30代で独身だとかわいそうな女? 世間体に押しつぶされそうになったときの思考の切り替え方
30代を目前に控えた働く女性たちの心に引っ掛かっているモヤっとした悩み。わざわざ人には言わないけれど、実はみんなも同じような悩みを抱えているのかも。この連載では、働く女子応援アプリ『美女のモト』に掲載されている女性たちのお悩みを取り上げながら、アプリのプロデューサー・スミヨリ姉さんが実践してきた“ポジティブになれるエッセンス”をご紹介していきます。
まだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
わたしの周りでは、休暇中に彼と旅行に出かけてプロポーズされた、なんてロマンティックなバカンスを過ごした友人も。恋人と一緒に過ごす時間が取れる長期休暇は2人の関係性が進展しやすいタイミングのような気がしちゃいますね!
とはいえオトナになると、結婚には夢だけではなくて仕事との両立はどうするかとか、向こう数十年のライフプランとか、色々と思うところも多いもの。
『美女のモト』にも、働き女子のみなさんから投稿された「仕事と結婚(恋愛)」についての色々なお悩みが集まっています。早速見てみましょう。
毎日普通に上司からも後輩からも、部署で1人だけ独身ということ前提で話しをされて、けっこう辛いです。
結婚と仕事、両方成功させたいと思うのはワガママなのでしょうか…。
頻繁に馬鹿にされ、公衆の面前で吊るし上げられ、心が折れそうです。
アラサーにもなれば周囲に既婚者も増えてくる年代。自分が独身だと結婚している人と比べて焦ってしまうし、「じゃあ結婚する!」となると今ある環境をガラリと変えなきゃいけないんじゃないかって不安があったりして、どちらに転んでも悩みが尽きないですよね。
20代の頃は結婚願望が強かったわたしですが、仕事にのめり込むにつれて楽しさが勝るようになり、徐々に結婚への執着は薄くなっていきました。そんなわたしの気持ちとは反比例して、親や親戚、友人からの結婚へのプレッシャーは大きくなっていきました。親世代からすると、当然結婚しているであろう年齢なので、心配するのは理解できるのですが…。
付き合っていた男性から、「君には家にいて食事を作って欲しい」という女性の役割(と彼が決め付けていたこと)を求められたこともあり、そういった世間で言う“当たり前”や“常識”に押しつぶされそうになったこともありました。
でも、他人と同じように生きることが幸せな人生であるって誰が決めたのでしょうか?
「世の中で常識と言われることや、多くの人が普通だと思うことの中に、自分が当てはまらないことは山ほどあります。でも、それに従って生きたところで、良いこともなければ、それが正しいとも限りません。誰かの声ではなく、自分が幸せだな、楽しいな、と思えることに耳をすませて、それに従って生きることが一番大切です♪」(美容家・深澤亜希さん)
深澤さんのこの言葉に思わず「そうそう!」「うんうん。」と頷くわたし(笑)。
長く働いているとさまざまな人との出会いがあり、そういった出会いの中で、十人十色の生き方があることを学んできました。悩みを乗り越えて自分らしく生きている人は本当にイキイキとして見えます。
誰と結婚するのか? いつするのか? それともずっとしないでいるか? どんな人生を送るかは自分で決めるもの。その選択が世の中の常識から少し外れていてもいいんです。自分のやりたいことを軸に信じた道を進んで、「これがわたしの幸せだな」と感じられる道なのであれば。
仕事だろうと結婚(恋愛)だろうと、はたまた趣味のことであろうと、自分を信じ、幸せで楽しいな、と思えることを選んでいけば、周囲に流されない、「自分の人生」を歩むことができると思います。
もし世間の声に押しつぶされそうになったときは「それをしないとはわたしは幸せになれない?」と自分自身に問いかけてみて。
自分の心に素直に、人生を彩っていきたいですね♪
【アドバイスをくれる専門家たち】