「失敗が怖い」を卒業する。福原遥、川口春奈、MAYA、中村アンに学ぶ、自分を信じて挑むための思考法
「新しいことに挑戦したいけれど、失敗するのが怖い」「周りからどう見られるか気になって、一歩が踏み出せない」
キャリアの分岐点に立ったとき、期待よりも大きく膨らみがちな不安。
でも、今をときめく有名人たちも、実は同じような葛藤を抱え、自分自身を追い詰め、迷いながら進んできました。
そこで今回は、これまでWoman typeに登場した福原遥さん、川口春奈さん、NiziU MAYAさん、中村アンさんのインタビューから、挑戦を「苦しみ」ではなく「成長」に変えるためのマインドセットを紐解きます。
福原遥:「できない自分」を責めるのをやめたとき、挑戦は楽しくなる
子役から20年のキャリアを持つ福原遥さん。完璧主義で生真面目な彼女は、長年「高い理想」と「できない自分」のギャップに苦しんできました。
そんな彼女がたどり着いたのは、「できない自分」を丸ごと受け入れること。
比べる相手を他人ではなく「昨日の自分」に変え、「なんとかなる」という言葉を自分に贈る。自分への厳しさを手放したことで、新しい役柄への挑戦を心から楽しめるようになったと語ります。
理想を高く掲げすぎて、できないと「何でできないの?」と自分を責めてしまう。
目標を高く設定するのは悪いことではないけれど、自信を失って仕事を楽しめなくなってしまうのはもったいないなと、年齢を重ねるうちに感じるようになりました。
だからまずは、「できない自分」も含めて、まるごと自分を受け入れることにしたんです。
川口春奈:「明日死ぬかもしれない」から、外の評価より“後悔しない道”を選ぶ
「気にしい」な一面があり、かつては視聴率などの数字や世間の評価に悩んだという川口春奈さん。それでも彼女が挑戦の幅を広げ続けられる理由は、究極の死生観にありました。
全員に理解されなくても、信頼できる数人が味方でいてくれればいい。そう割り切り、「どう見られるか」ではなく「どう生きたいか」を優先する。
場数を踏むことで恐怖を自信に変えてきた彼女の姿は、コンフォートゾーンを出る勇気をくれます。
人間はいつか死ぬじゃないですか。もしかしたら明日死ぬかもしれない。
他人の意見は気になるけれど、そればかり気にしてやらずに後悔するくらいなら、「何を言われてもいいからやりたい」と思うんです。
全員に分かってもらえなくても、「この人たちが理解して味方でいてくれれば大丈夫」と思えるくらいの強さはあるのかもしれません。
NiziU MAYA:「正解探し」を手放し、ありのままの色で描く未来
国民的グループ・NiziUの中で「お母さん」的な役割を求められ、本当の自分を見失いかけたというMAYAさん。彼女を救ったのは、初めての絵本制作という「新しい表現の場」でした。
「しっかりしなきゃ」という力みを捨て、メンバーの支えを受け入れながら「未完成な自分」を肯定する。
「めでたしめでたし」という決まった結末を作らない彼女の生き方は、役割に縛られがちな働く女性たちの心をふっと軽くしてくれます。
答えのない“正解”を探し続けて、本当の自分は何が好きなのか、何が大切なのか分からなくなってしまった時期でもありました。
でも今思えば、そのもがいていた時期も大切な経験の一つ。
それを乗り越えて「ありのままの自分」でいることの大切さに気付けたから、あの時の迷いも無駄じゃなかったんだなって思えます。
中村アン:「仕事は憂鬱なくらいがちょうどいい」負荷を成長に変えるプロの覚悟
モデル・タレントとして確立した地位を捨て、20代後半で未経験の俳優の世界へ飛び込んだ中村アンさん。周囲から「お前、誰だよ」と思われるようなアウェーな環境を、彼女は自らの「覚悟」で乗り越えてきました。
新しい挑戦が怖いのは、それだけ本気である証拠。うまくいかない時間も含めて「自分で選んだ道だ」と腹を括る。他力本願にならず、自分の選択に責任を持つ。そのストイックな姿勢こそが、揺るぎない「自分への信頼」を築き上げているのです。
仕事って、ちょっと憂鬱なくらいがちょうどいいと思うんですよ。あまりにも楽にできてしまうと、多分、成長しないですから。
「今日これできなかったな」とか、「まだ足りないな」って思えるから、次にどうしようって考えられる。そういう引っかかりがある方が、前に進めている感じがします。
挑戦が怖いって思うのは、それだけ本気で向き合っている証拠だと思うんです。


