添え、InstagramやXなどのSNSで発信を続けるイラストレーターのなおにゃんさん。
うつ経験者ならではの視点や「生きづらさ」の解消につながる考え方を伝える投稿が共感を集め、SNSの総フォロワー数は40万人を超え(2025年2月現在)。20~30代の働く女性を中心に、絶大な人気を集めています。
現在はフリーランスの絵本作家・イラストレーターとして活動するなおにゃんさんは、元会社員。新卒で就職した出版社でうつを患い2度の休職を経験し、試行錯誤の中で現在の働き方に行き着いたそう。
第一志望の会社に入社するもうつで働けなくなり「人生のどん底」にいた状態から、どのように心地よく働ける状態を手にすることができたのでしょうか。なおにゃんさんの再生ヒストリーを聞いてみました。