入社2年目でマネジャー、出産後はリモートワーク。「やりたい」を全て叶える転職ができたワケ/株式会社リジョブ
今回紹介するのは、美容・ヘルスケア業界に特化した求人サイト『リジョブ』などを手掛ける株式会社リジョブで、 営業職・事務職として活躍する二人の女性のキャリア。なぜ二人は同社への転職で“理想の働き方”を実現することができたのか、その理由を探る。
営業職: 中村美奈さん
「もっと多様な経験を積み、成長したい」成長意欲が刺激された、同じ歳のマネジャーの存在
営業職として働く中村美奈さんは、現在2歳の子どもを育てるワーキングマザーだ。結婚や出産を機に安定的な働き方へシフトさせていく女性が多い中、若手社員も多く活気溢れるリジョブで働き続けることを決めた。
![株式会社リジョブ 求人メディア掲載事業グループ リテール営業Div 関東セクション](https://woman-type.jp/wt/feature/wp-content/uploads/2018/09/rijo1.jpg)
株式会社リジョブ
求人メディア事業 営業職
中村 美奈さん
新卒で人材系の会社に入社し、営業職として活躍。2年間の勤務を経て、2012年12月に株式会社リジョブ入社。16年に産休・育休を取得した後、18年に現場に復帰。現在は、千葉エリアを中心に同社初のリモート営業社員として勤務している
大学を卒業後、人材サービスを扱う企業で、営業として活躍していた中村さん。仕事にやりがいと楽しさを感じながら、「営業としてもっと成長したい」という気持ちが膨らんでいたという。そこで、入社3年目を目前に転職を決意した。
「人と話をするのが好きなので、新人の頃から自分は営業向きだなと思っていました。お客さまのニーズを汲み取り、一緒に問題を解決していく。そんな営業の仕事にやりがいも、誇りも感じていたんです。仕事が好きになればなるほど、『大手企業のクライアントを担当したり、管理職をやってみたり、もっと多くの経験を積んでみたい』と考えるようになっていました。
でも私はその時、まだ入社2年目の24歳。当時勤めていた会社は小規模でしたし、上司もだいぶ年上。その会社で大きな仕事を経験できるのはまだまだ先のことのように思えました。そこで、若いうちから経験を積むことができる会社でキャリアアップしてみたいと思うようになり、転職活動を始めたんです」
その時に出会ったのが、リジョブだ。数ある企業の中から、同社への入社を選んだ理由を、中村さんは次のように語る。
「選考を進める中で、リジョブは若いうちからさまざまな挑戦の機会を与えてくれる会社だと感じました。実際に、入社前の面談をしてくれた方が、当時の私と同じ歳のマネジャーだったんです。『新卒2年目で、管理職になれるなんて!』と、当時はとても衝撃を受けたものです。この環境でなら、確実に成長できると感じ、入社を決めました」
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実際に働き始めてみると、想像通りの成長のスピードと幅を感じることができたという。
「人材業界の営業として経験はあったものの、入社直後は分からないこともありました。でもその度に周りの同僚や上司たちに相談に乗ってもらったり、フォローしてもらいながらがむしゃらに取り組んでいったんです。
日々の営業活動を通して、大手のクライアントとお仕事をする機会も増えましたし、経営層の方々に直接提案することも多くなりました。営業としても、ビジネスパーソンとしても成長させてもらいましたね。そしてありがたいことに、入社してから2年目でマネジャーというポジションにも就かせて貰えました。
これはきっと『私、成長したいんです。マネジャーもやってみたい』と周りに話をしていたことも大きいと思っていて。自分で何かをやってみたい、と手を挙げれば、上司から『やってみなよ!』と挑戦させて貰える社風なんですよ。おかげで、産休を取るまでの間、想像以上に多くの経験をすることができました。入社前の『キャリアアップがしたい、経験を積みたい』という目標を叶えるため、上司がいつも私の意見に耳を傾けてくれていたことも大きいですね」
“ママでも営業”を叶えた「リモート営業職」という働き方
順調なキャリアを築きながら、2年前に産休・育休を取得。中村さんに2度目のキャリアの転機が訪れた。
「初めての出産。自分の復帰後のキャリアが全然想像できなかったんです。何となく、復帰後は時間の都合がつきやすい内勤の仕事をするのかなあって。大好きな営業の仕事を続けられないのはしょうがないことだと思っていました」
日頃から「営業が好き」と公言していた中村さん。そんな彼女に、上司が提案したのは社内初の「リモート営業職」という働き方だった。
「育休中に上司と面談した際に、毎日オフィスに出社しなくてもよい『リモート営業職』に挑戦してみるのはどうか、と言われて。不安な気持ちもありましたが、ママになってもやりたい仕事ができるならチャレンジしてみたい、とすぐに決断しました。当時から、子どもを育てながら営業職として長く活躍している方や、3人目の子どもを出産後復帰しているデザイナー、リモート勤務する事務職など、さまざまな働き方をしている女性がいましたが、『リモート営業職』という試みは初だったので、私としても新たな挑戦でした」
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こうして2018年6月から、中村さんのリモート営業ライフが始まった。
「週に1回は出社するのですが、その日以外は自宅からアポイント先に向かって、事務作業も自宅でしています。給与の面でも、現在働いている成果相応の給料をもらっていますし、評価の仕方だって他の社員と変わりません。
『リモートだから不便』ということは、全くありませんね。社内のチャットツールで日々コミュニケーションを取っていますし、同年代の女性も多い会社なので、周りの理解を得やすい環境なのもありがたいです」
後輩の「やりたい」を叶えるために。
働き方の多様性を伝えていきたい
リモート営業としての働き方を選んで良かった、と笑顔で話す中村さん。キャリアアップを望んだ若手時代、そして出産を経て復帰した現在を振り返り、改めてリジョブに入社してよかったと語る。
「リジョブはまだ若い会社ではありますが、社員の“やりたい”をとても尊重していて、チャレンジさせてくれます。だからこそ、私もチャレンジしたいことや自分が好きなことを、周りにちゃんと伝えることは大事だと思っています。黙っていたら何も伝わらないので、伝える努力はちゃんとしていますね。自分から言ったことは周りが全力でサポートしてくれますし、頑張っている人に対してのチャンスを惜しまない社風なので、自分のキャリアを主体的につくっていきたいと考えていた私にはピッタリでした」
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中村さんの次なる目標は「自分らしい働き方を選択したいと考える後輩の、ロールモデルになる」ことだという。
「後輩たちがママになった時に、自分の希望を諦めてしまうのではなく、どうすればやりたいことが実現できるのか考えられるようになってほしい。とはいえ私も、まだまだ模索中なんですけどね(笑)。営業職に限らず、後輩たちに新しい働き方やキャリアの道を提示できたらいいなと思っています」
事務職:高橋ちひろさん
「能動的に仕事に取り組みたい」新たなステージにチャレンジ
![株式会社リジョブ コーポレート推進室 事務職 高橋 ちひろさん](https://woman-type.jp/wt/feature/wp-content/uploads/2018/09/rejob2.png)
株式会社リジョブ
コーポレート推進室 事務職
高橋 ちひろさん
――前職と現在のお仕事を教えてください。
前職は、美容室やネイルサロンを展開している大手企業に就職し、労務を担当していました。
入社約3年が経過した頃、「受け身でなく、能動的に何かに取り組みたい」と思うようになり、あえて裁量が大きそうな中小規模の会社への転職を決意しました。
リジョブには、労務として応募をしたのですが、面接のプロセスの中で、私の志向性や適性を見極めてもらい、人事の事務職として入社することになりました。入社後は採用活動やに関わる事務全般からスタートし、現在は面接や全社イベントの企画、また新入社員の育成・マネジメントなど、幅広く仕事を任せてもらっています。
――リジョブには、事務経験者以外にも、販売職や美容業界からのキャリアチェンジの方も多いそうですね?
よりキャリアアップしたいと思っている事務経験者の方はもちろんですが、美容部員・アパレル販売・ネイリスト・セラピスト・美容師、また店長経験のある方など、未経験から事務を始める方も多くいらっしゃいます。
リジョブは、過去の経験以上に、想いや価値観を重視した採用を行っております。美容業界や販売職でのご経験がある方は、「業界に貢献したい」「業界の課題を解決したい」という想いを強くお持ちです。
今までの経験の中で得た想いや考えを、どんどん実行に移せる風土があるので、未経験からでも活躍している社員がたくさんいます。
――リジョブで事務職として働く魅力・やりがいはどのようなところですか?
事務職というと、ルーチンワークや黙々と業務をする、というイメージがありますが、弊社の事務職は、バックオフィスでありながらも、クライアント企業様や求職者、また他部署のメンバーなど、多くの人と関わる仕事が多いため、皆で1つのサービスを創り上げている実感があります。
また、入社1年目で、チームリーダーになった社員や、複数ポジションを経験している社員など、バックオフィスでありながら、キャリアの幅はとても広く、多くのチャンスがあります。
産休・育休期間を経て、時短で勤務している社員も職種問わず多いので、ライフステージに変化があっても、長く働ける安心感がある点も魅力です!
――リジョブに来てからのどのような成長ができましたか?
リジョブに入社してから多くのことを学びましたが、1つ挙げるとしたら「挑戦し続ける楽しさ」を知ることができました。
前職では、受動的な業務が多く「自らの意見を発信し、現実をより良く変えていく」経験が乏しかったため、入社当時は、正直苦労しました。それでも、挑戦し続ける中で、今では採用の事務業務のみでなく、組織づくりのための全社イベントの企画や運営、また育成・マネジメントにも携わることができており、2年前の自分では、全く想像していなかった世界にいます。
勇気をもってチャレンジして本当によかったな、と思っていますね。
――最後に、転職を考えている方々にアドバイスやエールをお願いします!
「キャリアチェンジがしたい」「もっと成長して価値ある仕事がしたい」「でも転職に自信がない……」そう思うのは、皆同じです。
現状の経験やスキルにこだわらず、自分の想い価値観を大事にし、「挑戦したい」という意志と覚悟を面接でしっかり伝えることが、これから先の将来を輝かせるための第一歩だと思います!
挑戦によって得られる結果(内定)も大事ですが、挑戦しているプロセスの中で得られる学びや成長も、とても大事だとリジョブに入社して知ることができました。
是非、この想いに共感いただけましたら、一緒にリジョブで仲間としてご活躍いただけたら嬉しいです。
取材・文/於ありさ、大室倫子(編集部)